Q&A
問題演習


今から150年ほど前にイギリスのチャールズ・ダーウィンは「種の起源」と題する本を出版して、生物が進化すること(=生物の種は分岐して増殖する、つまり変化すること)を事実をふまえて論証して行った。 その過程で、地球上の全ての生物は唯一の生命の起源から分化して多様になって、今日の豊かな海と陸の生物たちを生み出したと考えた。その考えは 現代生物学の基盤となっている。全ての生物は単一の共通祖先を持つため、3種の生物を比較するとき「より近縁な2種と、より疎遠な1種に分ける」 という議論ができる。こんな議論を繰り返して、生命の進化によって生まれた多様性と 類縁関係を学んでほしい。

問題 1

3種とも、固い殻を持つことは共通している。19世紀の有能な解剖学者ジョルジュ・キュビエはこの3種を同一のグループ軟体動物に属すると考えた。現代生物学では2種を軟体動物に、一種を節足動物に分類している。この中で、節足動物はどれか。

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アマガイ
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ケハダヒザラガイ
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イワフジツボ