平成28年度 大阪府立門真西高等学校 第2回 学校協議会 議事録

 

【日時】平成281125()15:301700

【場所】本校 校長室

【出席者】委員:西村会長 牧園委員 今森委員 村上委員 美代取委員

         事務局員:中島(校長) 田原(教頭) 井筒(事務長) 三宅(首席) 山本(首席) 植森(指導教諭)

                 笹川(主書記) 信谷(副書記) 久野(書記) 江籠(書記)

 

1. 開会(次第)

・校長挨拶

・会長挨拶

 

2. 平成28年度学校経営計画の進捗状況ついて総合資料(議事進行:西村会長)

確かな学力の育成』

 (1)授業の質の向上と自ら学ぶ生徒の育成

<指導教諭>より

○「授業力向上に向けた取組み」について

・初任の3名による公開研究授業(10/141517)及び研究協議を実施。

・第2回授業見学月間(10/2411/25)を設定し、各教員が当該月間中2回以上の授業見学を実施。

・外部講師を招き、アクティブラーニングに関する教員研修(10/12)を実施。

<教頭>より

○授業アンケートの実施(資料1-1

・生徒意識(興味・関心、知識・技能)に係る満足度の目標を77%としているが73%にとどまった。

・各授業担当者に振り返りシートを配付し、各教員がPDCAサイクルを実施している。

         ○「診断支援チーム」事業(教育庁)の活用(資料1-2

      ・年間3回の研修を実施し、確かな学力の育成』の評価指標について、今までと違った視点から

目標を設定し、今後の授業改善及び授業力の向上につなげる。

       ・第1回(10/13)ではSWOT分析による本校の現状の『見える化』を行った。

         ○「ICTを活用した授業づくり」の実施

・目標時間を上回る時数を実施できており、「ICTを活用した授業づくり」はかなり定着してきている。今後は、評価指標としてICTの使用時間だけではなく、活用の効果性を高る指標について検討していきたい。

 

   (2)個に応じた学習指導の実践

○「一人ひとりの学習状況に応じた学習指導」について

・昨年度と比べ、1学期末の成績不振者が微増。

・各学年、教科で定期考査前の勉強会を実施。

         ○個に応じた学習指導の実践

          ・各種検定(漢字・数学・英語・ワープロ)の受験に対する支援をしている。

          ・進路指導として小論文対策に力を入れている。

 

2 『豊かな人間性をはぐくむ生徒指導の充実』

  (1)規範意識と思いやりの心の育成

<首席>より

         ○遅刻欠席者数について

          ・昨年より微増している。(9月末まで 遅刻14.6%増 欠席7.3%増)

          ・遅刻者に対して、放課後の学習指導や、翌日の早朝登校を全学年共通で実施している。

          ・昨年度に続いて、「遅刻0の日」を毎月1回程度実施している。

          ・遅刻をすれば、指導があるという認識が生徒に根付いた。

         ○「あいさつ運動」について

          ・10月現在で計3回の14日間実施し、のべ1,151人の生徒が参加した。

<首席>より

○正しい制服の着用について

・来年度からの新たな制服に関する説明(上着のストレッチ、ウォッシャブル機能等)

<首席>より

   〇「心のアンケート」の実施(資料2-1)

          ・生徒記名式のアンケートを実施し、「いじめ」の実態把握を行う。

          ・生徒が安心して過ごせる学校づくりをめざす。

         (教頭による補足:「心のアンケート」について)

大阪府では、生徒が安全で安心な生活を送ることができる学校づくりを進めるため、体罰、いじめ、セクシュアル・ハラスメント等の状況について、直接生徒から聞き取ることを目的として、生徒アンケート「安全で安心な学校生活を過ごすために」(以下「生徒アンケート」)を年間2回実施することとなっている。

本校では、以前から「心のアンケート」を実施しており、府との協議の結果、第2回は従前からの「心のアンケート」を実施している。

  

(2)生徒の自主的活動の支援

 <首席>より

〇リーダー研修の実施について

     ・今年度も高大連携校大阪国際大学で1/28に実施予定。来年度の体育祭に向けて、約40名の生徒が参加予定。

 

  (3)「生徒理解と中退防止」について(資料2-2)

<首席>より 

         〇中学校との連携

          ・本校入学生徒の出身中学校すべてを訪問した。

          ・「高校生活支援カード」の内容から、入学後早い段階で個別に聞き取りを実施した。

         〇関係機関との連携

・スクールカウンセラー来校時に合わせ、教育相談委員会を月1回実施し、各学年での情報共有を実施している。

・キャリアコンサルタントと連携し、生徒が入学時から進路について考える機会を確保している。

 

 

  (4)「地域連携と社会貢献」

<首席>より 

         〇門真市主催の防犯ワークショップを実施。

         〇門真市主催の「青少年の主張」(12/4:ルミエールホール)の司会進行を本校生徒が担当する予定。

         〇ピカピカ隊に校外清掃活動の実施

【協議】

   意見:授業アンケート満足度が高く、教職員の取組み姿勢が素晴らしい。生徒指導と教科指導が一体となって取り組まれており、効果的な指導ができている。

意見:開発的生徒指導が実践できている。「問題行動があったら対応する」ではなく、「学校全体を魅力的にすることで問題行動を減らしていく」という取組みが実践できていると感じる。授業もしっかり取り組まれている印象を受ける。

意見:小学校や中学校と緊密な関係を構築したい。また、地域住民とさらなる連携を深め、開かれた学校づくりをPTAとしても取り組みたい。

意見:来月、門真市文化会館ルミエールホールで実施する「青少年の主張」において、門真西高生と取り組めることに感謝している。

意見:数多くの卒業生が体育祭を見に来ており、生徒が学校に対して好意を抱いているのが伝わる。「桜祭り」に関しては、一般来校者が260名程度と学校イベントの規模を超えているように思える。今後も卒業生や地域と良好な関係を築いてほしい。

 

3 『「やる気」を起こさせるキャリア教育のさらなる充実』

<教頭>より 「キャリア教育の充実」について(資料3-1

         〇キャリアコーディネーターと連携

・キャリアコーディネーターからアドバイスをもらうことで、企業のニーズの把握に役立っている。

         〇進路指導部の取組み

      ・「進路指導部だより」を発行。

          ・進路状況に応じた個別段階的な指導を実施している。

          ・卒業生を招待し、先輩から効果的なアドバイスがもらえた。

 

4 『地域の信頼を高め、学校教育活動を活性化する学校力の向上』

  (1)広報活動の推進

<首席>より

         〇学校説明会の実施(資料4)

          ・校内校外とも、教職員全体で取り組んでいる。

          ・毎回一定数の参加者があり、関心を示してもらえている。

         〇「門西だより」の発行

 

   (2)学校力の向上

        <指導教諭>より 

         〇フレッシュミーティング(初任から採用4年目までの教職員の研修)の実施

          ・今年度は現在までに計5回実施した。

          ・経験の少ない教職員が、不安や悩みを話し合える場となっている。

 

<首席>より 

         〇外部講師を招き、職員人権研修を実施(6/24

          ・LGBTへの理解を深め、教職員で話し合いを行った。

 

3.全体を通しての意見交換

意見:効果的な研修が実施できている。それを可能にしているのは、教職員間でのコミュニケーションが良好で、十分な連携が取れているからだと感じる。またパンフレットの言葉『がんばる君を、応援します』が印象に残った。

意見:資料が充実している。子供たちの数年先を見据え、教職員全体で生徒を見ていることが伝わった。いじめ認定の判定が小学校ではとても難しい。今後もいじめ等の取組みについて意見交換をしていきたい。

意見:進路指導に関して、奨学金の説明は1、2年生から参加できるとさらによいと思う。

意見:様々な課題も多いが、今後も学校と生徒が良好な関係を築いてほしい。

 

4.初任者からの本会議に対する感想

 

5.閉会の挨拶