白菊高校の紹介                 

本校は、ロマンに満ちた歴史のまち、堺のほぼ中央部、豊かな緑に恵まれた仁徳御陵に隣接していました。
大阪でただ一校、西日本における最大級の衛生看護科単独校として、誕生して以来、時を育み、平成15年度末に最後の35期生が卒業しました。
今まで卒業した生徒の数は約5000人。看護師として医療界の最前線で活躍しています。

白菊高校生は、中学卒業時に人生の進路選択を行い、天真爛漫で目的意識が確立している、すばらしい乙女たちでした。
高校教育のほか、早くからの看護教育を取り入れることで、高度な知識、技術と共に、暖かさ、思いやり、やさしさという看護の心が身に付くようになっておりました。
また卒業時には、准看護師資格試験の有資格者となり、試験に合格することで、都道府県知事から准看護師免許が与えられていました。

残念ですが、平成15年度末に閉校し、校地校舎は2年間の工事の後、平成18年度より新しい高等聾学校として生まれ変わります。




沿革・歴代校長


(1)沿革の概要

昭和41年 9 月 1 日 大阪府教育委員会事務局に府立衛生看護高等学校(仮称)設立準備室を設置
昭和42年 2 月 1 日 校名を大阪府立白菊高等学校に内定
昭和42年 3 月13日 予定校舎において開校式挙行
昭和42年 4 月 1 日 文部大臣より保健婦、助産婦、看護婦法第22条第1号による学校として指定
昭和43年 2 月29日 実習棟鉄筋2階建竣工
昭和44年 6 月 5 日 大阪府堺市大仙町1065の大阪府立大学農学部跡に移転決定公示
昭和45年 3 月28日 移転予定先において第1期公示竣工
(実験室、機械室、電気ポンプ室、下足室、渡り廊下新築及び仮本館内部改修)
昭和45年 3 月31日 現校舎へ移転完了
昭和45年 4 月 1 日 専攻科設置
現校舎において授業開始
昭和45年 6 月 3 日 第2期工事着工(本館棟、食堂棟、特別教室棟、体育館、プール)
昭和46年 3 月31日 新校舎へ移転完了
昭和46年 4 月30日 第2期工事竣工
昭和46年 7 月23日 造園工事着工(正門、塀、造園)
昭和46年 9 月16日 第3期工事着工(運動場、コート、通用門、器具庫)
昭和46年10月15日 造園工事竣工
昭和47年 1 月20日 第3期工事竣工
昭和54年 3 月31日 専攻科廃止
平成12年 7 月21日 教育委員会議により平成14年度から募集停止決定
平成15年 2 月28日 閉校式典・思い出を語る会 於リーガロイヤルホテル堺
平成15年 3 月31日 閉 校


(2)歴代の校長

初代   丸岡 隆二 昭和42年4月1日〜昭和53年3月31日
二代   橋本 一雄 昭和53年4月1日〜昭和56年3月31日
三代   和田  昇 昭和56年4月1日〜昭和60年3月31日
四代   白銀 茂夫 昭和60年4月1日〜平成元年3月31日
五代   八木  治 平成元年4月1日〜平成 6 年3月31日
六代   渡邊 文一 平成 6 年4月1日〜平成10年3月31日
七代   石黒 典男 平成10年4月1日〜平成14年3月31日
八代   高橋 正 平成14年4月1日〜平成16年3月31日




入学状況

年度 11 12 13 14 15
募集 160 160 120 停止 停止
志願者 282 288 217
入学者 160 160 120




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