大阪府立大塚高等学校
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平成26年度 入学式 式辞



 校庭の木々の緑が目に見えて濃くなるとともに、草花も一斉に咲き出し、生きるものすべてに生命の息吹きがみなぎる希望の季節を迎える中、本日、ここに大阪府立大塚高等学校第32期生の入学式を挙行できますことは、誠に喜びに絶えないところでございます。       ただ今、入学を許可いたしました平成26年度の新入生320名の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。皆さんの入学を私たち教職員一同心から歓迎いたします。
 本日は、大阪府教育委員会 保健体育課主任指導主事 荒木 清様をはじめ、ご来賓の皆様には、公務ご多用の中、ご臨席いただいております。高いところからではございますが、厚くお礼申し上げますとともに、平素から本校の教育活動の推進に格別のご理解とご支援をいただいておりますことに、改めて感謝申し上げる次第でございます。

 さて、本校は、昭和58年(1983年)に高校生の急増期に対応する第七学区最後の新しい学校として開校し、今年で32年目を迎えました。これまで、地元松原市はもとより、地域社会や保護者の皆様の温かいご支援とご協力に支えられ、普通科8,700、体育科1,500名、合計1万人余りの卒業生を送り出しています。

 今、私たちの暮らす社会は少子高齢や人口減少が進み、様々な分野で日々大きな変化を遂げています。本校もその30年余りの歴史の流れの中で、様々な遷り変わりを繰り返しておりますが、創立以来、時間厳守・礼儀作法・挨拶・服装・話を聞く態度など、いわゆる「躾」教育を徹底してきています。そして、本校で学んだ生徒の皆さん一人ひとりが、しっかりとした考えを持ち、これらのことをやり遂げてくれています。

 人は心の深いところで自分が描いている自分にしかなれません。人の人生で最も大切なのは「大きな夢」をもつこと、そして、その実現を確信すること。その夢が魅力的であればあるほど、自然に努力を重ね、意欲と忍耐力を生み出します。その誰もがもっている、「何かをやってやろう」という気持ちを育て、自分自身の人生を自ら作り上げる支援をするのが本当の教育であると考えています。どうか、皆さんも「夢と目標」をしっかりと描いて、今日から始まるかけがえのない高校生活を有意義なものにしてください。

 最近、凶悪犯罪や人間が生み出した便利なツールのひとつである携帯電話によるトラブルが後を絶たず、何か見えない力が人と人を引き裂き、世の中全体が命の大切さを忘れがちになってきています。そのような社会に直面して、何よりも大切なのは、自分がどのように生きていくのかという一人の人間としての強さです。皆さんに望むのは、「人を思いやる優しい心と、自分を鍛え、未来を描くたくましさ」です。

 「出会いは人を変える」と言います。皆さんは、今日、周りの仲間と私たち教職員と新しい出会いをしました。そして、全員が大塚高校という一つの船に乗って、まずは2年生に進級する来年の3月までを最初の区切りとして、一年間の旅に出るという気持ちで頑張って下さい。その船には同じ仲間や我々教職員が一緒に乗っています。途中、猛烈な嵐が吹き荒れたとしても、しっかりとしがみついて行ってください。

 私たちは生かされている命を生きています。生かされている命であるならば、健康や安全に気をつけて生きるだけでなく、あきらめることなく、自分で自分を見限ることなく、精一杯生きて欲しいと願うばかりです。しかしながら、そう言っても挫けてしまいそうな時もあるかもしれません。どうしてもうまく行かないときもあるかもしれません。そんな時は、決して一人で悩んだりせず、仲間や私たちを信じて相談してください。


 改めて、新入生の皆さんがこの大塚高校で良き友、良き先生と出会い、かけがえのない高校生活を送れるよう心から期待し、式辞といたします。


平成26年4月8日
                     大阪府立大塚高等学校長 源野 幸次


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