枯れ草模様の静かな冬鳥。冬の景色を写したよう。
タシギ(田鴫・田鷸)
チドリ目
シギ科
冬枯れした草むらの中を小鳥たちが見え隠れする姿が見られるのを楽しみに、散歩に出かけた年明け間もないある日、治水緑地の買収地は、一斉に草苅りが行われ、その変り果てた様子に愕然としてしまいました。
冬眠中の突然の襲撃に、成す術もなく一匹のナナホシテントウムシが、弱々しく歩いていました。一体、この林で身を隠していた生き物たちは、無事、どこかに移動できたのでしょうか?
「スッキリきれいになった」と感じる人が世の中の大半なのでしょうか?あまりにも殺風景な景色にただ空虚な気持ちになるばかり…。
そんな中、枯れ草が横たわるが如しに見事にカモフラージュされた愛敬のある彼等の姿に、心救われる思いがしました。日中は恩智川に何羽かが集まって、じっとして 冬枯れした草むらの中を小鳥たちが見え隠れする姿が見られるのを楽しみに、散歩に出かけた年明け間もないある日、治水緑地の買収地は、一斉に草苅りが行われ、その変り果てた様子に愕然としてしまいました。
冬眠中の突然の襲撃に、成す術もなく一匹のナナホシテントウムシが、弱々しく歩いていました。一体、この林で身を隠していた生き物たちは、無事、どこかに移動できたのでしょうか?
「スッキリきれいになった」と感じる人が世の中の大半なのでしょうか?あまりにも殺風景な景色にただ空虚な気持ちになるばかり…。
そんな中、枯れ草が横たわるが如しに見事にカモフラージュされた愛敬のある彼等の姿に、心救われる思いがしました。日中は恩智川に何羽かが集まって、じっとしていますが、群れで行動する訳ではありません。水田や川岸の内陸部の草のはえた湿地で、主に安全な夕方頃から餌採りが始まります。体の1/3程ある長い嘴を垂直に泥の中に突っ込み、小動物を探り当て採餌します。一体、このヘドロの中に何を探しているのでしょうか?ジシギと呼ばれる彼等の仲間は、見分けが難しいのですが、このタシギだけは、翼の後縁の白い線で識別できます。
飛び立つ時、ジェッと鳴き、ユーラシアと南北米大陸の繁殖地では、オスが1秒間に11回も尾羽の両側をはばたかせ、『羊の啼くような』音をたてて急降下するディスプレイ飛行をします。
ころんとした風船のような体つきのその姿からは、あまり想像できませが、立派に長旅を辿り着いたのですものね。その活動的な勇姿を一度見てみたい気がしませんか?
福万寺グランドにて
ヘンなアオサギ!?
確かにアオサギのようなのですが、他のアオサギと比べて体色は茶色っぽく、足の色もくすんでいます。(通常は黄色っぽい)羽の汚れ?体色変化?まさか南の方にいるムラサキサギとのハーフ?個体差の範囲に入るのかな?確茶色っぽく、足の色もくすんでいます。(通常は黄色っぽい)羽の汚れ?体色変羽の汚れ?体色変化?まさか南の方にいるムラサキサギとのハーフ?個体差の範囲に入るのかな?
平成11年1月
撮影 河村 章司
170号外環状線沿いの長崎屋近くの電線を集団ねぐらにするハクセキレイ。岩場を好む習性から、ビルの壁をそれに見立てたのでしょう。明るく賑やかなところで、しかも車の熱気で少しは、暖かい?人目がある方がかえって安全なのでしょう。ねぐらは、何年かで消滅するらしい。 堀江 進 (撮影 松浦幹夫) |
今年はカモの数も例年になく少ないようです。オナガガモの姿も渡り始めに来たとか来ないとか・・・。様変わりしてしまっている池島に、さぞかし戸惑っていることかも!? 河村章司 |
このところの暖冬のせいか私のフィールドである鳴川峠も草木の青さが途切れることがありません。既にネコヤナギや、ウメのつぼみがふくらみかけているよう。冬鳥も北の地方にまだ留まっているのでしょうか?例年より数が少ないようです。どうやら鳥が少ないのは、ここに限ったことではなさそうです。 堀江♀ | |
ユリカモメ飛来 1/8 恩智川にて R.M | 八尾市民グランドの北側フェンスに五葉アケビのつる KEIKO |
〜新春 池島自然観察会〜
1/3 晴れ 午前9時30分〜午後12時頃
芝生公園と化した八尾市民グランド。水抜きされた工事現場。悲しいことに鳥はおろか野草さえも出会うことができませんでした。(ちなみに昨年の観察会は、34種類)しかし、このような仮定を自分たちの目で、しっかり見ていくことも大切ではないでしょうか?
●モズ ●ムクドリ ●ハシボソガラス ●ヒヨドリ ●アオジ
●ハクセキレイ ●セグロセキレイ ●バン ●オカヨシガモ
●マガモ ●コガモ ●ゴイサギ ●コサキ ●ハシビロガモ
●ダイサギ ●オオセグロカモメ ●スズメ ●ドバト ●ケリ
●キジバト ●ホオジロ ●カワセミ ●タシギ ●アオサギ
●カルガモ ●ユリカモメ ●チョウゲンボウ 計27種類