大阪府立春日丘高等学校  
 
 
             

 

東北被災地訪問プログラム 現地速報

第4日目
 今日は気仙沼高校と交流を行いました。班別に分かれ、「防災について」「私が総理大臣になったら」というテーマで討議しポスターを作りました。 さまざまな高校の生徒たちが積極的に意見を出して、いい発表を行っていました。お見送りを受けた後、大阪に向かいます。


生徒たちより
[東北プロジェクト3日目]
活動最終日の今日は、気仙沼高校の皆さんと交流会をさせていただきました。 私の班は、「災害について」のレポートを作りました。まず、"どんな災害があるか"についてです。 やはり、ほとんどの人が「地震」や「津波」をあげていました。元々地震の多い日本ですが、阪神淡路大震災を経験していない高校生の私達にとっては、 東日本大震災が『災害⇒地震、津波』となる大きなきっかけになっていると思います。次に、"災害が起きた時どうなるか"についてです。様々な意見がありましたが、 「普段の生活が出来なくなる」ということが主でした。考えてみて、文字に表す事は簡単ですが、実際はその事がどれほどのことなのか、 自分にとっては想像でしかないのだなと感じました。最後は"災害を通して学べる事"と"災害が起きた時のために何をすべきか"について意見を出し合いました。 「避難訓練をきちんと行う」や「防災グッズを備える」などがありましたが、私は「正しい判断力」と考えました。災害時、たくさんの情報飛び交っている中でも、 正確な情報かを判断する必要があると思います。
 今回の東北プロジェクトで、2日間の活動を行った上で災害について考えてみて、自分がどんな風に考えていたか、2日間で何を感じたか、再確認することが出来たと思います。 これから先、災害をゼロにすることも、災害から逃げることも、おそらく出来ません。重要なのは、起きてからどんな行動をとるか。 家族と、友達と、改めて考えるきっかけとなりました。 【3年大竹】

今日は、気仙沼高校と交流を行いました。気仙沼高校の皆さんはとても温かく接してくれて、 話しているのが楽しかったです。大阪から持ってきた大量のおかしを食べながら、ポスターセッションやアイスブレイク(人間知恵の輪)をしました。 ポスターセッションでは私の班は「もし総理大臣になったら」を議題に、意見を付箋に書いて模造紙に貼っていったのですが、 「学びたいものだけを学べるようにする」「戦争関連のものをすべてなくす」など、興味深い意見がたくさん挙げられました。 とくに、「戦争関連?」を見た先生が話してくださった、「これができたら、軍事にかかる金が全部医療とか福祉とか、他のいいことに回せる」という話を聞いて、 戦争さえなければ世界の平和はほぼ確実にできることを再認識しました。また、その後にしたアイスブレイクは、2回とも解くことが出来なかったけれど、 初対面の人とも笑いながら協力できて、とても楽しかったです。震災から5年経て、すべては元通りではもちろんないけれど、 気仙沼の高校生たちに笑顔が戻っていることを嬉しく思いました。 【1年内田】

今日は、気仙沼高校との交流でした。あまり積極的に発言はできませんでしたが、毎年交流を続けることの大切さを感じました。 大阪府の高校生と宮城県の高校生が友達になったり、グループワークをする機会はめったにありません。 しかし、意見交換をしたり、同世代の人と知り合いになることでわかってくることはとても多いと思います。 繋がりがあることで、興味が湧くし、忘れなくなります。東北から離れたところに暮らしている私たちにとって、繋がりを持ち続け、 忘れないというのが一番の支援になるのではないかと思いました。 【2年村山】

           
  ホストファミリーとお別れ   ありがとうございました   気仙沼高校で春日丘紹介    
           
    テーマ別に討論中   チームごとに発表   人間知恵の輪【ワークショップ】    
           
    春日丘での募金(26000円)を手渡し   全体で記念写真   校門前でお見送り