平成26年度 大阪府立生野高等学校 第1回学校協議会 記録

 

○ 6月16日(月)15:30〜17:00

○ 同窓会館(時習館)多目的ホール

                            ○ 記録 首席

 

・出席者(協議会委員)   吉岡孝司  吉岡英治  岡田敏彰  澤田充宏  大脇康弘  多賀千賀子(欠席)

    (学校・事務局側) 校長  教頭<事務局長>  首席2名  総務部長  教務主任  進路指導主事  生徒指導主事  保健主事  自治会部長  図書部長

 

                                          

1 開会宣言 

2 校長挨拶 

   進学指導特色校指定4年目。目指すところは、従来より−文武両道、新しいこと−グローバルリーダーの育成、に取り組んできた。今年はGLHS初めての卒業生が出た年であり、進学実績を着実に伸ばしてきた。指定からの4年の成果が問われる年。今年7月の学校評価審議会で、再指定の審議をされる。SSHも5年目最終の年。再指定に向けて、さらなる探究活動の充実を目指す。国際性の育成として、TOEFL事業も始まる。委員の皆様の忌憚のない意見を頂戴したい。

3 協議会委員・事務局自己紹介(順次)と事務局長による資料確認

  学校説明会用パワーポイントによる、生野高校紹介。

4 会長選出  → 吉岡孝司氏を選出

5 協議 ← これより、吉岡氏が議長に。

(1)本協議会の実施要項と本年度運営計画について 

   本協議会は本府の条例に則り設置。【資料1】

   本年度運営計画のポイントは平成26年度大阪府立生野高等学校学校協議会運営計画【資料2】の『協議事項』の末尾、つまり、「進学指導特色校として3年後に期待される成果と、それを実現するための方策について協議する」である。

   協議会の委員の任期は2年であるが、2期まで再任できると有り、2期1年目を3名にお願いしている。

   年度途中で、保護者からの意見があれば、臨時に開催するが、特になければ、年3回を予定する。

(2)平成25年度学校評価報告書について【資料3】

   すべてHPにアップしているので、詳細省略。特に、自己評価の低かったところについて説明。(授業理解度・自学自習時間・英検2級取得率・1ヶ月の読書量・学習と部活動の両立出来ている割合)

(3)平成26年度学校経営計画について【資料4】

   平成25年度から目標を変えたところはない。3年計画の3年目である27年度の部分にアンダーライン。

新規事業 @SSHの発表を、オーストラリアの学校で発表する

A語学研修・サイエンスツアーの学校と相互交流(生野に来てもらう)する。

BTOEFLの取り組みを始める。 にアンダーライン。

 

*ここで、まとめて1〜5の(3)に関しての質疑応答

○経営計画・教育目標は、ホームページに掲載されるのみ。極端な言い方だが、誰も見ない。見るのは一部の

専門家のみ。評価のためではなく、生徒の見やすいものにして、生徒に意味のあるものにした方がよいのでは

ないか?生徒たちは、学校の目標を理解しているか? 教員は、生徒に目標を示しているか?

 

→ 生徒手帳に、生野生の目指すべき、スタンダードは示されている。(自習時間や読書量の目標など)各教科

については、教科ごとにそれぞれ示している。

→ 生野の3年間の目標を、昨年度より引き続いて今検討中である。今年中に、教員・生徒に提示予定。

○簡単な,わかりやすい目標を示すことが必要である。

○地元の中学生が、家庭でどう学習するかが課題である。どう働きかければ成果が出るのか?

生野は、教師のアドバイスで伸びているのか?

→ 生徒は、時間をどう使うかが課題である。学年とともに、だんだん上手になってくる。

 

○PTAの1年学年委員会での保護者の意見より。学校に満足している。友人関係も、クラブも。ただ、勉強

との両立がしんどい。勉強のスピードに苦労している。ところが、2・3年になると慣れてきて、生徒自身

の意識が上がってくるのではないか。

○クラブ加入率、重複含めて、105%。指導教員の移動(転勤)にどう対応していくのか? 工夫をして欲しい。

○GLHS10校3グループ化している。進学塾の対応による。塾や保護者よりも直接中学生にアピールして

いかないと、塾の経営方針に飲み込まれてしまわないよう、教員が直接中学生に伝えていくべき。

 

5の(4)進学指導特色校の取組について【資料5】【資料6】

   平成24年度の取組に対しては、5段階の上から2番目の「A」の評価をいただいた。平成25年度の取組に対しての評価委員会がこの7月に行われる。【資料5】はそのための材料である。3年間の総合評価が「C」の場合、再指定から除かれる。

   【資料6】は、平成26年度の評価シートである。

同じく、進学指導特色校の取組について【資料7】

   今年度の教育活動支援事業取組計画書が【資料7】である。昨年度より、予算総額約500万円の減額。

@イングリッシュキャンプ事業 

A探究アドバイザー招請事業 

Bリーダー養成講習実施事業 

C語学力向上と国際理解推進のための生徒海外派遣事業 

DTOEFLiBT特設レッスン事業

  特に、Dについて説明。今年から、府下17校で実施。6月末から、4講座6回の講義を実施して、積極的にiBTチャレンジ受験を奨励する。

 

  (5)SSHの取り組みについて【資料8】 (@平成25年度SSH事業成果報告書 A論文集 B平成26年度用パンフレット CH26年ミラクルチャレンジ一覧表)

   @4年間の総括より、今年の目標 1)高大連携の拡大 2)各発表の到達目標を明確 3)ミラクルチャレンジの精選 4)オーストラリアの学校との相互交流 5)科学系クラブの活性化 など。

   A昨年度版より、倍の分厚さになった。理系の論文が、日英の2ページになったから。

   BCご覧になって下さい。

 

*5の(4)(5)に関しての意見

○報告書・論文集の作成には、大変な苦労が伺える。ただ、生徒は渡されてもピンとこない。公的提出物になっ

ている。研究のプロセス・苦労話を書かせれば、興味を持つのでは。是非載せて欲しい。

 ○ミラクルチャレンジ 他のSSH校も同じ内容か? 生徒に興味あるものなのか?

  → 他校の詳しい取り組みはわからない。メニューは主に、本校の理科教員が高大連携して、大学の施設や教員

との関係で行っている。昨年より人気のないものは省き、一部の企画をのぞいて、申し込みの優先順位も除いた。

 

5の(6)本年度の教科書採択について

    各教科において現在選考中で、第2回のこの協議会で一覧表を提示【資料9の1】

5の(7)学校協議会に対する意見書について【資料9の2】

    この用紙を1年生保護者宛てに7月初めに配布予定。出てきた意見で緊急を要する場合は、会長が当協議会を開催する場合もある。昨年度はなかった。

 

*全体に関しての意見・質疑応答

 ○いつもながら、通学道路が危険である。−道路狭い・近隣に学校4校の現状はどうしようもない。踏切の自転

車横断・信号無視も多く、警察と連携して巡視するときは問題ない。看板つけても見ない。

機会あるごとに注意を促して欲しい。

 ○警察との会合では、ながらスマホは危険、年いくつになっても防犯ベルを持つこと、駅からの一人歩きをしな

い等を生徒にも注意して欲しい。

 

6 閉会宣言

7 事務連絡

    当協議会の第2回は10月末を予定。委員の皆様には事前に連絡し、日程調整させていただきます。

本日はありがとうございました。