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事前研修(7/10) 阿倍野防災センター

大阪市立阿倍野防災センターにて ~地震等を体感する~
       
阿倍野防災センターにて 地震発生時の対応訓練 消火器の使用訓練


1年 鈴木
今日の阿倍野防災センターでは、見て学ぶだけではなく実際に体験して学ぶ事ご出来ました。地震が起こった際には、身の安全だけではなく逃げ口の確保をしたり、ブレーカーを落としたりしなければならない事を知りました。また、火災が起こって逃げる場合には口元を手でふさぐたけではなく、身を屈めて高い位置の空気を吸わないようにする等の注意点がある事も知りました。震度7の体験では揺れが来ると分かって、手すりを握りしめていながらも身体が引っ張られて怖かったです。

2年 田嶋巳紗
今日訪れた阿倍野防災センターでは様々な体験ができました。震度7を実際に体験できるコーナーもあり、予想以上の衝撃だったため実際にこのような地震が起こったらと思うと、とても怖かったです。他にも消火器の使い方を習ったり、煙からどう逃げるかを実習したりしました。実際に地震が起こると、大体の人がパニックになり、冷静な判断ができなくなるそうです。地震が起こったらとにかく冷静になる事が大切だと学びました。阿倍野防災センターは自分で体験して地震について学ぶことができ、地震がより身近に感じたし、常日頃から地震について考えておかないといけないと感じました。

1年 川本
私は、阿倍野防災センターを訪れた。そこで、いくつか体験をすることができた。その中で印象に残った体験をいくつか紹介しようと思う。  一つ目は、火災が発生し煙が部屋に充満したと想定して、煙の中を部屋の外へ逃げるという体験だ。煙を吸わないように口を手で覆いながら、腰をかがめてすり足で歩くことは想像以上にしんどくお年寄りの場合は特に大変なのではないかと思った。火災事故での死傷者のうち60%以上が65歳以上の高齢者である。その対策として、老人ホームの場合はスプリンクラーの設置に義務化や、地元消防団との連携などを進めているようだが、これからの高齢化社会を考えて、より入念な対策が必要であると私は考えた。  二つ目は、消火器を使っての消火の体験である。その前に消火器の使い方について詳しく教えていただいた。消火器はABC火災のすべてに対応している。ABC火災のAとは普通火災のことで水をかければ収まる火事、Bは油による火事、?は電気による火事である。BCの火事の場合は水をかけることによってかえって被害が増幅するので消火器を使うべきだと教えていただいた。家に帰ってから母にこの話をすると、自分の家に消火器があると母から聞き、驚いた。なぜなら、私はそのことを全く知らなかったからだ。今回の体験により、家に消火器があるということを知ることができ、本当に良かった。  三つめは、実際に揺れを体感する体験だ。阪神淡路大震災のものとこれから起こるであろう南海トラフの揺れを体感したのだが、今回はレバーをしっかり握っていたため、何とか立っていることができたが、もし町中に私がいたときにこの地震が起これば、間違いなくたっていることはできないと思う。それだけでなく看板が落ちてきたり、電柱が倒れたり、近くにある建物が倒壊してきたりしたら、私が助かる確実はほぼないだろう。このような場面を想定しての対策を考えなければならないと感じた。  最後に一つ、生活の知恵を、紹介したいと思う。それは、食器棚などの家具の下の手前に新聞紙や木の板を挟んでおくというものだ。こうすることで重心が後ろになり家具が倒れにくくなるそうだ。今回の体験で火災や地震などが発生しても、焦らないこと、また、自分の家に消火器があるか、などの情報をしっかりと知っておくが重要であると学んだ。