平成23年度 第2学期終業式あいさつ 要旨
○本年も余すところ10日余り。今年は皆さんにとってどういう年でしたか。
○今日は、この1年を振り返ってお話しします。
○私自身はこの1年を振り返りますと、やはり自然の脅威、怖さを嫌というほど思い知らされた年であったと思います。言うまでもなく3月11日の東日本大震災での信じられない目を疑うような津波の光景。そして復興もままならない状況での台風の襲来。(本校も台風の影響で2日臨時休校になりました)。とりわけ台風12号による記録的な大雨は、紀伊半島を中心に大きな被害をもたらし、さらに立ち直る間もなく台風15号が情け容赦なく日本列島を縦断して追い打ちをかけるという状況でした。また、海の向こうではタイの国が、いつ治まるともわからない大洪水で大変な被害となりました。
○自然は穏やかな時には実に雄大な素晴らしい姿を見せてくれますし、豊かな恵みを与えてくれます。しかし、ひとたび牙をむくと、その猛威の前では人間は為す術もなく無力であるということを思い知らされました。また、人間は自分たちの力の及ばない大自然の中で生かされているのだということも実感しました。
○ところで、皆さんは今年の漢字に何が選ばれたか知っていますか。(2位以下は、「震」「災」「波」とか震災関連の言葉でした)そうです。今年の漢字に「絆」が選ばれました。 この言葉について敢えて説明はいらないと思いますが、ただ一言、被災地では今なお厳しい生活を強いられています。厳しい状況であるからこそ、他人事ではなく我が事として、「絆」という言葉を心に刻んでほしいと思います。
○次に、学校生活について振り返ります。先日2年生の沖縄への宿泊学習を無事に終えることができました。これまでのところ学校行事も部活動も例年同様にしっかりとその成果を発揮することができたと思います。また、今年の3年生は現時点で就職希望者全員内定、国立大学に3名が合格するなど大健闘しているということです。現在進路目標の達成に向かって奮闘中の人の、これからの頑張りにも大いに期待したいと思います。
○一方、残念なこともありました。友人間のトラブル、あるいはクラブの中での人間関係のトラブルが数件発覚しました。いずれも相手の気持ちを思いやることのできない身勝手な許せない行為で、対象となった人は心に深い傷を負いました。学校としては、時間をかけて指導しましたが、こんなことは互いに切磋琢磨する仲間内であってはならないことです。先ほどお話ししましたが、やはり「絆」という言葉をしっかりと心に刻んでもらいたいと思います。
○最後に、勉強について振り返りましょう。日々の勉強はしっかり出来ましたか。高校生の本分は勉強です。しっかり勉強して将来につながる確かな力を身につけねばなりません。進路実現に邁進している3年生も、今学期勉強がおろそかになった1・2年生も、努力しないと道は開けません。努力しないと前には進めません。そのことを肝に銘じ、今一度自己のこれまでの取組みを見直し、目標達成に向けて地道な努力を続けてもらいたいと思います。
平成23年12月22日 真野 正道