組曲「天神」は、天神様こと菅原道真をモチーフにしており、第1章「忍び寄る影」、第2章「雷神」、第3章「祀り」の3章から成る組曲です。
第1章では道真に忍び寄る陰謀と道真の失脚を、第2章では雷神と化した道真の怒りを、第3章では道真を天神として祀り鎮めた民衆による祭りを大阪天神祭のリズムに乗せて、それぞれ表現しています。以下の演奏は最後の第3章です。

　柴島高校和太鼓部の演奏曲の多くは、オリジナル曲です。

　主な持ち曲としては大阪の歴史や地域を題材にした「組曲　天神」「組曲　大坂の陣」「中島音頭」や、ストーリー性のある「大海記」、軽快なリズムとキャッチーな笛のメロディの「遥」「蒼天」「宴」などがあります。他の作曲者の曲も含めて１０数曲のレパートリーがあり、短時間から長時間まで様々な依頼に応えた公演が可能です。