■■ スポーツIII 合気道の様子 ■■

大阪府立咲洲高等学校における「合気道」の授業について


 大阪府立咲洲高等学校は、日本の高等学校の中で唯一正規の授業として合気道を取り入れている学校です。全国的には必修クラブや単位の認定のない授業で合気道を取り入れている学校は存在しますが、年間2単位の正規の授業を取り入れているのはここだけです。
 正規の授業ですから、専門体育の授業として2単位(スポーツIII)を修得でき、しかも財団法人合気会(文部科学省より合気道を唯一認可されている団体です。)公認の授業ですので、合気道の授業に出席し、既定の単位を修めると昇級審査を受けることも可能です。昇級審査に合格すると正式に合気道の級の認定を受けることができるのです。
 授業の中では武道の理論はもちろん、受け身を通しての体作り、技の探求、心の成長のための精神修養にも取り組んでおります。現在の授業は2クラスあり、初心者クラスと経験者クラスがあります。実際には混合授業で経験者が初心者を教えるなど、合気道を通し学年、性別を超えたコミュニケーションも図れています。そして1年間の最後には授業の中で昇級審査が行われ、級の認定をしております。
 今後も、合気道を通し、単位修得、級の認定のみならず、生徒たちの人格形成の一端を担えるように取り組んで参りたいと思っております。


特別非常勤講師 合気道担当 
合気道師範 木下 良一 

   
   
                        Sakishima Photo Gallary