２４期生の思い出

２４期教諭　薮田　昌宏

　２４期生280人が校門の桜吹雪の中、入学式を迎えてからもう６年が経ちます。久しぶりの学年７クラスで、セミナー教室をHR教室に転用するなど、入学する前から設備面で準備をしました。
さて、日根野高校生の大きな特徴だと思いますが、２４期生もほとんどの生徒が、友達大好き、クラス大好き、学年大好き、日根野高校大好きでした。さらに、何事にも一生懸命に取り組んだ学年で、日々の勉強や卒業後の進路に関して、そしてクラブ活動にも頑張りを見せました。クラブ活動では女子バレーボール部と水泳部が近畿大会に出場しましたし、ダンス部・吹奏楽部など他のクラブも日々頑張っていました。
そして２４期生の一番の特徴が、行事が大好きだということで、生徒達のパワーでいつも雨模様を吹き飛ばしてくれました。校外学習では、１・２年が現地までバスでの移動で、自然とクラスがまとまっていったような気がします。（校外学習は１年：和歌山県日高川の河原でのバーベキューとクラス対抗校歌合唱大会・日根野クイズ大会、２年：神戸花鳥園・南京町方面の観光、３年：グループで京都東山の京阪七条～清水寺～円山公園の観光）文化祭ではダンス、映像、劇、バザーなど全員が参加するスタイルが多かったです。特に３年生では円形や体育館でのダンスで、全クラス、担任を中心にクラス全員が一丸となったエンディングを今でもはっきり覚えています。体育祭では出場している生徒も一生懸命でしたが、クラスみんなで一生懸命応援していました。２年生の６月の修学旅行のレクでは、各クラス揃いのTシャツを着て、修学旅行委員が中心に、生徒たちのクイズ、歌、ビンゴ、ダンスなどの取り組みで、学年の気持ちが一つになって大いに盛り上がりました。（修学旅行は北海道：富良野での体験学習～旭山動物園～小樽観光など）１・２年の百人一首カルタ大会、３年のクラスマッチなどもみんな積極的に参加しました。行事の集大成が卒業式で、スライドを背景に答辞を読み上げるなど感動的な場面が続き、退場のときにそれぞれの担任に対し、クラス全員でお礼を言ってくれました。本当にクラスとして、学年としてまとまって頑張りを見せた２４期生でした。
２４期生は今年で、もう２２歳になります。高校卒業後すぐに就職した人はもちろん、短大・専門学校を卒業後、保育士・看護師・パティシエ・美容師・歯科衛生士などになり、社会人としてはばたいています。また、大学に進学した人の中には、教師をめざして日根野高校で教育実習をしたり、就職の内定の報告に笑顔で来てくれた人もいます。２４期生のひとりひとりが、それぞれの分野で「夢をかたちに」できるよう、きっと頑張っていることでしょう。
　最後になりますが、２４期生のこれからのご活躍とご健康を心より祈念しています。