ソウル大学の市岡訪問
[2007年4月23日(月)]
 韓国の最高学府、国立ソウル大学韓国語教師課程の一行34名が本校を訪問しました。この日は大阪外国語大学で授業見学の後、本校を訪れました。高校の授業見学は今回は本校だけと言うことです。担当者の話では「韓国語授業を設置している学校の中で、特に優秀な高校を選んだ」「ホームページで紹介されている市岡の韓国語授業の取り組みに興味を持った」という理由で本校に白羽の矢が立ったとのことで、誠に光栄の至りです。
 この日は保護者対象のハングル講座はあるのですが生徒の方の授業がないので放課後30分だけの特別授業となりました。
【授業開始】今日は特別授業なのでこれまで2回の授業の復習を兼ねてハングルの構成、子音、母音がテーマです。

【母音1】今まで習った母音を確認しています。

【母音2】発音の違いを細かく指導しています。

【母音3】10個の基本母音の説明が終わりました。

【ソウル大韓国語教師課程履修者1】教授を初めとして34名来校しました。うち男性は4名です。

【ソウル大韓国語教師課程履修者2】真剣に授業に聞き入っています。

【発音指導1】子音と組み合わせての発音指導です。

【発音指導2】激音の発音の練習のため口の前に紙を置いて動くかどうかを確認します。

【ハングルパズル1】母音、子音をカードにして4グループに配ります。

【ハングルパズル2】まずは練習、先生の発音通りハングルを組み合わせます。「カグ(家具)」

【ハングルパズル3】子音と母音を分類しています。

【ハングルパズル4】これはカス(歌手)です。うまくできました。

【お別れのあいさつ】見学してくれたお客さんのために2種類の「さようなら」を教えて30分の授業が終了。

【校長挨拶】篠原校長の挨拶です。通訳は金水静先生。

【ソウル大学ユンヒウォン教授から記念品贈呈】韓国語の本やソウル大学のボールペン、菓子などたくさんもらいました。


研究協議は全て韓国語で行われました。意欲を引き出すためのアイデアや、「飯食おう」「おいしい」など、日常会話を韓国語で使おう、など学習効果を上げる色々な提案がなされました。
 今回、韓国語教育でも定評のある韓国の最高学府、ソウル大学に注目していただいた市岡の韓国語授業。
この経験をふまえて今後も国際理解教育、国際交流、外国語教育の発展に寄与していきたいと思います。