進路・職業指導部の教育


1.進路・職業指導の目標

 明るく豊かな社会生活を築くために勤労の意義を理解させるとともに、卒業後の充実 した生活へ円滑に適応していくための基礎的知識と技能を習得させ、実践的な態度と心がまえを育てる。

2.職業指導について

 (1)職業指導のねらい
  @作業能力の向上をはかり、目的に応じた操作性を養う。
  A作業目的に応じた態度(持続性、安全性、協調性)を養う。
  B卒業後の生活に適応し、更によりよい生活を作りだす力をつける。

 (2)各学部、各学年の作業学習の内容
学年グループ1グループ2週時間数
小学部 別紙文章  


1年 木工、園芸、窯業、家庭
※校内作業実習(10月4日間各種作業を用意し、作業・工程ごとのグループに分かれて実施)
園芸的活動・手工芸的活動を中心に作業活動を行う 基礎作業2
木工2
窯・園2
家庭2
計8
2年
3年


1年 園芸、窯業、縫製(動力ミシン、結び織り)、木工、紙工・印刷、クリーンサービスから2作業種を選択 クラフト
基礎的作業を中心とした園芸、クリーンサービス
2年 園芸、窯業、縫製、木工、紙工・印刷、クリーンサービスから2作業種を選択
3年 縫製(動力ミシン、結び織り、さをり織り)
生産(タオル折り、容器組み立て、クッション材作りなど)
園芸
縫製(動力ミシン) 窯業(機械ろくろ) 園芸
(苗の植え付け)
木工
(ジグソーパズル)



3.進路指導について

(1)進路指導のねらい
 @生活を充実させ、よりよい生活を作り出す態度を養う。
 A働くことの意味を理解するとともに、個々の実態に応じた適切な進路について
  考える機会を与える。
 B生徒及び保護者に対して適切な情報を提供し、卒業後の生活について積極的に
  考える姿勢を促す。

(2)現場実習のねらい
  現場実習は学校教育と実社会との実際的な相互接触の中で、社会的経験を
 より豊かにし、卒業後の社会生活へ円滑に適応していくための基本的な力を
 習得する。

具体的には
 @実習先の雰囲気を体験し、働くことに対する意欲と自信を高める。
 A実習先での規律を守り、社会生活に必要な態度、習慣を身につける。
 B実習先に対して生徒の特性、能力を十分理解してもらう。
 C本人の生き方について、家族の理解と協力が得られる機会とする。
 D生徒の適性や課題の発見の場として生かす。
  時 期 期 間 備  考(時間等) 現場実習実施の概略

10月〜
11月
1週間以内 9時〜4時 1.実習先開拓
 学年別、地域別分担
 他学年に翌日情報提供
 障がい者理解と啓発が基本
 現場を見学 卒業生訪問
2.学年ごとに計画
 生徒個々の実習先を検討
3.関係書類や地図作り
4.実習先と打ち合わせ(書類配付)
5.実習説明会(保護者)
 同時に生徒へは実習先発表
6.事前相談(準備、心構え、注意)
7.実習の付き添い巡回指導
8.事後指導(お礼状、反省、VTR)
9.保護者感想文

6月
10月
1週間以内
2週間以内
同   上

6月
10月
原則として
2週間
 実習先の就業時間を基本にし、一人ひとりの生徒の能力に応じて学年で話し合い、時間を決める。 9月以降は慎重に検討し適宜実施してもよい。

現場実習(スーパーでのパック詰め)


4.保護者への取り組み

(1)自立懇談会…全校保護者を対象に自立懇談会(講演会)が年5回ある。
           卒業生保護者を招いての分科会、講師を招いて講演会、
           お互いの話し合い等により、子どもの自立に向けて理解を
           深め合う。

(2)作業所見学会…中学部3年、高等部1・2年の保護者を対象に、障害福祉
             サービス事業所の見学会を設定(8月)

(3)PTA主催進路先見学会…全校保護者を対象に活躍する卒業生の様子を
                   見学する。福祉施設、企業 約12ヶ所を設定
                   (9月)

(4)進路関係懇談会(高3)…「進路懇談会」「福祉懇談会」「職安懇談会」


5.アフターケア(卒業後指導)                            

(1)相談(電話及び来校)・訪問(進路先や家庭等)
  就労関係(企業、本人、家庭から)、進路変更、障がい基礎年金、
障がい者手帳、体調、友人及び異性関係、余暇活動、暴力(被害・加害)、
サラ金及びローン等

(2)「校友会(同窓会)」活動
  @日曜の行事…ゲーム大会、総会とだんじり曳き、クリスマス会、
            成人を祝う会
  A青年学級「いきいきサークル」(土、日曜日)…料理教室、スポーツ
   みかん狩り、コンサート鑑賞
  B「校友会だより」の発行
  C「何でも話そう会」
    親や家族等本人を支える方の懇談会。進路変更や高齢化など卒業
   後の様々な問題について、お互いに現状を話し考えを述べ合う。少人
   数で座談会形式で行う。

(3)関係機関との連携
  福祉事務所及び福祉課、公共職業安定所、子ども家庭センターや
 自立相談支援センター、後見支援センターー、地域生活相談支援事業所、
 地域生活支援センター、就業・生活支援センター、労働基準監督署、
 障がい者職業センター、病院、福祉施設、作業所、保健所等


6.ブロック別進路指導関係諸機関連絡会と障がい者雇用連絡会議

(1)会議の構成
   泉南ブロック進路指導関係機関連絡会
 (H6.8.3〜)
障がい者雇用連絡会議
 (H9.12.4〜)
労働 岸和田公共職業安定所
泉佐野公共職業安定所
泉州中就業・生活支援センター
泉州南就業・生活支援センター
岸和田公共職業安定所
泉佐野公共職業安定所
岸和田労働基準監督署
福祉 岸和田子ども家庭センター
市町の各福祉事務所と福祉課
岸和田子ども家庭センター
5市3町の各福祉事務所と福祉課
大阪府障がい者自立相談支援センター
地域生活相談支援事業所
地域生活支援センター
岸和田・泉佐野の各保健所
教育 岸和田支援学校(肢体不自由)
佐野支援学校(知的障がい)
貝塚高校(自立支援コース)
佐野工科高校(定時制)
久米田高校(たまがわ共生推進室)
岸和田支援学校(肢体不自由)
佐野支援学校(知的障がい)
・労働・福祉・教育三者の関係が密になり、日常的な障がい者の相談で連携協力が可能になった。
・各種の会議を合同で行うことにより、全関係機関が情報を共通に持つことができる。 特に保健所が加わることにより精神障がい者への理解が深まり、障がい者全体について 考え、情報交換や意見交換 ができるようになった。
      
7.平成23年度高等部卒業生の進路状況
H24.5.7現在
卒業生数(47) 就職 作業所 入所施設 訓練校 その他 合計
人数(人) 14 30 0 0 3 47
割合(%) 30 64 0 0 6 100.0

 

 

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