図3a,3b,3c.上下2層構造(境界の深さ1km,上層のVs=0.8km/s,
           下層のVs=3.2km/s)の境界に地下約4kmの 震源からP波,S波が入射した
     ときの波の屈折と反射のようす.(a:500秒, b:1000秒, c:1500秒).
     いずれの場合 も境界面で2種類の波が作られるのがわかる.
     速度の速いほうがP波,遅い方がS波である.一番下の図(図3c)でS波が
     紫色の堆積層に入ったところで2つの波に分かれているが, 速い方が問題の,
     上下の揺れを大きくするP波に変換された波である.時間表示はいずれも
     50で割ると実時間(100,200,300秒後)になる. 1格子は20mで計算.

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