平成28年度 大阪府立門真西高等学校 第1回 学校評議会 議事録

【日 時】平成28年7月3日()15:30~17:05

【場 所】本校2階 会議室

【出席者】委  員:西村会長 牧薗委員 上甲委員 今森委員 美代取委員

     事務局員:中島(校長) 田原(教頭) 井筒(事務長) 三宅(首席) 山本(首席) 植森(指導教諭)

          中﨑(教務部長) 原田(生徒指導部長代理) 中西(進路指導部長) 井手口(保健部長)

          岩崎(第3学年主任) 植木(第2学年主任) 川辺(第1学年主任) 笹川(副書記) 

信谷(書記) 江籠(書記) 久野(主書記)

 

1 開会(次第 資料1

・校長挨拶

・メンバー自己紹介(協議委員・事務局・教員)

・会長挨拶

 

2 平成28年度学校経営計画について(議事進行:西村会長)

<校長より> (総合資料1

【基本方針】

・生徒が主体で安心安全な学校をめざす。

・4つの支援体制の充実をはかり、社会に貢献し、明るい生活ができるたくましい生徒の育成をめざす。

・確かな学力の育成につとめ、三学年一貫した生徒指導を行い、キャリア教育につなげる。

・教職員の資質向上にむけて、教員同士の教えあい、学びあい、高めあいを奨励する。

・地域との連携、学校情報の発信に努める。

【学校経営計画について】

 ()確かな学力の育成

  ・わかる授業、参加する授業、教員研修やICTの活用、キャリア教育につながる検定講習等に力をいれて取り組んでいく。

()豊かな人間性をはぐくむ生徒指導の充実

  ・遅刻、頭髪、身だしなみを丁寧に指導する。人権意識を高める教育をするとともに、いじめ防止に力

をいる。

()「やる気」を起こさせるキャリア教育のさらなる充実

  ・生徒については、生徒会を中心にリーダー研修や部活動の充実を図る。

  ・教育相談については、専門性の必要性からSCに定期的に来てもらい、担任、保護者、生徒本人とつなぎ充実させる。

  ・キャリア教育については、1年時から進路選択への計画に取り組み、3年時での未決定者を少なくすることを目標としている。

()地域の信頼感を高め、学校教区活動を活性化する学校力の向上

  ・広報活動の推進と日常的なOJTを行う。

<教頭より追加説明>

・本年度創立40周年となった。

・卒業者数のうち3,4年前から退学者が少しずつ減少している。

・部活動加入率は昨年度(平成27年度)40%を超えた。

・補導件数が昨年度より増えたのは、SNSに関係した事象が増加傾向にあること、ささいな事でも教

員が丁寧な指導をしているのが要因と考えられる。

・遅刻人数は、遅刻ゼロの日の取組みの効果で減少してきている。

・保健室に入室する生徒数においては、理由なく来室したり、留まったりする生徒はいない。

3 学校経営計画を踏まえた取組みについて

(1)「確かな学力の育成」について

 <指導教諭より>

  ○わかる授業・参加する授業をめざした取組みについて

・授業見学を実施。

・アクティブラーニングについての研修を2学期に実施予定(平成27年度も実施)

<教務部長より> 資料2

 ○教育課程について

   ・1年時6クラス募集を7クラス展開のクラス編成をし、少人数制を実施している。

   ・習熟度別の少人数授業。

   ・基礎基本を大事にしながら、進路に向けて選択科目の履修をする。

   ・4つのコース分けにより、3年生は半分以上が選択科目となる。

【質問】4つのコースの割合はどれくらいか。

回答:文化系が多い。理系の四年制大学進学にも対応している。

【質問】少人数の効果の実感はあるのか。

回答:一人ひとり細かい指導ができ、転退学者数の減少に効果をあげている。

(2)「豊かな人間性をはぐくむ生徒指導の充実」について

<生徒指導より>資料3

○交通安全指導の取組み 

・今年度、新たに1年生は入学前、2・3年生は5月に門真自動車教習所の協力のもと、「交通安全教室」

を実施した。

【質問】生徒の保険加入状況はどれくらいか。

回答:各家庭での加入状況を確認し、PTAとしても加入している。

:全国高等学校PTA連合会の保険に全員加入。

:門真市の条例が7月1日、改正された。

  <三宅首席(制服検討チーム)より>

   ○制服のマイナーチェンジについて

   ①現行制服は10年を経過しており、41期生より変更予定。

②機能性、スタイル面で、より進化している。

   ③男子ズボンはワンタック、女子スカートは車ヒダ、上着は伸縮性素材、カッターは吸汗速乾素材へ変

更となった。全て家庭で洗濯ができ、スカートは改変できないように裾へ刺繍をいれる予定。

<山本首席(人権推進委員長・生徒会)より>

○人権教育推進委員会の取組みについて

・いじめ、セクハラ、体罰等人権事案の早期発見、対応体制について。(アンケート、相談窓口等)

   ・6月に教員研修実施。テーマ①文化祭等での男子生徒の女装について

②生徒の差別的言動への対応について

③教員の人権意識について  講師:府立福井高校 小川 隆史 指導教諭

○生徒会の取組みについて

   ・リーダー研修 昨年度大阪国際大学にて実施。今年度も計画中である。

   ・昨年度、門真市との協力で防犯マップを摂南大学の学生と作成。今年度も作成予定。

<保健部長より>

   ・学校保健会の活性化について

   ・生徒による保健委員会では、昨年度前期役員に仕事が集中したため、今年度はバランスよく取り組む予

定。

   ・歯科について取り組んでいく予定。

<三宅首席(教育相談活動)より>

・スクールカウンセラーに月1回5時間来校いただき、生徒・保護者・教員の相談や情報交換を行ってい

る。

・不登校の生徒が登校できるようになった例もあり、今後、回数を増やしてもらえるよう要請したい。

【質問】アルバイトは禁止されているか。許可している場合、割合はどれくらいか。

【回答】原則禁止だが、届け出制にしている。割合は把握できていない。

【意見】○部活動のアピールをもっとしてほしい。我が子も門西カップを見て入学した。地域の学校にアピ

ールするのは一つの手段ではないか。文化部も小さい時からそれに触れる機会があると興味を持

つと思う。交流などしてほしい。

○学校だより等広報活動は学校を活性化すると思うのでぜひ広めてほしい。

○野球部だよりを最近もらった。生徒同士がふれあうのが一番良いと思う。

○門真市と高校生で何かをする企画がまだないので、今後発表等する機会を増やしたい。

(3)「『やる気』を起こさせるキャリア教育のさらなる充実」について

<進路部長より(資料4)

・キャリア教育について

進学の比率をあげていきたい。この2年で進学を選択する生徒が増えてきている。就職については先輩からの経験談が効果をあげている。進学希望者(特に看護系希望者)に対し、キャリアカウンセリングをさらに充実させていきたい。

(4)「地域の信頼感を高め、学校教育活動を活性化する学校力の向上」について

<広報活動委員より(資料5)>

・第1回学校説明会参加者は99名だった。今後10月に部活動体験、11月に授業体験、2月に学校体験を予定。そのほか校外での広報活動を実施し、学校パンフレットには在学者のコメントを「HOTな一言」として載せている。

(5)その他各担当より

<第3学年主任>

100名余りが就職を希望し、進学希望者は6月から講習に励んでいる。3年間38期生を指導してきたが、素直で挨拶もきちんとできるとても良い学年である。

<第2学年主任>

・学校にも慣れ、少し気が緩んでいるところがあるようだ。良く言えば元気、悪く言えば空気が読

めないところがある。

・基礎学力講座を実施した。夏休みには進学者向け講座を実施する予定。

<第1学年主任>

・入学時のガイダンスで交通マナーや交通安全に関する心構えを話した。

・高校の学習は難しく厳しいと伝えたら、1学期中間考査は予想を上回る平均点だった。今のやる気を持

続させたい。

・放課後も学校に残って勉強しているが、4階は屋上に近く放熱効果が低いため、教室の室温が高くなる

傾向にある。学習環境改善を後押ししていただければ有り難い。

<初任教員挨拶

<教科書採択事務について(資料6)

・今年度は見本がなく、現在選定中。

<事務長より(自販機窃盗、臭気問題)

・夜中に侵入者があり、食堂前の飲料の自動販売機が荒らされた。簡単に学校へ侵入できるため、安全対策を考えていかなければならない。

・不特定の日及び時間帯に重油を燃やしたような臭気が校内に漂うことがある。臭気が強い日は、気分不良になる場合もあり、学校だけでは対応しきれないところがあるので、何か市内で情報等あれば教えていただきたい。

 

4 閉会

・校長より