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1 めざす学校像

阪南高校建学の教育目標として、開発創造 和衷敬愛 質実剛健と、精神として、日々の実践における「開拓者の精神」がある。次年度53期生を迎えるが、創立50周年を経て阪南100年計画として次へ繋いでいく。

阪南100年計画で目指すのは、おだやかで思いやりを持って社会を支える人材・地域のリーダーの育成、具体的にはa)地域社会で核となる人材の育成、b)国際化を市民レベルで受け入れ支える人材の育成である。それに向け、@ツーステージ制の充実による「学校力」の向上、A生徒の望む進路の実現、B地域・家庭・学校をつないで広く生徒が集まる学校づくりに励む。育てたい生徒像は、『行動力』のある生徒(自らの課題を発見し、けじめと集中力を持って、自ら学び主体的に行動できる生徒)、『想像力』のある生徒(豊かな心で違いを認め、自らを律して他者と協調し思いやることのできる生徒)、『自己を肯定』できる生徒(学校での学びや生活を充実させ、自らを信じて未知に臨む勇気のある生徒)であり、そのために、「生徒は理解できているか、生徒のためになるか」を行動指針として、取り組みを「生徒目線」で、「計画的・継続的」に、「組織対応」で行う。

建学の精神と阪南100年計画を関係づけると、日々「開拓者の精神」の気概=ツーステージ制の充実による「学校力」の向上、開発創造=生徒の望む進路の実現と『行動力』のある生徒の育成、和衷敬愛=地域・家庭・学校をつないで広く生徒が集まる学校づくりと『想像力』のある生徒の育成、質実剛健=『自己を肯定』できる生徒の育成、となる。

さらに、阪南高校型地域本部「阪南高校スクールパートナーズ」を設立し、PTAやPTAのOB、卒業生、地域の方々に学校教育活動への参加をうながすことで、卒業後社会参加する前に、保護者や教員以外の大人と接する機会がほとんどない生徒たちに、社会へ参画する際に、一人の大人として、他人とどうコミュニケーションをとればいいのかを学ぶ機会を与えるともに、PTAやPTAのOB、卒業生、地域の方々と阪南高校が「つながり」を再構成するきっかけとする。

 

 

 

2.中期目標

長期的目標である阪南100年計画で、おだやかで思いやりを持って社会を支える人材・地域のリーダーの育成、具体的には、a)地域社会で核となる人材の育成、b)国際化を市民レベルで受け入れ支える人材の育成を目指す。

それに向け中期的目標として、@ツーステージ制の充実による「学校力」の向上、A生徒の望む進路の実現、B地域・家庭・学校をつないで広く生徒が集まる学校づくりに励む。

 

@ツーステージ制の充実による「学校力」の向上に向けて

授業内容等・カリキュラム(制度)の工夫

○授業に対する高い生徒の要求水準に答えて、具体的な目標を決め、各教科・各教員で授業力向上の取組みを行う。

○教員・保護者へ公開授業や、教員間での研究授業・協議を積極的に行う仕組みを作る。

○学習指導面での大きな課題である家庭学習習慣の定着に向け組織的な取組みを行う。

○新教育課程での理数の先行実施と並行して「ツーステージ制」のリニューアルを検討する。

校内体制の組織化

○各分掌で職員全体をコーディネートする業務を担当し、継続的・計画的に校務運営できる組織と次世代人材を育成する。

国際交流委員会・人権教育推進委員会・教育相談係り等の委員会を継続的・計画的に運営できる組織と次世代人材を育成する。

 

A生徒の望む進路の実現

進路指導に対する計画的・継続的・全校的な取組み

○3年生当初の希望進路を実現できるような学力の育成と、生徒の家庭学習量の増加に向けて全校的な取組みを行う。

○生徒・保護者が一致して目指す進路を早くから考えさせるために、1年次から広い視野から将来を見つめる取組みを充実させる。

 

B地域・家庭・学校をつないで広く生徒が集まる学校づくり

学校行事・部活動の活性化

○「『行動力』のある生徒」「『想像力』のある生徒」の育成を実現するために、文化祭・体育祭の充実を図る。

○部活動の活性化を図る。

3年後に部活動参加率65%以上(現在54)を目指し、部活動を志望理由に阪南高校を希望する生徒を増加させる。

生徒指導の継続と焦点化

○従来からの遅刻指導を継続しつつ、登校指導や授業遅刻をなくす指導等に全校で取り組む

地域・家庭・学校をつなぐ活動の組織化

○阪南高校の特色ある教育活動を支援していただく阪南スクールパートナーズの立ち上げ

阪南高校の特色ある教育活動に、PTAやPTAのOB、卒業生、地域の方々という「大人」の参加を招請し、生徒たちが大人として社会へ参画する方法を学ぶ機会を設けるとともに、PTAやPTAのOB、卒業生、地域の方々と阪南高校が「つながり」を再構成するきっかけとする。来年度から稼動し、将来的には活動報告会を開く。

活動内容:1)理事会:活動メンバーの募集と派遣人材のコーディネート、本校セミナーホールの貸し出し調整

2)「図書館」(阪南ブッククラブ):図書館の運営への参加と会員への図書の貸し出し

3)「学園の森」(庭井の森番クラブ):「学園の森」維持管理と、植物or野鳥観察・収穫等の活動への参加

4)「国際交流」(阪南インターナショナル・フレンドシップ):国際交流活動の支援ホームステイ先の確保と交流活動支援

 

 

3 本年度の重点目標と取組み

目標

取組計画

ツーステージ制の充実による「学校力」の向上

 

授業内容等・カリキュラム(制度)の工夫

○平成22年度年2回実施した授業アンケートの結果を各教員の取組みに活かす。

○平成22年度年2回実施したスタディサポートの結果を実施した各教科で総括し、教科の3年間を見通した取組み計画を立てる

○家庭学習習慣の定着に向け各教科で組織的に取組み、全校的な取組みにつなぐ

○教員の相互授業見学と授業の感想を伝えるシステムを作る

○「ツーステージ制」のリニューアルに向けて、引き続きヒビジョン委員会・新カリキュラム検討委員会・運営委員会で検討を重ねる

○学習内容の定着状況を確認する取組みを検討し、3年間を見通した学習目標を学校全体で設定する

 

校内体制の組織化

○本校の課題を共有し、改善に向けて意見を出し合える職員研修を年2回実施する

○各分掌で業務のスクラップ・ビルドを行い、全体をコーディネートする業務を担当する。

・教務:3年間の業務の流れの明確化、新カリキュラム実施への長期的計画案の作成、教員相互授業見学の実施

・進路指導:分野別説明会・キャリア講演会等、進路行事の統合整理と実施時期の検討、各種講習の一覧化

・生徒指導:遅刻指導の継続と自転車登校や授業遅刻の実態把握と対応、生徒会活動各種ガイドラインの作成

・総務:業務の整理と組織化、職員研修・文化講座等の計画的実施と、図書館の効率的運営に向けた実態の把握

・保健:防災訓練・大清掃の効率的運営と教育相談体制の持続可能な組織化と運営

○国際交流委員会・人権教育推進委員会・教育相談係り等の委員会の業務の検討と組織のあり方について、ビジョン委員会や運営委員会で検討する。

生徒の望む進路の実現

 

進路指導に対する計画的・継続的・全校的な取組み

○粘り強い学習への姿勢の育成を図り、一般入試まで粘れる生徒を増やす。

○各教科での進路実現に向けた学習指導体制の再点検・生徒の家庭学習量を増やすような工夫などを全校的に取組む

○生徒・保護者が一致して目指す進路を早くから考えさせるために、今までの進路の取組みとキャリア講演会とを統合して、1年次から広い視野から将来を見つめる取組みを充実させる。

地域・家庭・学校をつないで広く生徒が集まる学校づくり

 

学校行事・部活動の活性化

○文化祭・体育祭の充実と部活動の活性化を図る。

○生徒の肩肘張らない国際感覚を涵養する

・全谷高校(韓国) (ニュージーランド)との相互交流を深める

TawaCollegeの卒業生をインターンシップのアシスタント・ティーチャーとして長期間招聘する

・台湾の高校との交流や国際交流センターによる交流を継続させる

生徒指導の継続と焦点化

○従来からの遅刻指導を継続しつつ、登校指導や授業遅刻をなくす指導等に取り組む

・自転車登校状況・授業遅刻の状況を把握し、対策を立てる

地域・家庭・学校をつなぐ活動の組織化

○地域・保護者・卒業生が参加する「阪南スクール・パートナーズ」の稼動と組織化

・国際交流受け入れ/「学園の森」の維持/図書館運営への地域・保護者・卒業生の参加を募り、年間を通じて活動を行う(広報を含めた活動の組織化)