■ 学校長の挨拶



平成24年度 3学期 終業式

大阪府教育センター 附属高等学校
校長 乾   匡

 

 今年度4月の始業式で2つのことをみんなに訴えました。
 一つは「やる気」。
 ワンランク上の目標にチャレンジしてほしいと。
 二つ目は、やり出したら「とことんまで」、途中で挫けることなく仲間同士支え合い、励まし合いながら最後までやりぬく根性を見せてほしいとお願いしました。
 未来の扉は、自分の意志で、自分の努力によって開けていくものです。
 「継続は力なり」という言葉があるように、努力を積み重ねる1年間に、そして感動いっぱいの1年間になることを期待しますとお話させていただきました。

 どうでしたか。1年前2年前の合格発表の日の「喜び」「よし!がんばろう」という気持ち忘れていませんか。

 先日、3年生の卒業式がありました。
 在校生で参列してくれた人は感じてくれたと思いますが、学校への愛着、学校への感謝が滲み出た本当に感動的な卒業式でした。
 3年間の成長の過程でそれぞれの人が一生懸命頑張ったという気持ちがあのような卒業式になって表れたのだと思います。

  2年生は来年、1年生は2年後の卒業式で大きな感動が心の底から湧きあがってくるためにも、一日一日を精一杯がんばれたかどうかを問い続けながらこれからの高校生活に全力を尽くして下さい。

 今日は、今年1年間を謙虚に振り返る終業式です。
 これからもらう成績表を見ながらじっくりと自分の1年間を振り返ってみてください。
 そして、できたことには自分をほめてやり、できなかったことは反省し、来年に是非とも活かしてください。
 人が頑張るのは、何かを成し遂げ、自分に自信をつけたいから頑張るのだと思います。

 学校は、頭と体を鍛え、心を練る場所です。
 その一瞬一瞬に一生懸命全力を尽くし、自分の努力で未来の扉をこじ開けていってください。

 来年のさらなる飛躍を大いに期待し平成24年度終業式の挨拶を終ります。