平成15年度(2003年度)

研修名をクリックすると、研修概要を表示します。

   
小学校「理科」指導者養成長期研修 中学校「理科」指導者養成長期研修 高等学校「生物」研修
小学校「理科」教材開発研修 中学校「理科」教材開発研修 高等学校「地学」研修
小学校「理科」あおぞら研修      高等学校「理科」実習助手研修
小学校「理科」フレッシュ研修

 
(教育課題に応じた研修)
「環境教育」研修



 小学校「理科」指導者養成長期研修

 理科全般の領域にわたる幅広い研修を通じ、地域の指導者としての力量を高

めることを目的とする研修。 (講義・実験・研究協議・野外実習・見学)

  対象:公立小学校の教諭(大阪市立を含む)のうち、理科の指導に積極的に取り
    
    組む熱意と研究意欲を有し、研修終了後は理科教育の指導者となって活躍
    
    できる者    前期8名 後期8名

  期間:前期[4月1日(火) 〜9月30日(火)]  後期[10月1日(水)〜3月31日(水)]

 内容:理科教育の指導の内容に関して、物理・化学・生物・地学の各領域にわた
    
    り基礎から応用までの講義と実験・実習を行い、さらに、より実践的な教
    
    材研究・授業研究等を実施する。また理科教育における今日的課題につい
    
    てその解決を図るための研究を行う。


 小学校「理科」教材開発研修

 観察や実験を通して理科についての資質と指導力の向上を図ることを目的と

する研修。 

(講義・実験実習)    

  対象:小学校、盲・聾・養護学校(小学部)の教員  160名 
    (※教職経験者研修Tの選択対象研修)

  期日:7月31日(木)、8月1日(金)、8月4日(月)、8月5日(火)

  「電気と磁石」

  電気や磁石は日常生活に入り込んでいます。身近な素材をあげ

 ながら、電気や磁石の基本的な性質を学習します。また、授業で

 行えるもの作りを紹介します。

  「植物を用いた染色」

  「理科」にとどまらず「総合的な学習の時間」にも活用できる、

 タマネギの表皮、タデアイの葉や緑色植物の葉を用いた染色の研

 修を行います。

  「光合成とそのしくみ」

  校庭などで身近に見られる雑草を材料にして、光合成に必要な

 ものや光合成によってつくられるものが、直ちに認識できる簡単
 
 な実験を紹介します。また、そのしくみにについて理解を深めま
 
 す。
  
  「地層と化石」

  化石や古生物について基礎知識を学び、小学校の理科教材とし

 て度のように取り扱うかを研修します。また、手軽な道具ででき

 る化石のクリーニング実習を行います。


 小学校「理科」あおぞら研修

  野外実習の方法を学び、理科についての資質と指導力の向上を図る。

 (野外実習)

 対象:小学校、盲・聾・養護学校(小学部)の教員(堺市立を含む)

    30名 
    (※教職経験者研修Tの選択対象研修 7/23、7/24)

  期日:7月23日(水)、7月24日(木)、10月10日(金)

  「身近な植物の観察」

  校庭でよく見られる植物について、野外観察を行います。また、から

 だのつくりを観察し、分類や生育環境についての考えを深めます。

  「動物園での野外観察」

  天王寺動物園に行き、小学校における動物園の利用法について考えま

 す。環境や食物のとり方と動物のからだのつくりとの関係について考察

 します。

  
  「岬町みさき公園周辺の地層の観察」

  和泉層群および大阪層群と呼ばれる地層の観察を行います。地層の重

 なりと流水の働き、化石と古環境、地層の変形と地殻変動について考え

 ます。


 小学校「理科」フレッシュ研修

  教職経験2〜7年目の教員を対象に、理科の基本的内容についての観察・

 実験の指導力向上を図ることを目的とする研修。(講義、実験・実習)

 対象:小学校、盲・聾・養護学校(小学部)の教職経験2〜7年目の教員

    各回25名

 期日:8月8日(金) 8月22日(金)

 【花粉の観察】

  身近な植物の花粉を顕微鏡で観察して、その特徴を調べるとともに、
 
 花粉のはたらきについて考える実験と観察を紹介します。

 【気象衛星画像の見方と使い方】

  気象衛星「ひまわり」などによる画像を「天気の変化」の学習で活用
 
 する方法を考えます。あわせて日本の天気変化の特徴を考えます。

 【てんびんやてこの取り扱い】

  てんびんやてこを取り扱うときの考え方や注意点について解説します。
 
 また、関連した「ものづくり」についても紹介と制作を行います。

 【酸・アルカリの性質】

  酸やアルカリの水溶液の性質やその取り扱い及び中和反応について考
 
 え、天然の色素を指示薬に使った実験と観察を紹介します。


 中学校「理科」指導者養成長期研修

 理科全般の領域にわたる幅広い研修を通じ、地域の指導者としての力量を高

めることを目的とする研修。 (講義・実験・研究協議・野外実習・見学)

  対象:公立中学校の教諭(大阪市立を含む)のうち、理科の指導に積極的に取り
    
    組む熱意と研究意欲を有し、研修終了後は理科教育の指導者となって活躍
    
    できる者    前期4名 後期4名

  期間:前期[4月1日(火) 〜9月30日(火)]  後期[10月1日(水)〜3月31日(水)]

 内容:理科教育の指導の内容に関して、物理・化学・生物・地学の各領域にわた
    
    り基礎から応用までの講義と実験・実習を行い、さらに、より実践的な教
    
    材研究・授業研究等を実施する。また理科教育における今日的課題につい
    
    てその解決を図るための研究を行う。


 中学校「理科」教材開発研修

 観察や実験を通じて、中学校理科教員としての専門的資質と指導力の向上を

図ることを目的とする研修。 (講義・実験実習)

  対象:中学校、盲・聾・養護学校(中学部)の理科担当教員  各30名 
    (※教職経験者研修Tの選択対象研修)

  期日:7月25日(金) 7月31日(木) 8月4日(月) 8月5日(火)

 「滋賀県田上山〜野洲地域の地質」

  本地域は、山地は花崗岩からなり、丘陵部は古琵琶湖層、平野部は沖積層、

 そして琵琶湖にいたる。主に花崗岩の野外観察を行い、環境や防災(自然災

 害)、さらに資源という観点から学習する。 (野外実習)

 「水中の微生物の観察と飼育」

  水中に生活する微生物の観察と飼育をとおして、自然界における生物の働

 きを提示する教材開発に関する研修を行う。

 「身近な環境における放射線とその教材」

  簡易放射線測定装置を用い、環境放射線などの測定を行い、それに関係す

 る教材を紹介する。霧箱の製作を行い、その製作した霧箱を使って、身近な

 放射線源から出る放射線を観察する。

 「選択・発展学習のための化学教材」
 
  デンプンをいろいろなpHの下でデンプン粉から作ったり、ガムから消し

 ゴムを作るなどして、生徒が化学に興味を持つ素材を提供する。
 


 高等学校「生物」研修

 高等学校理科担当教員に対して生物に関する研修を実施し、生物に対する理解

を深めるとともに、実験指導力の向上を図ることを目的とする研修。

  (講義・実習)

 対象:高等学校、府立盲・聾・養護学校(高等部)の理科担当教諭(堺市立・国立・
    私立を含む)             第1回目50名  その他各回15名
    (※教職経験者研修Tの選択対象研修)

  期日:7月22日(火)、7月25日(金)、7月28日(月)、8月1日(金)

 「生命科学と社会」

  クーロン、再生医学、遺伝子診断など多くの人にとって、現代の生命科学は新し

 い技術を生み出す学問だと思われているのではないでしょうか。でも、私の中での

 生命科学は、人間や生物の歴史や関係についての情報を提供し、『人の心を豊にし

 てくれるもの』です。応用技術から基礎研究まで、生命科学の全体像を視野に入れ

 ながら、社会における意味を考えていきたいと思っています。 (講演)

 「呼吸と光合成に関する実験」

  微細藻類を用いて呼吸量及び光合成量の測定を行います。

 「身近な植物から学ぶ分類の基礎」

  校庭に生えている植物を利用した観察例の紹介と実習を行います。

 「センチュウの生物学」

  昨年度のノーベル医学生理学賞がセンチュウを題材とした研究に贈られました。

 そのセンチュウを用いた観察・実験を紹介します。


 高等学校「地学」研修

 高等学校理科担当教員に対し地学領域に関する研修を実施し、地学領域に対する理解

を深めるとともに、実験指導力の向上を図ることを目的とする研修。

  (講義・野外実習)

 対象:高等学校、府立盲・聾・養護学校(高等部)の理科担当教諭(堺市立・国立・
    私立を含む)             第1・2回各15名  、第3・4回各50名
    (※教職経験者研修Tの選択対象研修  7/25、8/1)

  期日:7月25日(金)、8月1日(金)、10月22日(水)、11月26日(木)

 「滋賀県田上山〜野洲地域の地質」

  本地域は、山地は花崗岩からなり、丘陵部は古琵琶湖層、平野部は沖積層、

 そして琵琶湖にいたる。主に花崗岩の野外観察を行い、環境や防災(自然災

 害)、さらに資源という観点から学習する。 (野外実習)

 「日本の四季の天気」

  日本の四季の天気の特徴をデジタルデータを処理しながら考える。

 「大気・海洋・陸面を結ぶ水の回廊と地球環境変動」

  地球本体、水圏、大気圏は、一つの有機体「地球システム」を構成している。

 これを人体に例えれば、その血液に相当するものが水であって、水は地球シス

 テムを循環することで、物質(溶質)とエネルギー(海流による顕熱、大気中

 の水蒸気による潜熱)を地球全体に行き渡らせているのである。この例えでは、

 地球環境変動とは地球システムのホメオスタシス(自律的な恒常性維持機能)

 である。これを解明するために、水循環の心臓部である熱帯東南アジアで展開

 している観測の様子や最新の成果の一端を紹介する。  (講演)

 「流星と流星観測」

  生徒にとって関心のある現象でありながら、教科の中では取り上げらること

 のほとんど無い流星現象を取り上げ、流星とはどんな現象なのかを紹介し、ク

 ラブ活動などでの流星観測をテーマとする場合の観察ポイントを解説する。

 (講演)


 高等学校「理科」実習助手研修

  高等学校理科実習助手に対して、実験・観察を中心に研修を行い、資質の
       
 向上を図ことを目的とする研修。  (講義・実習)
 
 対象:府立高等学校、盲・聾・養護学校(高等部)の理科担当実習助手  各25名

  期日:9月9日(火) 2月18日(火)

 「電子回路の実習と製作」

  電子回路を構成している、抵抗、コンデンサー、ダイオード、トランジス
 
 ター、デジタルIC等の性質を解説する。それらの部品を使って、発光ダイ
 
 オードを自動的に点滅させる,水に触れたらブザーが鳴る等の動作をする簡
 
 単な電子回路を組み立て、電気機器の基本的な動作原理を理解する実習を行

 う。

 「プラナリアの飼育と観察・実験」

  プラナリアは、脳だらけ遺伝子の発見で、最近再び脚光を浴びている。プ

 ラナリアの飼育方法や観察・実験のための手法を身に付け、授業で活用でき

 るようにする。

 

教育課題に応じた研修


 「環境教育」研修

 身近な生物の観察・調査による環境教育の実践的な指導法の研修を行い、      

環境教育を担当する教員の資質と指導力の向上を図ることを目的とする研修。

                        (講演・講義・研究協議・実践発表・見学)

 対象:小・中・高等・盲・聾・養護学校の教員  50名
    (※教職経験者研修Tの選択対象研修)

  期日:8月18日(月)、8月19日(火)、8月25日(月)

 「オリエンテーション」
   
  学校における環境教育の実践、及びそのあり方等についての報告・講義を実施します。

 「校種別の研修」

 (小・中学校)
  ・生物を用いた環境調査
  ・身の回りの環境を考える
 (高等学校)
  ・生物と水環境に関する調査
  ・身の回りの環境を考える

 「干潟の生き物と野鳥の観察(現地研修)」

  南港野鳥園(大阪市)を利用し、干潟や干潟の生き物についての講義・観察と、シギ・
 チドリに関する体験学習・アクティビティなどを実施します。