| 全体としては、平成20年度と比較して、生徒は肯定的意見の回答率が19項目で上昇、否定的意見での上昇はわずか2項目であった。また保護者も肯定的意見の回答率が13項目で上昇、否定的意見での上昇は2項目しかなく、近年の本校の様々な改革や挑戦が肯定的にとらえられていると考えられる。 | しかし、個々の項目では今後の課題も見られ、新規質問項目の「学校は、保護者からの意見をきく機会を多く持っている」については肯定的意見が45%、否定的意見が33%と比較的拮抗している。本年度、1年生は7月と11月、2年生は7月に全保護者を対象とした学年連絡会を実施した。今後このような会を、各学年で適宜開催する必要があると思われる。 文理学科の設置に関する項目では、「三国丘高校の活性化につながった」という項目は、文理学科所属者の回答を抽出してみると生徒・保護者とも肯定的意見が多く、普通科所属者の回答では肯定的、否定的意見が拮抗している。このようにどちらの学科に所属しているかによってアンケート結果が大きく違ったため、普通科・文理学科併置のメリットを学校全体にさらに広げることを今後考えなければならない。 普通科・文理学科の個々の生徒を見れば、互いの存在を励みにしてなお一層の努力につなげている生徒も見られ、このような雰囲気を広げていく必要がある。 |
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また授業やカリキュラムに関して、「満足できる授業が多い」という項目への肯定的意見は保護者・生徒とも年々増加しているものの、約6割であることから、質の高い授業実践に努めなければならない。また、「大学受験に必要な科目にもっと重点を置いた授業をしてほしい」「2年から進路に応じたコース分けをする方がよい」という意見の増加が生徒のアンケート結果では見られ、大学進学に対応したカリキュラムや授業が生徒から求められていると考えられる。また「本校のこれまでの進学実績に満足している」の項目が15ポイント下がったことを考えると、生徒の進路希望の実現に向けたカリキュラム作りや取り組みにどう生かしていくかが大きな課題である。
以上の分析を踏まえて、また個々のアンケート結果を参考にしながら、学校運営の改善や教職員の意識改革につなげるとともに、より開かれた学校づくりを進めていきたい。 |