学校協議会の記録

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第1回 学校協議会


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平成21年度 第1回 学校協議会
 
実施日時 平成21年 6月25日(木) 午後3時から
 
出席委員(敬称略)
上野昌江(大阪府立大学)、根来佐由美(大阪府立大学)、谷山優子(堺市教育委員会)、土居悟(大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター)、中條敬(児童養護施設 羽曳野荘 )、平賀健太郎(大阪教育大学)、日高直美(大阪府立羽曳野支援学校PTA)
 
1.校長挨拶

 地域に理解され、地域に開かれた教育をめざすとともに、地域の病気の子どもの支援をよりよく行っていくために様々な意見をいただきたい。また、小中学部の教科書採択についてもご報告したい。

2.各委員の紹介及び会長・副会長の選任

会長:平賀健太郎  副会長:中條敬

3.報告
(1)学校の概要及び現状について

   @本校・訪問教育

   本校・・・在籍者は、主に呼吸器・アレルギー医療センターに入院している児童生徒である。
        ・昨年の在籍者数は、中学部は毎月一定数だったが、小学部は月を追うごとに少しずつ増えてきた。
        ・地域の小・中学校と交流教育を行なっている。
訪問・・・大阪南部の病院及び退院後に自宅訪問を行う。

A労災病院分教室

・医師の異動に伴い、児童生徒数に変動がある。現在は消化器系の疾患を持つ児童生徒が増えている。

B総合医療分教室

・近年、病院の改変に伴い、入院が急性期に限られるようになってきているため、児童生徒数の減少と短期化が際立っている。

C母子保健医療センター分教室

・レスパイト入院の数が増え、転出入を繰り返す児童生徒が増えている。
・院内受検を昨年は3件行なった。

D近大堺病院分教室

・自宅からの通学生が主である。
・心身症の児童生徒が増えていて、長期のフォローが必要になってきている。
・朝から全員がそろうことは難しいが、少しでも学校に来ることができるよう支援している。

E近大附属病院分教室

・立ち上げより今年で6年目を迎えることができた。
・地域校で入・始業式を終えてから、転入することが多い。
・退院後、スムーズに前籍校に戻るため、授業の進み具合やテストなど前籍校と連携して授業を行う。

(2)本校の取り組みについて

@府立支援学校学生支援員

 今年度は2名の希望があり、毎週一回の午前中、保健室の取組みの中で活動してもらう予定。

Aおおさか元気広場推進事業土曜教室

 入院している幼児児童生徒と羽曳野荘の幼児児童を対象に、毎月1回第2土曜日に実施。夏期休業中には、プールでの活動を実施。年3回は、近隣の小学校にも参加を呼びかけている。実施に際して、大阪府立大学、四天王寺大学のボランティアサークルの協力を得ている。今年度は、サッカー指導等の外部団体の協力も得る予定。

B外来通院児童生徒への教育相談

  昨年度から、大阪府医師会学校医部会委託研究事業としても取り組んでいる。昨年は30件を越える相談件数があった。

C公開講座の予定(医療と連携して実施する。)

・はびきのセミナー:7月30日(木)「アナフィラキシーの理解と対応」
・光明池セミナー:9月26日(土) 「骨延長術って知ってますか」
・心身症セミナー:9月3日(木)、1月13日(水)「不登校を伴う心身症の子どもの理解と対応」

Dテレビ取材 アレルギー疾患の子どもの水泳指導について取材を受けている。9月放映予定
 
(3)教科用図書採択について
 本校は羽曳野市採択、分教室は堺市採択のものと同じ教科書を採択している。分教室については、堺市から入院してくる児童生徒が多いためであるが、分教室を設置している病院の所在地が堺市ではない場合があり、地域の小・中学校に戻るという当校の役割から言えば、課題である。
 
4.協議(○:質疑等 →:事務局回答)

○病院内で、入級する子としない子がいるが、どのような違いがあるのか。また、1週間でも転籍が可能なのか。

 →以前は法令上で、半年以上となっていたが、期間の制限はなくなり、1週間でも転籍を認めてもらえるようになっているが、私立の学校では復学を認めないなどの理由から本校に在籍することが困難となる場合がる。しかし近年は、復学を認める学校が増えてきたため転籍の件数が増えてきた。また、入院の短期化が進んでいることもあるので、短期間でも転籍が可能になっている。
 毎日在籍数が変動する状況だという理解が進んできている。

○4月は特に、前籍校で始業式を迎えたいという実態があるので、延べ人数で在籍者数を数える表を作成してはどうだろうか。

 →小・中学校への復学を目標としているので、4月当初には、前籍校で学級の集団や担任を決めてもらうようお願いをしている。

○2重籍を認めてもらえるといいと思うがどうだろうか?

 →修学旅行の際は、籍を前籍校に戻す場合があるが、復学のための試験的な登校時には、安全面への対応に困ることなどが考えられる。そのため、両校に籍があると、保護者も安心されると思う。
 東京では「復籍」という考えが出てきているが、制度面での整備はまだ進んでいない状況である。
 
○結核病棟の子どもに対して、以前、テレビ電話で授業を実施したケースを知ったが、今ではSkypeなどがあるので、隔離病棟の入院患者に対してインターネット授業ができると思う。外国の病院に入院している日本人患者にも、時差の問題はあるが、同じように遠隔授業が可能ではないか。

 →以前、刀根山支援学校で阪大病院に入院している子どもに対して前籍校と同時に卒業式をしたという話を聞いている。前籍校と同じ授業を共有することは有意義だと考える。

○継続して行なっているセミナーについては、「第○回」と銘打つことによって、「もう8年やってるんだ!来年もやるんだろう。」と思っていただける。シリーズ的な内容にしてもいいのでは。

 →早速、今回のセミナーから変更して実施していきたい。

○地域支援の活動では、教育だけではなく、生活面のフォローについても他機関と連携できたらいいのではないか。

 →藤井寺の保健所と学校と連携して、セミナー等を共催できればと考えている。

○本年度の取り組みについて、たくさんの説明があったが、今年の目玉は何か。

 →本年度、地域支援スタッフを3名から5名に増やし、分教室にも配置した。その中でこれまでとは違った地域支援の取組みを模索中。また、地域に本校の取り組みについて、地域の人々に理解してもらえるよう、広報活動に力を入れていきたい。

○病院であれば、ホームページに、例えば「今年はこういうことをします」とか、今月のトピックスなどをのせている。病院のホームページに分教室のことをのせてもらっていて、そこから学校の方に尋ねてこられることが、このところ増えてきている。大いに発信してもらいたい。
 
 

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