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受験体験記
今年の春、希望する学校に合格した卒業生から皆さんへの励ましの言葉が進路指導部に届いています。これから数回に分けて、進路通信で印刷配布しますので読んで参考にしてください。
1. 大阪教育大学 教育学部幼稚園教員養成課程合格 11期生 M.Y
親と将来の自分に負担をかけたくなかったので、国公立大学に進学したいと思っていました。実際に気になる大学のオープンキャンパスに参加し、大阪教育大学に進学することを決めました。
1年と2年の時には、特別な受験勉強は必要ないと思います。(難関大学にはいると思いますが) しかし、センター試験は教科書レベルなので、定期テスト対策をすることが受験勉強につながると思います。私も定期テストと宿題はしっかりと行っていました。このことが合格につながったのだと思います。
3年生になってからは受験モードにきりかえました。机の前に座る習慣をつけ、テレビを見る時間を極力減らしました。(ニュースだけはしっかり見るようにしました) 勉強としては、まず単語(英語と古典)から始め、文法などの基礎からかためていきました。(何回も同じ問題を解くのがポイントです) 秋頃までかけて基礎をかため、センター形式の問題を解いていきました。模試と過去問を何回も解きなおして、センターでよく出るポイントを知り、必ず正解できるようにしました。
過去問や模試では、A判定やB判定の点数を取ることができていたのですが、得意の英語と数IAで失敗し、センターリサーチではD判定でした。センター:二次(の配点)が9:2の大学なので、逆転のチャンスはあまりないことはわかっていましたが、諦めずに出願しました。小論文を何度も先生に見てもらい、良い小論文が書けるよう努力しました。その結果、合格を勝ち取ることができました。
最後まで諦めず努力を続けることが大切です。大きな決断をしなければならないこともあるけれど、最初から諦めていてはいけません。後悔しないよう、みんなにも頑張ってほしいです。ありがとうございました。
2.大阪市立大学 生活科学部人間福祉学科合格 11期生 Y.T
目指す進路はできるだけ早く決めた方が良いと思います。受験勉強の中でも英語は早めに手をつけるべきです。なかなか結果が出ない教科だけれど、あきらめず毎日コツコツ続けていれば一気に成績が上がる瞬間があります。僕は英語が一番苦手だったので、重点的に毎日勉強し続けました。その結果、6月のセンター模試では200点中70点ぐらいだったのが本番では160点ぐらいまで上がりました。単語をしっかりと覚えるだけでも10~20点は上がります。英語の勉強は何よりあきらめないことだと思います。あと、単語帳は相性があるので、なかなか単語が覚えられないなら、別の単語帳に変えてみると良いと思います。
レベルの高い大学を目指すのでなければ予備校や塾に行く必要はないと思います。今宮の先生は質問にはいつでも親切に教えてくれるし、受験用の講座も多く開設してくれます。予備校に行くことを考えるのは、自分が今できる最大限の勉強をしてからでも良いように思います。
スポーツの試合でも練習したことを本番で100%発揮することが難しいように、受験の本番で実力を100%出せることはまずないです。脅かすようですが、本番では必ずミスはあります。だからこそできるだけ余裕を持って本番に挑めるようにしてください。
受験は自分との戦いです。頑張ってください。
3.和歌山大学 システム工学部デザイン情報学科合格 11期生 Y.M
私が受験を通じて大切だと思ったのは「基礎知識」です。単語、文法、公式etc…覚えることは山ほどあります。暗記科目=理科・社会だと思いがちですが、そんな事は全くないです。特に英語!! 英単語、熟語、イディオム、文法…半端じゃないです。これらがしっかりしてないと、長文などは解けません。その上、文系・理系、国公立・私立関係なくついてきます。1・2年の時から、本格的な受験勉強をするのにこした事はないと思いますが、みんな部活やバイトで忙しいでしょう。しかし電車やバスの待ち時間、寝る前10分、さらにはテレビのコマーシャルの間等々「すき間時間」を使って是非みなさん3年生になるまでに「基礎知識」量を増やしていってください。例えば1日10個覚えたら、1年間で3650個になります。1日20個なら1年で7300個です。何もしていない生徒と大きな差がつきます。ぜひこれから毎日、いつも手元に単語帳のある生活を送ってみて下さい。
4.大阪警察病院看護専門学校合格 11期 M.H
私は第1志望の看護学校に合格したけれど、小さい頃から服飾の仕事に就くことが夢だった。服飾の仕事に就いてからの自分の将来を思い描くことはできたけれど、それは全部「自分のため」だった。その「自分のため」の人生も悪くないけど、私は「人のため」になりたいと思った。その時に担任の先生から看護師はどうかと言われて考えるようになり、高3の夏、看護体験に参加した。正直しんどかったけど、患者さんと話したり、食事介護させてもらうなかですごく満たされていく自分がいて「これやな」と思い、それから勉強モードに切り替えた。高1・2の時に遊びすぎたから、ほとんどゼロからのスタートだった。長期の休みも、土日祝日もとにかく自習室が開いていたら、必ず通った。問題集は各教科2冊くらい買って、間違えたらマークを付け最低3回解くように心掛けた。入試1週間前には、そのマークを付けといた問題だけを解いた。
私は第1志望校に合格できたけど、滑り止めに考えていた学校すべて落ちた。ほんまに人生どう転がるかわからんと思ったし、諦めないで良かった。
志望校を決める上で高望みはしてもいいけど、勉強を進める上での高望みはあかんと思う。目先にあることからこつこつ進めることが大切。時間がかかったとしてもそれが1番近道だと思う。今宮の人は刺激的やから、良い緊張感を持てると思う。諦めへん限り、合格の道は開く!!
5.大阪大学 文学部人文学科合格 11期生 K.T
皆さんには得意科目、不得意科目がありますか。どちらもない、という人は少数でしょう。文系の方は数学・理科、理系は国語が苦手な科目の代表だと思います。不得意科目のことを考えてやる気がなくなる、ということがありませんか? 私はそんな気持ちになるくらいなら、いっそのこと嫌いな科目のことはスパッと忘れて得意な科目を重点的にガンガン進めていくべきだと思います。たとえば、私の場合得意科目は日本史でした。私は模試の日本史の成績が校内でトップだった時、数学はビリ寸前だったにも関わらず、大喜びして「勉強続けてみるか」という気持ちになったことを覚えています。もちろん苦手科目を克服することも大切ですので早めに対策をしておくことは肝要ですけれど、まずは自分が「これは誰にも負けない」と言える科目を見つけてみましょう。
3年生になると予備校に通い出すと思いますが、得意科目、あるいは自学自習できる科目に限って考えてみれば、わざわざ予備校へ行かずとも安価に同等の学力が望めるものがあります。それは参考書や問題集です。予備校の人気講師はたいてい自分の講義内容を載せた参考書を執筆しています。各出版社もそれぞれに特色を出し、自分の好みに合ったものをじっくりと見比べて選ぶことができます。その上、予備校の授業料より安価で家のベッドで寝転がりながら読んで勉強もできます。一度、本屋さんに行って学参コーナーに立ってみませんか。
最後に、「国公立は5教科必要で私立大は3教科でOK。苦手科目があるから、私大にしよう」と思っている方に一言。国公立大にも、センター・二次試験がともに3教科で受験できる大学はあるのです。(京都府立大など) だから安易に国公立を諦めないでください。私はセンター試験で数学が足かせとなり、1月末の判定はE(合格可能性20%以下)でした。それでも二次試験で逆転し、第1志望の国立大に合格しました。あとで、変更しても構いません。最初は「行きたい大学」を第1志望の大学としてください。
夢は大きく大胆に。
皆さんの健闘ををお祈りして、私の受験体験記を終わりといたします。
6.京都市立芸術大学 美術学部美術学科 10期 Y.N
私は小さな頃から絵が好きで高校に入ったときも漠然と美大へ行こうと考えていました。その時は私立しか自分には無理だろうと思っていました。公立は実技はもちろん、センターでもできるだけ高くとらなければいけないと聞いていたからです。だから正直に言うと勉強に関しては自分が好きな国語くらいしか、しっかりしていなかったと思います。一応、公立が受けられるように必要な科目も取ったけれど、結局はその科目では受けませんでした。3年の春から画塾に通い出しても始めは私立に行くと言っていました。でも、夏ぐらいになって画塾の先生にすすめられたのもあるし友達の影響もあって、たとえ浪人したとしても1年間実技の力を伸ばすのもいいかもしれないと思い志望先を公立にしぼりました。
結果はあっけなく落ちてしまい、もう1年がんばることになって、正直に言うと、とてもつらかったし、やめたくもなりました。浪人生は学科も下がると聞いていたので勉強も予備校に通いました。でもセンターは良くなかったです。その分、実技をがんばっていました。だから私がアドバイスできるのは実技です。
私が目標にしたことは、とにかく画塾に通って絵を描いたり立体を作ったりすることです。毎日遅刻せずに通い一回一回を大切に受けること、結局はそれが自分にとっての自信につながり本番の周りの空気に負けないことへの近道だと思います。
本番では、「良い作品」ではなく「自分の作品」を描くことが大事です。私の先生はこう言いました。「作品をみてくれるのはプロで、良い作品など見慣れている。相手は『良い作品』ではなく『自分を表現しようとする作品』が見たい。」私も結局はそうだと思います。自分を出しきって最後に「やることはやった。」と思えるのが一番です。たとえ落ちてしまったとしても、その気持があれば別の大学でも十分に自信を持って作品をつくっていけると思います。
最後に、なんだかんだ言っても、入試はただのスタートであって合格してからが本当に大事だと思います。そのことを頭に入れてもらって残りの高校生活を楽しみ入試では自分を出しきってもらえればと思います。頑張って下さい。
7.関西大学 法学部法学政治学科合格 11期 M.M
私が法律に興味を持ったのはテレビの法律番組がきっかけでした。同じ事件を処理するにしても、弁護士によって結論が違ったり、また同じ結論でもそれに至った理由や根拠が違ったりと、何通りにも解釈できる「法律」というものに奥深さを感じました。
私は社会の公民が好きだったので経済学や社会学にも興味を持ちましたが、大学の学部案内などを読み比べて、やっぱり法学部に進みたいと思いました。たいていの大学は法律学科と政治学科に分かれていましたが関大なら両方を学べる数少ない大学だったので迷わずに関西大学に行くことを決めました。
しかし、そうは言っても最初はうまくはいきませんでした。模擬試験の結果はいつもE判定で過去問をやってみても全体の2〜3割しか正解できませんでした。こんな状況だったので、まだ基礎がしっかりと身に付いていないんだなと思いました。それからは毎日、単語帳を持ち歩き、ちょっとした空き時間でも欠かさず見て覚えました。また本屋さんで自分がいいなと思った問題集を何冊か買い、何度も繰り返しやり続けました。学校の教材もフルに活用しました。このようにコツコツと勉強していきました。そして早い段階から過去問にも取り組んで慣れてきたら問題ごとに時間配分を決めて解いていきました。成果はすぐに現れないので途中でしんどいなあと思うこともあったけど「現役生は秋から伸びていく」という先生の言葉を力にして頑張りました。
試験当日は不安や緊張もあったけど「ここまできたらやるしかない!!」という前向きな気持で挑みました。試験開始直前は深呼吸をしたり好きな音楽を頭の中で流したりして気持を落ち着かせました。そうすると不思議と緊張はなくて、今まで一生懸命勉強してきたから大丈夫という安心感に包まれながら力を発揮することができました。合格通知が届いたときは本当に嬉しかったし努力してきて良かったあと思いました。
最後に、受験勉強で一番心がけたことはメリハリをつけて勉強することです。長時間勉強するときは5分〜10分くらいの休憩をはさみながらやったし、勉強する気になれないなあと感じた時は思いきって勉強を休んでリフレッシュしました。そのかわり次の日は普段通り勉強しました。苦しいのは友達も一緒なんだという気持を忘れず勉強だけでなく、クラブ、委員会などの活動も頑張ってほしいと思います。
8.立命館大学 産業社会学部現代社会学科 11期 M.K
私は1年生の秋にAO入試の存在を知り、AO入試での受験を決めました。AO入試で受験しようと思った理由は入試時期が早いことと、試験内容が小論文や面接と今宮高校の入試と似ていたからです。
そこで私は3年生の4月にAO入試対策の塾に通いました。そこではDVDによるAO入試の説明や、小論文や面接の指導を受けました。面接練習ではAO入試を受けるライバルと一緒に練習して自分と比べる対象があったのがいい刺激になりました。
しかし夏休み前、私は第一志望校の出願資格の評定を満たしておらず、志望校を諦めざるを得なくなりました。一般入試の受験も考えましたが、せっかくなので様々な大学のオープンキャンパスに行きました。その中で学生と大学の雰囲気がよく、学部の説明を聞いていて、この大学でこの学問を学びたいと思える大学に出会いました。出願資格に評定は必要ないので迷わずそこを志望校にしました。それからは漠然としていた目標がしっかりとし勉強意欲も湧きました。
AO入試と言っても、学校や学部によって入試形式は違います。私の志望大学志望学部の入試内容は、講義セミナー方式で、まずエントリーシートや調査書などの書類を大学に提出します。エントリーシートには志望理由と入学後どのような大学生活を送りたいか、卒業後はどうしたいのかの三項目を記述します。これは一次審査では審査対象にならず、二次審査の面接で質問の内容となったり総合審査の対象になります。一次審査は大学に行き、簡単なレジュメを元にメモを取りながら50分間で学部に関係する講義を聴き、10分間の質疑応答を経て、60分間で2問の問に答えるというものです。質問の内容は講義の一部要約のようなもので1問につき500字です。二次審査は面接官二人による20分間の面接です。私はエントリーシートの記入に手間をかけました。私はAO入試対策の塾以外にも進学塾に通っていたのでそこの国語の先生に添削をしてもらいました。何回も何回もその先生に添削してもらいました。ある程度形が出来上がると、今度は学校の国語の先生にも添削してもらいました。そこで大幅に内容を変えたりしながら何回も何回も添削してもらいました。先生にこう書いたらいいよと言われたこともありましたが、自分が納得できないときは自分の意見を変えませんでした。その先生の添削が終わると、他の先生にも見てもらいました。いざ本番というときに完璧と言われた文章も自分なりにアレンジしました。
小論文は週一回のペースで先生に添削をしてもらいました。私の入試の場合は、講義を聴きながらメモを取らないといけないので、テレビを見ながらメモを取る練習もしました。この時にただナレーションの声をそのままメモするのではなく、自分なりにまとめてメモをとったり、重要だと思うところは印をつけたり、漢字が分からないときは後で調べて覚えました。テレビ大阪のカンブリア宮殿やガイヤの夜明けという番組は社会学とも関係していることがあるのでお勧めです。実際に入試ではメモは提出するわけではないので、少々汚い字でも字を早く書く練習と文章を要約する練習をしておいた方がいいです。
入試本番は、受験者に社会人もいて緊張しましたが講義内容はすんなり理解できました。要約する問題では何度も書き直したりして、最後まで書ききれませんでしたが、一次試験は通過しました。
二次試験の面接対策では、たくさんの人に面接練習をしてもらいました。また、面接で聞かれそうな質問に対する答を事前に紙に書きました。答える内容は文章にするのではなく箇条書きにして書くといいです。何度も面接練習をしていると自分のことがよくわかってきたり、質問にもスムーズに答えられるようになりました。また、普段のドアも面接本番のように開け閉めしました。
二次試験本番、バスが遅れて試験時間ギリギリに着きました。私はトップバッターだったので、心の準備ができていませんでした。しかし、面接官の二人は優しく、私をせかすことなく耳を傾けてくださいました。質問内容は志望動機と高校生活で頑張ったことです。高校生活で頑張ったことについては深く掘り下げられました。私は自治会活動にてういて話しました。本当に自治会活動を頑張っていてよかったと思いました。最後に面接官の人に「いい話が聞けました。」と言われ、見事合格しました。
志望校に合格するためには、志望校の受験形式や受験資格を早めに知ること、受験内容に合った的確な勉強をすること、志望校に受かりたいという気持ちではなく志望校に受かって○○したいという強い気持ちが大切です。特にAO入試の場合は、AO入試だからと見くびったりせず最後まで怠けずに諦めずに頑張ってください。