食料自給率 〜日本と世界の比較〜


主要先進国の食料自給率

 第2次世界大戦(1945年)直後,ドイツ・イギリス・フランス・イタリア・日本・中国・朝鮮など,多くの国が食糧不足に陥りました。 その後,ほぼすべての国が自給率100%まで回復しました。
ECなど多くの国では, 2度の世界大戦などを踏まえ,食料対策をしっかりと考えています。国を挙げての政策によって, 60〜70%だった自給率が15〜20年間で100%を超えました。どのような政策を行っているのでしょう?

 FAO(国連食糧農業機関)が1996年に発表した資料では,穀物自給率は,先進国平均108%,開発途上国平均92%です(1988〜90年の平均数値)。


日本の食料自給率
日本の自給率の推移(単位:%)
 1961年に76%だった食糧自給率は年々低下し,1996年では先進国最低26%,FAO加盟126国中113番目です。 食料自給率も長期的に低下傾向をたどり,2000年は40%となっています(日本より低い国は,砂漠・赤道直下の熱帯雨林や北極圏などの国々です)。 この数値は,1993年度の大冷害を除くと過去最低の数値で,毎年さらに低下し続けています。
 海外へ異常に依存している事が分かります。日本の食料状況は危険なのです!各ヨーロッパを初め各国が食料自給率の向上に努力しています。これらの国々と対照的なのが日本です。 先進国はこぞって食糧自給率の維持・向上に向かう中,日本は低下の一途をたどっています。 参考例⇒「日本の自給率」)
国連FAO「食糧需給表」
世界の穀物自給率
オーストラリア 279%
フランス 191%
アメリカ 133%
ドイツ 126%
イギリス 112%
インド 107%
中 国 94%
北朝鮮 53%
日 本 27%
世界の穀物自給率の推移