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事前研修(7/15) 阪神淡路大震災の爪痕をめぐる

神戸「人と未来防災センター」と神戸港震災メモリアルパーク
       
人と未来防災センターへ 震災時の説明を受ける 阪神淡路大震災の傷跡

2年油谷
私達は東北プロジェクトの最初の活動として、兵庫県にある人と防災未来センターを訪れました。私は小学校の遠足で1度、この施設を訪れた事があり、今回で2度目の見学でした。正直、1度訪れたことのある場所だから新しい学びはないだろうと思っていましたがそんなことは全くありませんでした。去年、東日本大震災の被災地を訪れ、現地の方に様々なお話をしてもらったことが影響して、当時の状態や被害の甚大さをより知ることが出来たと思います。この施設は阪神淡路大震災についての資料が多く展示されているもので、震災当時まだ、生まれていなかった私たちにとっては、地震の恐ろしさを学ぶとても良い場所になりました。今回の研修が東北プロジェクトの活動に、より役立てられたら嬉しいです。

2年伊東
私達は東北プロジェクトの活動として、神戸人と防災未来センターを訪問し、貴重な体験をさせていただきました。阪神・淡路大震災に関する様々な映像や資料などを見せて頂くなかで、一番心に残った言葉が、「減災」です。「自然災害をなくすことは出来ない。しかし、被害を少なくすることは出来る。」という考え方で、「阪神・淡路大震災から、私たち人間は何かを学ばなくてはならない」という意識から生まれたそうです。私達が、震災について少しでも多く知り、被災者の方々から学ぶことで、減災し、これから起きる災害の被害者を減らすことに、大切な家や財産を守ることに繋がるのではないかと思います。

2年内田遥香
私たちは、神戸人と防災未来センターを訪れました。阪神淡路大震災を中心に、その他災害についても沢山の資料が公開されている施設で、当時の状況や復興に関わった人々の努力など、今まで知らなかったさまざまな情報を手に入れることができました。特に印象に残ったのは、人々のリアルな震災体験記です。震災後、家財を取りに戻った方の、「地震が起こるその直前までこれらは私たちの財産、宝物だった。それなのに瓦礫とはなんだ」という思いが綴られた手記には、考えさせられるものがありました。今日の経験を、プロジェクトにも活かしていきたいです。2年油谷です。 私達は東北プロジェクトの最初の活動として、兵庫県にある人と防災未来センターを訪れました。私は小学校の遠足で1度、この施設を訪れた事があり、今回で2度目の見学でした。正直、1度訪れたことのある場所だから新しい学びはないだろうと思っていましたがそんなことは全くありませんでした。去年、東日本大震災の被災地を訪れ、現地の方に様々なお話をしてもらったことが影響して、当時の状態や被害の甚大さをより知ることが出来たと思います。この施設は阪神淡路大震災についての資料が多く展示されているもので、震災当時まだ、生まれていなかった私たちにとっては、地震の恐ろしさを学ぶとても良い場所になりました。今回の研修が東北プロジェクトの活動に、より役立てられたら嬉しいです。

2年古志
今回は東北プロジェクトの一環として、人と防災未来センターに訪れました。ここでは、阪神?疋淡路大震災の経験や教訓を伝え、被害を最低限にするための知識を身に付ける設備がありました。震災当時の映像、展示資料、液状化現象の実験など子供から大人まで、震災の知識を身につけやすい工夫がされていました。震災が風化されないためにも、また、防災?疋減災実現のためにも大切な施設だと思います。私が一番印象に残っているのは「1.17シアター」や「このまちと生きる」などの映像でした。「1.17シアター」では、大迫力の映像に加えて、地震に似せた揺れ、光、音響によって地震当時の恐ろしさを体感できました。「このまちと生きる」では、ある少女を主人公に震災の現状が語られました。避難所での人々の苦労、肉親を失った悲しみが伝わってきました。それらを知っていと知らないとでは防災の意識も変わってくると思います。皆さんも是非一度、人と防災未来センターに訪れてみてください。震災の恐ろしさを体感することで、震災に対する意識も変わってくるはずです。

2年田嶋
最初に見た各地域の地震の映像ではどの地域も被害が想像以上にひどくて、今実際に地震が起こったらと思うととても怖かったです。センターに展示してあった支援物資を見る中で海外から送られたものあると知り、人のつながりはこういった所でもあらわれるんだなと思いました。また、地震のせいで変に曲がってしまった側溝や潰れてしまったヘルメットを見た時に、地震がどれだけ酷かったかという事を改めて感じました。今回知ったこと、見たことを忘れず、これから起こるであろう震災に備えたいです。

1年石井
「人と防災未来センター」での体験・見学を通じて特に印象に残っていることは、阪神・淡路大震災発生時の様子を再現された体験型の映像視聴です。一瞬のうちに、爆音と共に町が破壊されていく。当たり前にあるはずのものがそこにない。目で見ているもの、耳に聞こえてくるもの、まるで自分がそこにいるかのような感覚。これが私達の住んでいる所なのか… 自然は私達に物語っています。自然災害の強さ、恐ろしさ、そして無力な人間が力を合わせて自然災害を乗り越えていくことの大切さを。自然災害を止めることは不可能ですが、その被害を留めることは出来ます。一人一人が災害についての正しい知識を持って備えておくこと、そして周りの人と協力して自然と共に生きること。これが、災害発生時に一人でも多くの命を救うことにつながるでしょう。

1年上原
 最初に見た映像は私の想像を超えていました。それは震災の街を再現した映像で、CGであるはずなのに私の心には深く印象付けられました。建物が崩れる音がここまで恐怖になるとは思ってもいませんでした。もしあの場に本当に自分がいたなら…と思うと震えてしまいます。さらに、それはある日突然に来ます。資料を見ていても「その前日までは普通に過ごしていたのに」という物が沢山ありました。突然に家を失い、肉親も失ってしまう。地震、自然災害の恐ろしさを改めて感じました。そしてその被害を抑えるための「減災」の重要性にも気づかされました。

1年川本
私は、人と未来防災センターのスタッフの方に色々とお話を伺うことができました。お話から得た情報は大きく分けて4つあります。 一つ目は、地震の被害は時間と季節によって大きく変わるということです。例えば、阪神淡路大震災の場合は冬に起こったので雨の日が少なく、復旧作業を早く進めることができました。また、一階で布団で寝ていた人の多くは圧死や窒息死でなくなっています。スタッフのお友達の方はベットで寝ていたため、顔と天井の間に隙間ができ助かっのだと教えてくださりました。 二つ目は、水の確保が重要であるということです。あなたの家の近くに震災直後に水を確保できる場所はありますか?と聞かれて、私は言葉に詰まりました。震災直後であるため、もちろん水道は使えません。ですから、川や井戸から、水を汲むしかありません。震災の時はどこに何があるのかという情報が非常に役に立つため、普段から家の周りを散歩してどこに川があり、井戸があり、空き地があるのかなどと行ったことを知っておくべきだとわかりました。また、近所の人の家族構成も知っておくべきだと言われました。なぜなら、地震が起こった時、手助けすることができるからです。例えば、一人暮らしのご老人が住んでいらっしゃったら真っ先に助けに行かなければなりません。 三つ目は、災害に備えるための必要最低限のグッズは、ウォータータンクとブルーシートであると教えていただきました。ウォータータンクは水道が止まった際に川や井戸から汲んだ水を運ぶため、ブルーシートは天井が壊れてしまった場合、天井の代わりにすることができ、テントを作るための材料になったりもします。 四つ目は、遠い国で起こった地震の影響が日本にまで及ぶということです。例えば、1700年に起こったアメリカ北西部を震源とするカスケード地震の津波の影響が日本に及んだという事実がお寺の資料として残されてます。 最後に、このスタッフの方は、危機が迫っていることを知ることが何よりも大切だとおっしゃっていました。震災の教訓は、かけがえのない犠牲を払って得た貴重な財産です。この財産を生かして、震災はいつでもあなたと隣り合わせなのだということを多くの人に伝えたいと思いました。

1年 矢田
 私が今日神戸に行って震災について学んだ中で一番印象に残ったのは、「人とのつながり」という言葉です。ビデオの中でも、ボランティアの方のお話でも聞きました。「地震の後は、皆優しかった。」という言葉や、近所の人々で助け合っている写真、そして被災者の方のその後の進路などを聞き、人の素の部分が少しだけ垣間見れた気がしました。しかし、それと同時に私の無知さをも知りました。センター内で私は終始口をあんぐりと開け、目の前に現れる事実に驚いていました。今まで私が思っていたものよりもすさまじく、怖いものだったからです。震災の現状を学ぶにつれ、震災についてよく知らない人がいるということは由々しき事態なのではないかと思い始めました。今回の見学での私の一番の収穫は、「起こったことを後世に伝えていく」という言葉の本当の意味を知れたことです。次回からはそれを行動に移せるよう、今以上にしっかりと学びたいと思っています。

1年和田
「私たちは自然と共に生きていることを忘れていた」という言葉が、強く印象に残っています。阪神淡路大震災の主な被害は、火事や家屋の倒壊などの人的被害でした。主な原因は、住宅を密集させたことや、建物の老朽化で、さらにそれの原因は「地震が起こると思ってもみなかった」という意識だったと思います。地震が来ると想定していれば、街のつくりも地震に備えたものに変わってくるし、被害は減らすことができる。スタッフさんが言っていた「地震は自然現象だけれど、震災は社会現象」という言葉はこういう意味でもあるんだろうなと思いました。