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大阪府立四條畷高等学校 楠葉会

活動報告reports

平成24年度 楠葉会 総会報告

平成24年6月2日(土)、恒例の楠葉会総会及び、親睦会が守口ロイヤルパインズホテルにて開催されました。
多くの同窓生に参加していただき、中でも、新しい同窓生である64期生の参加が多く、年代を超えた賑やかな会になりました。
山口愛彦楠?会会長(高2)の挨拶で総会が始まりました。明治から振り返った畷高の歴史についてお話をされ、畷高からノーベル賞受賞者が出てほしい、不可能ではないと述べられました。畷高の歴史がもうすぐ110年を迎え、これからも母校を大切にしていってほしいと新しい世代にメッセージを送ってくださいました。
長廻校長(高23)は「畷高は人気が高く、入試の倍率が高い。本校の説明会に毎回500〜600人は来て下さり注目を浴びている。その分、さらに充実した教育内容、具体的には、進学指導のさらなる充実や国際交流としての台湾修学旅行やオーストラリア研修を続けていきたい。そして今年よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されたことによって理数教育の充実を図りたい。」とお話されました。
 今年の講演会は医学博士の三牧孝治氏(高16)による"オカリナ・コンサート&医学トーク『アンチエイジングと長寿遺伝子』"が行われました。オカリナ演奏と講義が交互にされるという類を見ない内容でした。小学生の時に読んだ本に影響を受け、オルガン奏者でもあり医学で有名なシュヴァイツァーのようになりたいと思ったというお話や、「アンチエイジングの実践」や「長寿の秘訣」などの話をされました。ピアノ伴奏者の松野さんが三牧先生に問いかけ、三牧先生が説明をするという形式で行われ、二人の掛け合いが絶妙で漫才のような雰囲気が感じられた楽しい内容でした。遺伝子や細胞の話を噛み砕いて説明してくださり、スライドや配布された資料に合わせて分かりやすくお話してくださいました。講義が一段落つくとオカリナ演奏が始まりました。曲目は"パッヘルベルのカノン"やブラームス作曲"眠りの精"など聞いたことのある有名な曲を演奏してくださいました。オカリナのきれいで優しい音色と、その音色をより引き立て、寄り添うようなピアノ伴奏が会場を包み込みました。
演奏後は、再び講義に戻りアンチエイジングについて、若々しく保つには前向きで希望を持って暮らすこと、サプリメントを飲んだとしても気持ちが弱っていたら効果がない、とお話をされました。そして、ふとドラマの話になり不思議に思っているとオカリナ演奏がはじまりました。NHKドラマ"坂の上の雲"より"Stand Alone"、韓国ドラマ"イ・サン"より"約束"といったドラマの曲を演奏してくださりました。講義に戻ると、「長寿を目指すには、何よりも元気であること。そのためには、カロリーの取りすぎは禁物。腹八分目を心がけよう」とお話をされました。そして、長寿の秘訣は「人生の目標を持って生きること」とお話をされました。最後はオカリナで河口恭吾の"桜"を演奏していただき、心地よい空気を残して締めくくってくださいました。
 親睦会では、校歌斉唱や集合写真も行われました。新会員代表として64期生の松本玲子さんがこれからの抱負や目標を明るく元気に笑顔で述べられました。
 人生の目標を持っていつまでも元気で長生きできることと共に、笑顔であふれる楠葉会の輪がさらに広がっていくことを願っております。



平成23年度 楠葉会 総会報告

平成23年5月28日(土)、恒例の楠葉会総会及び、親睦会が守口ロイヤルパインズホテルにて開催されました。
多くの同窓生に参加していただき、中でも、新しい同窓生である63期生の参加が多く、年代を超えた賑やかな会になりました。
山口愛彦楠?会会長(高2)の挨拶で総会が始まりました。前期・後期の入学試験の話や、進学指導特色校の話をされ、「大阪府下で志願受験者数が一番多かった、地域の関心が高い。」というお話を頂きました。また、震災のお悔やみと戦争の復興を交えてお話され、「畷高生がリーダーとなって日本を引っ張っていってほしい。」と現役生だけでなく卒業生に対しても熱いエールをお送り頂きました。
今年度赴任された長廻校長は同窓生でもあり、平成23年度23代目の校長で高校23期生であるというお話をされました。今年度から文理学科が新設され、また、65分授業の導入、2泊3日の学習合宿(1、2年生 7月)、台湾修学旅行(2年生 10月)など新しい取り組みを実施していくことをお話されました。「『守る伝統から創る伝統へ』の下、魅力ある学校を目指している」と力強く述べられ、「いつもご支援ありがとうございます。」と感謝のお言葉も述べられました。

 谷口智則氏(高49)による「絵本作家という仕事」というテーマで講演が行われました。現在、絵本作家として日本のみならず、イギリス、フランス、イタリアといった海外でも活躍されており、数多くの賞を受賞されています。絵と少しの文章で世界中の子どもから大人まで感動を与えられる絵本を作りたいという想いで作られ、「サルくんとお月さま」という絵本は「サルくんの自分探しのお話で、近すぎて見えないものもある、近くにいる両親や友人に対する感謝の気持ちを表した。文章のない絵本だが、読んだ人に言葉ではなく空間の部分を想像してもらいたい。」とお話されました。
 「大きいサンタと小さいサンタ」は、「国境問題について、自分のできることをしたい。話し合いでお互いを理解し、世界が一つになってほしい。」という願いを込めて作られたとお話されました。他にも数多くの作品の気持ちをお話されました。
 「直接会えることはうれしい、話をすることが大切だ。絵本からコミュニケーションがとれる。」とお話され、ライブペインティングを数多く実施されているとのことでした。お客に思いついた動物を聞き即興で描くという方法は、多くの人に驚きと感動を与えることを知りました。この日は、絵本やイラストを購入された方にサインをしてくださり、ライブペインティングを目の当たりにしました。
 最後に、もっとたくさんの国の人に絵本を通して気持ちや感動を伝えていきたいと述べられました。
 小さい時から絵を描くのが好きで将来は絵を描く仕事がしたいという想いを実現されたことや、絵本の中に自分の気持ちを込めた感動的な作品を数多く生み出し、世界中で活躍されている姿に深い感銘を受けました。
 親睦会では、校歌斉唱や集合写真も行われました。新会員代表として63期生の池田瑞暉氏が「これからの未来のためにがんばっていきたい」と明るく元気に述べられました。
 時は流れてもいつまでも仲間との絆を大切にし、楠葉会という樹がさらに大きくなっていくことを願っております。



平成22年度 楠葉会 総会報告

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5月29日(土)、恒例の楠葉会総会及び、親睦会が守口ロイヤルパインズホテルにて開催されました。
総勢150人近くの同窓生に参加していただきました。中でも、新しい同窓生である62期生の参加が多く、賑やかな会になりました。山口愛彦楠?会会長(高2)の挨拶で総会が始まりました。四條畷高校をバックアップしてくださっている様子や、母校への愛情が伝わってくる内容でした。

池田校長先生は、進学指導特色校に向けての改革や、国際交流の推進など、四條畷高校のさらなる発展を目指した内容を述べられました。そして、「畷高に新たな歴史をつくる」と熱い情熱を述べられました。

石村眞一氏(高21)による「日常の生活用具にデザインの原点を探る」と題された講演が行われました。「樽、桶」、「まな板」といった生活用具の歴史や、地域による材質の違い、形の違いなどをご自身で全国を調査しその様子を紹介されました。調査結果の資料や写真は、膨大な時間と苦労の賜物であることを物語っていました。また、世界各国、主にシルクロードを調査され、世界の「樽、桶」の形も紹介されました。バターの生産に「樽、桶」が使用されており「世界はバターと桶で文化がつながっている」という言葉には、世界を見て来られた説得力がありました。

石村眞一氏の経緯についても話され、当時の四條畷高校の様子や先生方の思い出をジョークを交えながら楽しく話されました。研究に対する情熱や意志も述べられ、「『目標』を設け、それに向かって研究を続けてきた。『目標』は物事を考える基盤だ。」という言葉には深い感銘を受けました。

  親睦会では、橋本昇治副会長の乾杯のご発声から始まりました。校歌斉唱や集合写真も行われました。新会員代表の挨拶では、62期生の庄司氏がこれからの抱負や目標を元気よく述べられました。

  四條畷の歴史と誇りがいつまでも引き継がれていくことを期待すると共に、楠葉会の輪がさらに広がっていくことを願っております。


大阪府立四條畷高等学校 楠葉会

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