創立20周年挨拶

さらなる飛躍をめざして

第5代校長　木村　俊一

　本校は最も新しい府立高校として、昭和62年に府立佐野高等学校日根野分校として開校されました。当時は生徒の急増期であり、いずれは日根野分校が本校化される予定でした。しかし、開校当初から意気に感じて参集した教職員の懸命な取り組みとそれに呼応した生徒の活躍を目の当たりにした地元住民の熱い思いも通じて、平成7年度に独立校として大阪府立日根野高等学校となりました。この間の教職員や卒業生・在校生の皆さんの感慨は一入のものであったと存じます。
　この府立日根野高等学校が今年で創立20周年を迎えました。百年を超える伝統校もある府立高校の中で、「自立」「共生」｢友愛｣を校訓に新しい学校づくりに邁進し、地元からは高い評価を得てまいりました。私たち教職員は、生徒に「明るく楽しい」学校生活を保証するとともに、健全な成長を促すために時には厳しい指導も厭わない姿勢を取り続ける所存です。生徒と教職員の「心と心」が響きあい、一人ひとりが達成感のある高校生活を全うできる、明るくきれいな学校を維持してまいります。卒業生が社会で活躍できるように今後も人材育成に努めてまいりますので、関係者の皆様にはより一層のご支援、ご協力のほどお願い申し上げます。

（創立20周年記念誌より）

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20周年によせて

同窓会会長　浅野　直彰

　この度は創立20周年を迎えられ心からお祝い申し上げます。これもひとえに教職員、PTAの皆々様のご尽力の賜物であり敬意を表したいと思います。
　さて、思い返せば先の創立10周年は、日根野高校にとっての最初の節目であったのではないでしょうか。佐野高校の分校として歩んできた佐野高校日根野校が、佐野高校より独立し新たに日根野高校として歩んでいく時でありました。また、この10年では、2000年には二学期制の導入、2002年には普通科総合選択制の導入など、非常に特色のある高校へと発展されています。
　まだまだ若い日根野高校ですが、創立20周年は人間で言えばちょうど成人に当たります。成人された日根野高校を、今後益々発展しますよう、日根野高校に関わっている者として協力していきたいと思っております。
　最後になりましたが、創立20周年事業実行委員会の皆様、また実行委員を支えて下さった教職員およびPTAの皆様、誠にありがとうございました。

（創立20周年記念誌より）