平成21年4月8日
| 保護者のみなさま |
身も心も力も伸びる学校に |
| −就任のごあいさつ− |
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大阪府立堺西高等学校 校 長 島 ア 英 夫 |
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古代、海を渡ってくる人たちへのランドマークであった百舌鳥野の古墳群を眼下にお さめて、電車を「栂・美木多」の駅で降りたところから、美しい道が始まります。 あでやかな桜花に目を奪われがちですが、足許にも色とりどりの花々。植え込みが手 入れされ、ゴミが丹念に拾われています。この道を歩くのが大好きな人たちがいるよう です。「うつくしい」という形容詞は、もともと「いつくしむ」という動詞から生まれ たそうですが、道に沿って建つわが堺西高校も多くの方々に愛されているのでしょう、 赴任早々の私にも地域や卒業生の方々の学校愛がうれしく感じられます。 この恵まれた学校で、生徒のみなさんには、思いっきり背伸びをしてもらいたいと思 います。「さくらの花をとる時、みなさんはどうしますか。ちよつと、せいのびするで せう。木の上で鳴いてゐる蝉をとる時も、やはりせいのびするでせう。そして、さうい ふ時には、みなさんはたのしいでせう。」これは、石川淳という作家が昭和10年代に少 年少女用の読み物として書いた『渡邊崋山』のはしがきの一節です。本校では、今の子 どもたちにも背伸びしてみることの大切さを教えていきたいと思います。 背伸びすることの楽しさ、すがすがしさを教えてくれるオトナたち、教職員をはじめ 地域の方々にも、生き方・学び方のモデルを示してくれる人たちがこの学校にはたくさ んいます。保護者のみなさまには、ぜひこうしたオトナたちの仲間として、生徒たちの 心身や学力の伸張のために、私どもとともに手を携えていただきますようお願い申し上 げます。 これからも、新しいものと古いものが不思議な調和をみせるこの地の魅力の上に、教 職員・PTA・地域の方々の「人の力」を積み上げ、子どもたちの「こころの力」を育てる ために、私自身自らを燃焼させてまいりたいと思います。 |
| 目標その1 | 生徒たちが安心して高校生活を送ることができる学校、 生徒たち一人ひとりの自信を育てる学校にしていきたいと思います。 |
| 目標その2 | 自分には「何が足りないのか」、自分は「何を知らず、何ができない のか」を正しく理解すること、そして、それをいつ・どこで・どのよ うに知り、どう獲得したらいいのかを学ぶこと、これが学校で学ぶこ とのほとんどすべてであるといえます。 生徒たちが生きていくために必要な「見取り図」をつくることのでき る力を授業で養い、自分の「知らないこと、できないこと」を自分の 言葉で適切に表現できる力と「礼儀正しさ」を育てたいと思います。 |
| 目標その3 | 自分以外の人間の幸せのために心を砕く(それができる豊かな自分を つくる)“Care:ケア”、自分と人々の暮らしにかかわる社会的なこ とがらを考察する“Concern:コンサーン”、自然との調和や他の人 がりを回復する“Connection:コネクション”、これら「3つのC」 をはぐくむために“Class:授業”と“Club:課外活動”をいちだん とレベルアップしていきます。また、学校が地域や家庭それぞれと ともに目標を共有し、連携のできる“Common:共通”の場となること をめざします。 |