酸化マンガン(W) : MnO2

・MnO2= 86.9

・二酸化マンガンともいう。

・黒色ないし黒褐色の固体で、粉末状や粒状で市販されている。

・水には溶けない。

・酸化剤であり、マンガン乾電池の減極剤、マッチなどに利用されている。

・触媒として利用され、室温で過酸化水素水を分解して酸素を発生させる。
  2H2O2 → 2H2O + O2↑(MnO2が触媒)

・塩素酸カリウムに混ぜて加熱すると、酸素を発生する。このとき、有機物などが混入していると爆発するので、注意すること。

・塩酸と混ぜて熱すると塩素が発生する。
  MnO2 + 4HCl → MnCl2 + 2H2O + Cl2↑