現在の2・3年生は、普通科総合選択制です。普通科総合選択制は自分だけの時間割を持って 自分の進路・興味・関心に沿った学習ができます。
1年生で、国語・英語など普通科目を中心に学び基礎学力をしっかりと身につけた上で
2・3年生でエリア選択や自由選択により、自己の進路実現の助けとなる科目を集中的に選択できます。

普通科に比べて普通科総合選択制は、選択科目が60〜70科目と格段に多く、それらの中から、得意分野を伸ばし、
進路目標にあった学習を重点的に行います。

ある程度まとまりをもった内容に関する学習の助けとなるものを「エリア」と呼び、自分の興味・関心にあった
「エリア」を選択します。普通科総合選択制の「エリア」は、普通科の「コース」のようなものであり、
その方面の基礎科目を学習します。

人文発展エリア
・文系大学進学をめざし、より高いハードルを超えようという人のためのエリア
  エリア指定科目 日本史B・数学U・古典演習・実践英文法
----センター試験に完全対応↓

人文総合エリア
・文系大学・短大・専門学校進学をめざす人のためのエリア
  エリア指定科目 国語演習・日本史入門・古典B・日本史B・世界史B

人文国際エリア
・語学系の大学進学をめざす人のためのエリア
  エリア指定科目 日本史B・英語理解・英会話・実践長文・実践英文
----英語が25単位(水色)選択できるので、私立難関大学受験にも対応

理数科学エリア
・理系大学・専門学校をめざす人のためのエリア
  エリア指定科目 数学U・物理・化学・生物
----理科と数学合わせて31単位(ピンクと黄色)選択。豊富な選択科目で、センター試験にも対応

看護医療エリア
・看護系大学・専門学校など医療系進学をめざす人のためのエリア
  エリア指定科目 数学U・生活環境論・生物基礎・看護基礎
↑↓豊富な選択科目で入試対策も対応

保育・表現エリア
保育・芸術・体育系の大学・短大・専門学校等進学をめざす人のためのエリア
  エリア指定科目 芸術U・保育表現演習T・日本史B・世界史B・保育表現演習U
自由選択科目の目標と内容の例 (科目名のうち一部変わる場合があります)

日根野高校の総合選択制についてQ&Aです。
Q1:「普通科総合選択制」と「普通科」の違いは何ですか?

A1: 「普通科総合選択制」は、自分の進路や興味・関心に応じて選択できる選択科目を増やした形態の 普通科のことです。

日根野高校では、28コマ(エリア指定科目8コマと自由選択科目20コマ)と、高校で受ける授業の3分の1が 選択科目になっていて、進学に必要な科目を重点的に学習したり、自分の得意分野を伸ばすことができます。
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Q2:エリアの選択はどのように行うのですか?

A2: 1年生は、総合の時間を使って、入学後からガイダンスを継続的に実施します。
放課後や昼休みにも相談を受け付けて、11月末ごろに最終決定できるように指導してゆきます。
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Q3:7時間目の授業は行わないのですか?

A3: 行っていません。多くの選択科目を用意しているので、受験等で必要な科目を必要なだけ
選択できます。放課後は、クラブ活動や、進路先別補講等に活用できます。
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Q4: エリアの人数制限はあるのですか?

A4: 人数は制限しない方向ですが、施設・設備の関係、資格取得上の条件などから、 一部エリアにおいては制限があります。
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Q5:自由選択科目で人数制限はありますか?

A5: 上限は無くす方向ですが施設の関係で上限をもうけなければならない場合もあります。 下限は原則10人以上と考えていますが、希望進路の関係上必要があれば10人未満でも開講を検討します。
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