B.砂の石英粒子の走査電子顕微鏡写真(大阪府教育センター地学作成)

(砂粒の大きさは、0.50.7 mm位)

B1海岸の砂。滑らかな外形と表面に不規則に分布する楔状の凹み。琴引浜。

B3 楔状の凹みの拡大図。磯浜などの水流のエネルギーの強いところで粒子どうしが激しく衝突してできた破壊面。

B4 川原の砂。一般に角ばっており、風化作用による化学的分解や再沈殿をうけて表面があばたになっている。大和川。

B6 その拡大図。化学的溶解と再沈殿をしめすあばた面。

B7 大阪層群の砂。ブロック状の外形で、ステップ状の破断面が残っている。

B8 大阪層群の砂。ステップを伴った貝殻状断口。

B9 大阪層群の砂。方向性のある食凹がみられる。食凹は結晶中の不純物や格子欠陥などの歪みのある所が選択的に腐食されてできる。

10 大阪層群の砂。円弧を描いたステップ状破断面。