亜鉛 : Zn

・Zn=65.4

・銀白色の金属で、華状、板状、粉末などの形で市販されている。

・酸と反応させて水素を得るには、華状亜鉛が適している。
        Zn + 2H+ → Zn2+ + H2↑

・純度の高い亜鉛の場合、酸を入れても水素が発生しにくい場合がある。

 金属の小片あるいは少量の硫酸銅(U)水溶液を入れると、不純物の金属イオンと電池反応を起こして反応が促進されるため、発生しやすくなる。

・身近には、乾電池の外筒缶、トタンの表面(鉄板に亜鉛がメッキされている)等に利用されている。

・亜鉛が溶けた溶液は、重金属溶液として回収し処理する。