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事前研修(7/8)毎日新聞社にて「被災地取材について」


毎日新聞 大阪本社にて、編集・印刷工程までを見学させていただいたあと、 阪神淡路大震災・東北大震災の当時の新聞を見せていただき、被災地での報道の在り方や 新聞記者の取材方法、大切にしていることなど貴重でかつ参考になるお話をたくさん聞かせていただきました。 特に『記者として大切にされていることの』の中で、「マイクを向けるテレビと違って、被害者に寄り添って話を聞くことの大切さはボランティアでも大切だ」 という言葉は、東北に行き大阪に帰ってくる私たちにとって非常に大切なことだと思います。 生徒たちの感想レポートです。


〈毎日新聞大阪本社を訪問!〉
2年油谷
私たち、東北プロジェクトの参加メンバーは6月24日に毎日新聞大阪本社で見学をさせて頂きました。 前半は新聞についての説明を受けることが出来ました。仕事をしている編集局を覗かせて頂いたり、印刷作業が終了した直後の印刷所を見学させて頂くことが出来ました。 普段、あまり新聞をゆっくりと読むことが無かったため、新聞について知るいい機会になりました。 後半は、阪神淡路大震災が起きた際、被災地で取材を行った記者の方に直接お話を聞くことが出来ました。 阪神淡路大震災や、東日本大震災が起こった直後に刊行した新聞を見せていただき、二つの震災の被害の比較や、時代の違いについて知ることが出来ました。 お話を聞かせていただく中で、「震災直後はボランティアの役割はなく、本当の役割は震災で心に傷を負ってしまった方のお話を寄り添って聞くことだ。」 と仰っていたのが心に残っています。今回の研修では震災と報道の繋がりについて分かることが出来たと思います。
2年田嶋
はじめに見た映像は新聞の基礎について教えてくれた。新聞社勤務と言われると私達は新聞記者だと思いがちだが、新聞に関わる仕事は多くある。 新聞に載せるための写真を撮る人や編集をする人、校閲をする人等だ。今まで新聞社の人=新聞記者というような思い込みがあったため、その考えを改めさせられた。 また、新聞社の人に実際に話を聞くことができた。被災地に取材をする際には「取材をする」というよりかは「話を聞く」事を大切にしているそうだ。 被災地で取材をすることに対して、あまりよく思わない人もいる。無理に話してもらうのではなく、相手の心に寄り添って話を聞き許可された分だけを記事にする。 取材をする人は色んな事に配慮しているのだと気付かされた。

       
毎日新聞大阪本社前にて編集部を見学 記者の方からお話を伺う