国際文化科|大阪府立泉北高等学校

泉北高校は、1日65分×5限の授業をしています。
50分×6限よりも多くの授業時間を確保して、その時間を理数や英語の発展的学習 にあてているわけです。


1 充実した英語・第2外国語の授業
※ 外国人常勤講師が4人+非常勤が3人の計7人体制。他校にない充実したCALL教室もあります。

ルイーズ
(英国)

ジョシュ
(米国)

トム
(ガーナ)

ジョン
(米国)

ジョー
(米国)

エリック
(米国)

ドナルド
(米国)
人数が多いので、廊下をしばらく歩くと、必ずと言っていいほどALTに出会います。
(1)  1年生で英語7単位(総合英語5単位・CALL2単位)

・ 「総合英語」の時間にリーディングと文法を学習し、
「CALL実用英語A」の授業で、20人ずつの少人数展開
・ALTとのティームティーチング

  

※ 外国での日常生活で必要な基本的な会話練習、使える
英語の習得に努めています。また、ALTによるNativeの
発音・スピードに耳を慣らします。

   

・ 「CALL実用英語B」の授業でCALL教室を使用

※ TOEIC Bridgeの対策や、CALLシステムを用いた
ディクテーション、リピーティング、シャドーイング、
自分の発音を録音してチェックなどICTを活用した
さまざまな方法で英語の勉強をしています。


CALLの授業

(2)  2年生は英語9単位・第2外国語の授業始まる
  (英語理解3単位・英語表現2単位・異文化理解2単位・CALL2単位・第2外国語)
   

・「異文化理解」の授業では、
     20人ずつの少人数展開・ALTとのチームティーチング
     ※ 日本文化と他国の文化を比較。
     互いの違いを知り、それに対する自分の考えを
     英語でまとめ、発表します。

   

・「CALL実用英語A」では、1年生で習得した基本的な英会話
     力をさらに伸ばすために、より複雑な日常会話やより
     的確に自分の考えを伝えられるよう表現力の向上を
     目指したティームティーチングを行っています。

・「CALL実用英語B」では、TOEIC Bridge対策のオンライン
     教材を使用し得点スコアのさらなる向上を目指して
     います。また、映画などを用いた教材で特にリスニング
     力やリーディング力を伸ばせる活動を通して、
     楽しみながら英語を学ぶことを大切にしています。


フランス語の先生から文化を学ぶ
   ・2年になるとフランス語、スペイン語、中国語、韓国朝鮮語の中から全員第2外国語を1科目選択します。
   (3年生は、そのまま第2外国語を継続して学習する人と、英会話やグローバルスタディーズを選択する人に
    分かれます)
(3)3年生は大学でも力を伸ばせる最大英語11単位
   

・大学受験で最もウエイトの高い英語の授業は最大11単位。他の選択科目も合わせて、入試対策はバッチリです。

   

・「英会話」、「グローバルスタディーズ」等の科目(選択)で英語の力をさらにアップ。貧困や環境など世界の諸問題について英語で議論します。テキストは大学生用です。


グローバルスタディーズの授業
(4)  TOEIC BRIDGEは全員受験。英検対策も
   ・10月頃、英語運用能力の定着度を測るため、全員TOEIC BRIDGEを受験しています。
   ・普段の授業でも、CALL教室を使ってTOEIC対策の講義を行っています。
   ・その上、英検など英語資格試験受験への支援もおこなっています。本年度第1回英検(6月)についても、
    事前の対策講習会、2次対策面接練習などを実施しています。英検の1次試験は校内で実施しています。


(5)  スピーチコンテスト・レシテーションコンテスト
   

・1年生は国際文化科も総合科学科も全員が校内レシテーションコンテストに取り組みます。各クラスの
予選を勝ち抜いた代表が繰り広げる英語の暗唱は圧巻です。

   

・2年生は国際文化科の全員が、本校の英語教育の集大成ともいえる校内スピーチコンテストに取り組みます。
全員が夏休みにスピーチ原稿を書き上げて暗記し、各クラスで全員が一人ずつ発表します。クラス代表が
出場するコンテストは、内容も表現も素晴らしく感動的ですらあります。

  

・外部のスピーチコンテストにも出場し、昨年度の大阪府高等学校英語教育研究会のスピーチ部門で2位に
入賞し、近畿大会に出場しました。また、今年1月に行われたOsaka English ForumのG3プレゼンテーション
部門及びスピーチ部門の両方で優秀賞をいただきました。


レシテーションコンテスト

スピーチコンテスト

Osaka English Forum優秀賞の2名

スピーチコンテスト近畿大会



(6)  Global English Training(GET)の授業(使える英語プロジェクト)
昨年度より大阪府教育委員会からEFHS(イングリッシュ フロンティア ハイスクール)の指定(最高位のGrade3)を受け、泉北高校独自の「Global English Training(GET)」を行っています。
   

・選択科目「GET」は毎週水曜日の6限に行われ、今年度は116名が習熟度別の4クラスに分かれて、海外で通用する英語力を目指して、TOEFL ITP高得点獲得を目標に英語を学んでいます。


GETの授業風景
   

・2年生の「GET」受講生は土曜特別講座「Motto GET」に参加しています。「Motto GET」では、さらなる
TOEFLITPの得点アップを目指して、外部講師の方と共に取り組んでいます。

   

・1年生の「GET」受講生は「Zutto GET」という土曜特別講座に参加して、国連の仕組みや国連が取り扱う
世界の諸問題について学習しています。

   

・昨年度「Zutto GET」を受講していた2年生は、引き続き土曜特別講座「Zutto GET Plus」にも参加して
います。外部の高校模擬国連大会の参加を目指したり、1年生の「Zutto GET」受講生の指導や「泉北ミニ国連」
の運営を中心になって行っていきます。

   

・3月には泉北ミニ国連を行います。「Zutto GET」及び「Zutto GET Plus」受講生が各国の代表として
     参加し、国際関係、地球環境などの議題について英語で話し合い決議案を作成します。

(7)  英語力Upのためのスペシャル企画!
〈1〉国内研修旅行
   

※東京・模擬国連ツアー:国連大学本部で行われる全日本高校模擬国連を見学したり、「はとバス英語ツアー」
に参加して英会話の力試しを通して、英語学習に対する動機を強めるようにしています。

※インターナショナルスクール訪問:3月にはインターナショナルスクールとの交流を含んだイングリッシュ
キャンプを実施し、国内でまるで留学しているような体験ができます。

〈2〉海外研修

海外研修は、姉妹校があるオーストラリア、ニュージーランドに加えて、昨年度より「使える英語」プロジェクト
の支援を受けてハワイ大学での研修も行っています。毎年人気のあるこの研修は、修了生の満足度が非常に高く、
帰国後の日々の授業でも積極的に学ぶ姿勢がみられます。ホームステイを通して、外国に第2の故郷ができたり、
学校生活を通じて外国人の友人ができたりと、世界をより身近に感じられるようになります。

※この「使える英語」の取り組みは総合科学科の生徒も参加できます。


Marist Brothers International Schoolにて




2 盛んな国際交流

(1)  海外からの留学生
様々な団体から短期・長期の留学生が来ています。(米国・フィンランド・スウェーデンなど)クラスの一員
として学校生活を送り、PTA国際親善委員の保護者の方が日本語指導をボランティアで行ってくださり、全員が
充実した留学生活を送り帰国していきます。

2011年度留学生 アンドレア
(2)  様々な外国人高校生との交流
● 毎年、泉北高校を訪れる外国の高校生(過去最大198人)と交流する機会を持っています。中国や
     韓国からの修学旅行生との交流の際のコミュニケーションは、もちろん英語。

台湾中壢高級中学校

台湾彰化高級中学校

台湾南科国際実験高級中学校

韓国孝門高校
● オーストラリアの姉妹校モスマン高校やニュージーランドのウェリントン高校など、研修旅行で多くの
高校生が本校を訪れて授業に参加したり、ホームステイしたりして交流します。

ウェリントン高校

(3)  海外へ

●7月~8月の約2週間、合計40名ほどの生徒が語学研修に参加し、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイで英語の力を磨いています。

●オーストラリアなどに約1年間の長期留学をしている生徒が現在8名います。


ニュージーランド

オーストラリア

ハワイ



3 様々な校外研修に
・ 1年生は11月初め頃、2年生は5月末頃に、学校を離れ京都や神戸に出かけています。
   ・ 大学で講義を受けたり、名所旧跡を尋ねたりと、春や秋の一日を校外で過ごします。

立命館大学の模擬法廷

自由散策中の京都御所にて