学校説明会



ヒガスミ通信

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 このページでは、筆者によるヒガスミの様子や、在校生の励ましのメッセージ「子楽夢(ko-ra-mu)」を掲載しています。


55期修学旅行行程

1日目夕食(北京料理)忠烈祠にて
2日目昼食(淡水)にて2日目夕食(モンゴリアンBBQ)
真理大学生と筆談三峡にて
台北101民芸品店にて
故宮博物院にて3日目昼食(飲茶)
夜市にて育成高級中学着
育成高級中学にて文化交流育成高級中学と授業交流
4日目昼食(石鍋)
〜お知らせ〜

1月15日(土)読売テレビ「マチャミ&なるみのいただき!ナハ〜レ」(午前11:15〜)に東住吉高校が登場します。卒業生の三倉茉奈さん・佳奈さんも出演されます。どうぞ、ご覧ください。



 年末、年始にかけて、厳しい寒波がやってきた。この冬は寒いそうだが、昔から「冬来たりなば春遠からじ」という。温かい春の訪れをじっと待って厳しい寒さを耐えることも、古来、日本人の心のありように少なからず影響を与えているように感じる。

 元旦の新聞のコラムで、心理学者の故河合隼雄さんの、こんな言葉が紹介されていた。
「自立とは独りで生きることではない。まして孤立ではない。自立している人とは、適切な依存ができて、そのことをよく自覚している人なのだ。」
コラムは「人肌の体温を世に取り戻す意思を、互いに持ち合いたい」とし、「便利と快適は幸せと同義ではあるまい。『きゅうくつな幸せ』を新春の空に思ってみる。」と結んでいた。

 河合隼雄さんの言う「適切な依存」とその「自覚」とは、言いかえれば自分だけで解決できない問題に直面したら助けを求め、自分もまた誰かの助けになってあげようとする、いわゆる「相互扶助」を自然体で出来ることだと私は思う。人間は皆独りでは生きていけないという「自覚」は、「生かされている」という謙虚さにも通じる。誰かの力になるには、それ相応の力を身につけるため努力しなくてはならない。そうやって謙虚な気持ちで精進する姿勢が、真の「自立」へとつながるのではないか。

 マザー・テレサの名言に「この世の最大の不幸は、貧しさや病ではありません。誰からも自分は必要とされていないと感じることです。」という言葉がある。これを逆の言い方で表せば、「自分が誰かの役に立っていると感じられることこそが、幸せである。」となる。前号で、人間が勉強する目的を「自分を変えるため、よりよい方向へ成長させるため」と定義してみた。さらに踏み込んで、なぜ自分を変え、成長させる必要があるのかと言えば、
「誰かの為に役立ち、幸せを感じるため」という結論に達する。

 さて、受験を目の前に日夜猛勉強をしているであろう、多くの生徒たちに、今贈るべきふさわしい言葉を考えてみた。これをもってエールとしたい。

「君たちの合格を君たちと同じくらい、あるいは君たち以上に心待ちにしている人たちの笑顔を想像してみよ。その人たちを喜ばせるために、今できる精一杯のことを為すべし。健闘を祈る!」