平成15年4月1日から高等学校においても新学習指導要領が適用されます。今回の改訂においては、学校や生徒の選択の幅を広げ、主体的・自律的な学習を推進し、選択科目や学校設定科目等の履修を通して、それぞれの能力を十分に伸ばすことをめざした教育を展開することが期待されています。

各学校においては、教育課程の編成に当たっては、まず基本的な方針を明らかにして、共通理解を図ることが大切です。その上で、教科・科目の構成、開設すべき学校設定教科・科目、総合的な学習の時間の学習活動、特別活動の内容及びそれぞれの単位数や授業時間の配当について組織的、計画的に取り組むことが期待されています。また、学校が進めようとしている教育の方針やそれに基づく特色づくりなどについて保護者や地域の人々に十分説明し、理解を得ることが大切です。

これを受けて、教育課程説明会でもお伝えしましたとおり、平成15年度に開設する学校設定科目、学校設定教科および当該教科に関する科目につきまして「指導と評価の年間計画」(シラバス)を提出していただくことといたします。また、必履修教科・科目の減単位等の協議に際しましても、事由書に加えて「指導と評価の年間計画」(シラバス)を提出していただき協議いたします。ここに「指導と評価の年間計画」(シラバス)例をあげさせていただきましたので、ご参考にして作成願います。                                           カリキュラム研究室

 

指導と評価の年間計画(シラバス)例

1.    国語総合

2.  世界史A

3.  現代社会

4.  数学T

5.  理科総合B

6.  体育

7.  保健

8.  音楽T

9.  美術T

10.       書道T

11.       英語T

12.       家庭総合

13.       情報A

14.       農業科学基礎

15.       工業(課題研究)

16.       社会福祉実習

17.       産業社会と人間