大阪府立大塚高等学校
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平成27年度 入学式 式辞



 ただ今、大阪府立大塚高等学校33期生318名の入学を許可いたしました。改めまして、新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。
 今年は、例年より桜の開花が早く、先日来の雨で少し散ってしまいましたが、皆さんの入学を心待ちにしていたかのように、見事に咲いております。
 本日は、ご多用の中にもかかわりませず、多数のご来賓並びに保護者の皆様にご出席いただき誠にありがとうございます。高いところからではございますが、厚くお礼申しあげます。
 さて、本校は、昭和58年4月、旧第7学区最後の新設校として、ここ松原の地に誕生いたしました。普通科は「創造」、平成4年度から設置された体育科は「流汗求道」を校訓とし、先人の方々の並々ならぬ苦労と努力の歴史が引き継がれ、今年で33年目を迎えました。
 本校は、開校以来、「時間厳守、礼儀作法、挨拶、服装、言葉遣い」など、いわゆる「躾」教育を徹底しています。そして、部活動においては、府立高校として、群を抜く実績を挙げることができるまでに成長を遂げています。これも、普通科8,900名、体育科1,600名を越す生徒諸君の努力と、温かく見守ってくださる地域の方々の深いご理解とご支援によるものと、改めて深く感謝申しあげる次第でございます。
 今、私たちの暮らす社会はあらゆる分野で日々大きな進歩を遂げる一方で、凶悪犯罪や人間が生み出した便利なツールのひとつである携帯電話によるトラブルが後を絶たず、何か見えない力が人と人を引き裂き、世の中全体が命の大切さを忘れがちになってきています。このような社会情勢のなか、今日、新しい高校生活のスタートを切った皆さん一人ひとりが、しっかりとした考えを持ち、これからの社会を生き抜く強い意志をもって臨んでほしいと思います。これまでの自分をいつか変えたいと思っているなら、今日がその日かもしれません。未来を変えるというような大げさな話ではなくても、誰もが夢や目標はあるはずです。それを叶えるただ一つの方法は、今、動いてみることです。未来は必ず今日と繋がっています。
 人の人生は、それぞれが「こうなりたい」という強い願望をもって創り上げられるものです。もちろん、運・不運もあるでしょう。しかし、じっとしていては何もそこからは生まれてきません。困難に立ち向かっていくしかないということです。入学式とは「未来への覚悟」を表明する最初の日です。皆さんも、こうして本校に入学した以上、自分の目標に向かってまっすぐ突き進んでください。また、本校での出会いを大切にしてください。人生は出会いと別れの繰り返しです。どの出会いが自分にとって大切かは、その時は分かりません。だからこそ、一人ひとりの出会いに真摯に向き合うことが大切です。出会いは自分を成長させ、そして人生を豊かにしてくれます。今日から始まる高校生活において、友人との語らいや先生方との交流など、積極的にたくさんの新しいものに挑戦し、実り多いものにしてください。
 仏教の開祖である釈迦は、こんなことを言っています。
 
 過去を追うな。未来を願うな。
 過去はすでに捨てられた。未来は未だやってこない。 
 現在のことがらを現在においてよく観察し、揺らぐことなく、動ずることなく、
 よく見極めて実践すべし。
 ただ、今日為すべきことを熱心に為せ。


 この言葉どおり、過去を振り返るだけでは何も変わらないし、未来を願うだけでは自分自身に何も変化は訪れません。今やれる最大限のことをやっていれば、決して後悔することはないと思います。
 ここにいる皆さん全員が三年後、笑顔で胸を張って卒業する日が来ることを願って止みません。そして、私たち教職員は、一丸となってそのためのサポートを行うことを約束いたします。
 最後に、皆さんに要望したいことが一つあります。それは、人と会ったときには、必ず挨拶をしてほしいということです。ただ、黙って礼だけでの挨拶では、意味がありません。声を出すことが肝心です。元気な挨拶こそが、いい1日のスタートを約束してくれます。挨拶することが当たり前と思うよう、皆さん一人ひとりが心がけて今日からの高校生活を始めてください。
 一緒に頑張って行きましょう。

平成27年4月8日
                     大阪府立大塚高等学校長 源野 幸次


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