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夢かなう単位制

アクティブ・ラーニング推進のための「フェニックスプロジェクト」

          〜4技能統合型授業の完成に向けて

鳳高校がこのプロジェクトに込める3つの思い

  @ 単位制への改編(平成20年度)」に続く『第2の矢』になること
  A 「クラウド型オーサリングシステム」など全国初の試みを駆使して
    『アクティブ・ラーニング』を実践すること
  B 鳳高校が府内そして全国の高校のパイロット的役割を果たすこと


「フェニックスプロジェクト」について

 我々鳳高校も含めて、日本の教育が直面する課題は「20世紀型教育」から抜け出せないでいるということです。我々のプロジェクトでは、「21世紀型教育」に転換するため、英語の授業でアクティブ・ラーニングを実践します。その手段として、プロジェクターの教室設置、及びクラウド型の教材作成を行います。プロジェクトの成果物は、21世紀型教育の一形態である協働学習の成立と、英語教育における4技能スキルの伸長です。

 20世紀型教育では、断片的な知識の丸暗記が中心で、決まった手続きの繰り返しが行われます。フェニックスプロジェクトでは、『新しい知識をすでにある知識や体験と結びつける、原理を探す、証拠をもとに結論づける』という21世紀知識基盤社会に対応する能力の育成に主眼を置きます。

 鳳高校では、すでに「使える英語プロジェクト」や「スピーチコンテスト」を基軸にして4技能型授業を展開していますが、フェニクスプロジェクトによってICT環境を整備し、アクティブ・ラーニングとしての完成へと導きます。

 これは、「ラーニングピラミッド」で上から下へ行くにしたがい学習形態がよりアクティブになります。それに伴い、知識の定着も格段に上がります。20世紀型のLecture やReading では、10%台。ICT機器を使ってAudiovisual や Demonstration を、協働学習によって Discussion を成立させます。実際にやってみて、お互いが教えあうことで、知識の定着を90%にまで高めます。こうして21世紀型の教育に転換するのがこのプロジェクトです。

 これは、文科省の学びのイノベーションで描く21世紀の教育環境です。われわれは、協働学習・個別学習・一斉学習の連携・連動に注目しています。

 まず、個別学習です。クラウド型オーサリングシステムVSSで、リスニング教材を私たちがつくります。再生速度を調整できるなど、学習者に最適のリスニング教材です。これをクラウドに載せます。インターネット環境があれば、自宅にいながらスマートフォンを用いて学習できるのが画期的な点です。反転学習にもつなげていきます。全国初の高校現場発信のクラウド型学習モデルとなります。

 次に一斉学習です。このワークシートは「使える英語プロジェクト」で、英語で行う授業のために編み出したものです。TOEFLの内容と同じ活動ができます。数多く作成・蓄積し、教員間で共有しています。各教室に設置したプロジェクターで投影することで効率的・効果的に運用できます。公開授業を通じて広めていきます。

 協働学習では、プロジェクターの活用が効果を発揮します。協働学習には、Think, pair and share, round robin, jigsaw, discussionなどがあります。一例として最近実施したジグソー法を資料にしました。ある話を6つに分け、それぞれ生徒がストーリーを理解して、グループに持って帰って情報交換し、タスクをこなします。座席と活動の説明に労力を要します。プロジェクターがあると、指示や説明を生徒に明快に示すことができます。

 フェニックスプロジェクトでは、@クラウド型個別学習、Aワークシートによる一斉学習、そしてBさまざまな協働学習、この3つを連携・連動させて、アクティブ・ラーニングを完成させます。20世紀型の教育から脱却し、21世紀型教育への確実な転換を図るのが我々のフェニックスプロジェクトのターゲットです。そして、このプロジェクトは、英語にととまらず他の教科にも、鳳高にととまらず他の高校にも広く影響を及ぼすものと信じています。

フェニックスプロジェクトの詳細はこちらから

☆H28年度 実践報告(コミュニケーション英語T)