東北被災地訪問プログラム 現地速報
参加した生徒からのメッセージ
1-8 坂口
この3日間で人と人とのつながりの大切さを改めて実感しました。まずこの訪問先も先生同士のつながりがなければ有り得なかったことだと思います。
今回私達が訪れたことによって石巻高校をはじめ多くの学校の生徒との交流ができましたが、
今後の交流にも繋がっていくと思います。
そして宮城のみなさんの優しさが身にしみました。
私の知識の甘さと失礼な態度などで気を悪くされた方もいると思います。
そのことを謝ると、「実際に見るとまた違う。見に来てくれてありがとう」と言われて、泣きそうになりました。
心優しい方々に教えていただいたことと私の見たことが春日丘のみんなに伝わり
後の時代が少しでも多くのことを受け継いでもらえるように伝えていきます。
このプログラムに参加させていただき本当にありがとうございました。
1-8 吉川
被災した方々はみんな、全国からの支援や応援にとても感謝していたのが印象的でした。
私たちが来たことに皆さんがとても喜んでくれて「来てくれてありがとう」と言ってくださったのがとても嬉しかったです。
被災地は自分たちが思っているほど復興はしていなくて、私たちは震災のことは絶対にわすれてはならず、
これからが復興なんだということを被災しなかった人たちに伝えていかなければならないと思いました。
そして何より、宮城県の人はとても温かいということを実感しました。どこに行っても私たちのことを優しく迎え入れてくれ、
感謝してくださいます。自分たちが大変な状況にあっても助け合い、支援してくれた人への感謝の気持ちを決して忘れません。そういう気持ちに触れることが出来て、私の方が感謝の気持ちでいっぱいです。今回この被災地訪問プログラムに参加させていただくことが出来て、本当に良かったです。
1-8 脇
3日間の訪問を終えて、自然とこの震災に対する思いがかなり変わっていました。
3日目に見た景色で言うと、南三陸町の防災対策庁舎やその奥にあった病院、バスから見える線路の崩壊、一面建物の基礎しか残ってない所、
なんか、言葉とか思いつかないです。
今までの知識とのギャップに今日は特に自分自身に対する嫌悪感がすごくなってしまって必死で涙をこらえた瞬間もありました。
あっちの人は優しいから、その優しさに甘えそうになるけど、それには私たちの方からちょっとは食い下がっていかないとなあと思ったりもしました。
3日間で思ったのは、知って欲しい、伝えたい、って思っている人がとても多いという事でした。
それなのに聞く人が居なければ、その人たちやその人たち思いと繋がる事はないし、これからの世代にも伝わっていかないと思います。
あってはいけない温度差がある気がして怖さも感じたり。
本当に一度でいいから、被災地に足を運んで見て聞いて帰って欲しい、そうじゃないと分からない事があり続けるだけだし、ずっとそのままだと思うようになりました。
本っ当に改めて、このプログラムに参加させてもらって、ありがとうございました。
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