平成22年度 1学期始業式挨拶 (要旨)
3月末に各地で雪が降るなどして、桜にとっては思いがけない寒さとなり、満開になる日がなかなか読めないといわれましたが、校舎周りの桜も満開となり、またぐずついた天気も回復し、今日は、始業式、午後からの入学式にふさわしい、まさに春うららかなよき日となりました。
4月は卯月、「うずき」「うずき」・・・「うきうき」ということになるのでしょうか。
新年度を迎え、心がうきうきする人が多いようです。かくいう私も、実はその一人です。
その訳は、一つは、やはり多くの出会いがあり、それを楽しみにしている自分がいるのだと思います。出会いは人だけでなく、場所や物の場合もありますが、4月はやはり人との出会いです。このあと皆さんに紹介しますが、この4月から大塚に来られた教職員の方は24名です。私にとっては24の新しいつながりができたわけで、同僚としてともに学びあい、高めあう仲間がふえるということで、期待感もあり、心が弾みます。
もう一つは、心機一転して目標に向かって新しいスタートがきれるということです。人生なんでもかんでも、自分の思うようにはいきません。悲しい思いや、悔しい思い、いやなこと、忘れたいこと、正直言ってたくさんあります。いいか悪いかは別として、気持ちのリセットができるのも、この4月です。人生は、ゲーム機のように、うまくいかないから、失敗したからリセットというわけにはいきませんが、気持ちのリセットをすることで、軌道修正することは出来ると思います。
今日は、昼から入学式で356名が本校に入学します。
どうぞ、皆さんも出会いを大切に、新しい仲間とともに心新たにスタートしてもらいたいと思います。
では、話を大塚に移しましょう。
本年度は、「生徒の第1希望をかなえる学校」を目指す学校像として全面に掲げ、「進学にも就職にも強い学校づくり」を更に進めていきたいと考えています。その為に、ティームティーチングや少人数授業、習熟度別授業を取り入れ、授業内容の充実を今まで以上に進めたいと考えています。また、進路実現をめざした進路講習を継続的に系統的に行う計画です。普通科で学ぶ生徒も、体育科に学ぶ生徒も、部活動や学校行事についてのそれぞれの目標は今までどおり大切にしながらも、将来の夢に向けての取組に更に力を入れるということです。
昨年1年間皆さんの様子を見てきましたが、私の皆さんに対する印象は、素直で明るい、誰にでも大きな声で挨拶ができる、部活動をはじめとして本当によく頑張るというところです。しかし、残念ながら自分の将来に向けての「志」や学習に対する「意欲」が少し弱いように思えます。努力して道を切り開いていくのは、皆さん自身ですが、学校として、学習環境を整えて皆さんのモチベーションを上げる取組は、しっかり進めて生きたいと思います。
この1年、心機一転、気持ちのリセットをして、ともに頑張りましょう。
平成22年4月8日 大塚高等学校長 真野正道