大阪府立大塚高等学校
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1学期終業式式辞

と き:平成26年7月18日(金)
ところ:本校体育館



 皆さん、おはようございます。
 今日で1学期が終わり、3年生は約4週間、1、2年生は5週間の夏休みを迎えます。毎年、夏は同じようにやってきて、そしてやがて秋の訪れを迎えます。かけがえのない今年の夏を有意義に過ごしてほしいと思います。

 夏休みには、いつもとは違う友人との交流の機会もあるでしょう。今や、Lineをはじめとした、ネット上の架空の友人関係を簡単に築くことのできる時代です。
そこで、皆さん一人ひとりが、「本当の友達って何?」と自分自身の周りを振り返って考えてほしいと思います。
 皆さんが友人関係について考える際に参考にしてほしい、ある記事を紹介しますので、よく聞いてください。

「忠言(忠告)は、耳に逆らえども行いに利あり。」

という、格言があります。本当に自分のためになる忠告は、厳しくて聞き入れにくいが、行動にはプラスになるという意味です。
「良薬は口に苦し。」という言葉もありますが、よく効く薬は苦くて飲みにくいという意味です。それは、友人も同じです。

「良友(良い友)は心に痛し。」です。

あなたは、本当の友人を勘違いしていませんか。
本当の友人とは、優しい言葉をかけてくれる友人のことではありません。あなたのことを褒めたり、優しくなだめたりしてくれる人ではありません。それは、あなたに嫌われたくないと演じているだけで、あなたに厳しいことを言ってくれる人こそが、本当にあなたのことを思っているのです。 あなたに当たり障りのよいことを言う人は、友人だと思っても、どこか気持ちが薄いものです。普段から優しい友人は、いざ困って「助けて」とお願いしても「ちょっと用事があって……」と軽い言葉で逃げてしまいます。 嫌われたくないから、相手が喜ぶような答えを選んでしまうのは、本当の友人ではありません。本当の友人は、聞きたくないような厳しいことを言ってくれます。

「そんな調子だと大学、受からないよ!」
「もっと真剣に将来のこと、考えたらどう!」

このような棘のある一言をどんどん言ってくれます。 それは本当にあなたのことを考えてくれている友だからこそ、言えるのです。真の友は、嫌われることを覚悟で、あなたの身になって言ってくれます。

 このように、普段は調子の良いことばかり言って、一緒に群れて攣んで遊ぶだけの友人は、本当の友とは呼べないということです。 Lineやフェイスブックなど、ネット上で知り合った友人関係によって大きなトラブルに巻き込まれることも社会問題となっています。 人間は一人では生きていけません。家族や友人とのつながりの中で生きています。ぜひ、本当の友達とは何かをもう一度考え直してみてください。

 高校時代の3年間は夢のように過ぎ去ってしまいます。一度限りの今年の夏を有意義に過ごしてほしいと思います。 特に、3年生の皆さんには、間もなく、就職試験や大学受験という人生の分岐点に差し掛かります。 その人生の分岐点を上手く乗り越えられるよう今年の夏の一日一日を大切に過ごしてください。


平成26年7月18日
                      大阪府立大塚高等学校長 源野 幸次

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