吉岡校長の週間日記

平成11年10月5日〜第40回平成13年3月31日

 

 はじめまして、大阪府立吹田高校の吉岡校長です。 本日(平成11年10月5日)より「吉岡校長の週間日記」の連載をはじめることになりました。
 このホームページを通じて、もっと吹田高校のことをみなさんに知っていただき、 またみなさんのご意見もお聞きするために、校長の目から見た吹田高校の姿や、 私が日々感じていることを「週間日記」という形で書こうと思います。みなさんの感想もお待ちしています。
 「日記」や吹田高校全般に関するご意見質問などは下記のメールアドレスまでお送り下さい。

mailto:m10271p@edu-c.pref.osaka.jp(←現在は使われておりません)

 なお、お送りいただいたメールはこのホームページで公開することもあります。 公開する場合も原則として匿名ですが、非公開を望まれる方はその旨お書きください。



第40回平成13年3月31日

 いよいよ、私の校長日誌も今回で終了となります。吹田高校で教頭として2年、校長で3年の5年間を過ごしました。
 折々の思いついたことを書いてきましたが、恥ずかしい限りです。
 玄関前の50周年記念の垂れ桜も入学式に備えて、花のつぼみをふくらませています。
 長い間、ありがとうございました。


第40回平成13年2月27日

 2月23日(金)に卒業式を行い283人卒業いたしました。
「はなむけ」として、昨年105才でお亡くなりになりました日本画家「小倉遊亀」さんの作品「磨針峠」 (すりはりとうげ)の話を、スライドを使って説明しました。概略を(朝日新聞ー天声人語を参考にして)書いて おきます。
 「磨針峠」」は二曲一双のびょうぶの右の端に、つづらを負った旅の若い僧が描かれている。厳しい修行を重ねた が、どうしても開眼できず、志を果たさぬまま故郷へ戻ろうとしている。日が暮れ、僧は峠にさしかかる。 ふと見ると一人の老女がおのを研いでいる。老女は僧を見返す。二人の視線がぶつかる。「一本しかない針が 折れてしまったので、おのを研ぎきって針を作るのです」と彼女は言う。しかし、おのから針を研ぎだすまでには とてつもない時間がかかるに違いない。そこで僧は悟るのだ。自分はいかに甘かったか、道を求める心がいかに 希薄だったかを。彼はきびすを返し、再び寺で修行を続ける。
 かかれた当時日本人は荒廃の極みにあった。人々はうちひしがれていた。そんな中でこの絵は小倉さんの 決意表明だった。「磨針峠」は滋賀県立近代美術館にある。
 以上、天声人語より一部引用です。

 頑張れ吹田高校卒業生!
 卒業生の皆さんの前途に幸せが多いことを祈っています。

第39回平成13年2月20日
いよいよ卒業式、2月23日(金)が近づいてまいりました。式辞では、昨年105才でお亡くなりになった画家、 小倉遊亀さんの作品「磨針峠」の話をしようと考えています。卒業式が終わってから、話の内容を報告したいと 思っています。

第38回平成13年2月2日
本校のことが「あすの教育」平成13年 1月号(NO.72)に紹介されました。身びいきかもしれませんが、やはり本校の記事が一番いいように思えます。個人的には茶碗とお箸を持って ニコニコしている男女生徒の顔が一番気に入っています。
記事の内容は以下の通りです。

 吹田高校(全日制)は、去る11月18日、 創立50周年記念式典を挙行しました。これまでの伝統を踏まえ、(全・定)ともさらに積極的に新しい時代の教育に取り組んでいます。
 第一に、OPENNESS(開かれた学校)です。毎年1学期に普段の授業を見ていただくために 「授業公開」を実施しています。今年も100人以上の保護者・中学校関係者・地元の方々が来校され、自由に学校を見学されました。 中学生対象の吹高見学会(全)・チャレンジスタディ(定)では、模擬授業も取り入れています。さらに、地域の方々には、 土曜の午後、自主開放講座「パソコン入門」を開いています。
 第二に、IT(情報技術)です。本校では情報教育を希望する生徒も多く、LAN教室は高稼働率を誇っています。 教育委員会によって、11月には、数十台のネットワーク・コンピューターが設置され、情報リテラシー教育の一層の 充実に取り組みます。
 数学・英語では、少人数展開授業により、わかり易い授業を目指しています。部活動も全国レベルのレスリング部を 筆頭に活性化を図っています。また、ホームページには校長日記を連載し、授業公開の感想も掲載しています。さらに、 障害のある生徒とともにノーマライゼーションの理念の実現に向けて、視野を拡げつつあります。

第37回平成13年1月22日
3年生は、いよいよ高校生活最後の学年末考査が1月25日(木)から始まります。そして卒業式。さらに入学者選抜出願受付、学力検査、合格者発表と続き、年度の終わりと新しい年度に向けてあわただしくなってまいりました。それぞれをきちんとやっていこうと心を引き締めているところです。

第36回平成13年1月9日
あけましておめでとうございます。 いよいよ3学期が始まりました。今日の始業式では次のような話をしました。「冬休み中に20世紀から21世紀になった。20世紀は科学技術は進歩したが、反面大きな戦争があり、又地球環境も悪くなった。21世紀に生きるキーワードとして『わがままを捨て、みんなが本当の意味で賢くならなければならない』」寒い体育館の中で、大きな問題についての話だったのですが、生徒諸君はよく聞いてくれました。今後とも、吹田高校をよろしくお願い申し上げます。

第35回平成12年12月22日
本日2学期の終業式を行いました。生徒諸君には「自分なりの目標をもって新しい年、新しい21世紀を迎えて下さい」と話しました。私自身も本校の発展のために力を尽くしたいと思っています。どうか皆さん、良いお年をお迎え下さい。

第34回平成12年11月22日
11月18日(土)、秋晴れのもと、本校の50周年記念式典、祝賀会を多くのご来賓のご臨席を賜り、無事終えることができました。これも、同窓会(鳳志会)、PTA、後援会のご支援、ご協力のおかげだと厚く感謝しています。私が特に嬉しかったことは、在校生が式の意義を理解し、静粛であったことです。又、式典の最後に生徒代表の樋口拓也君が、「つながり」をキーワードにし、力強くよろこびの言葉を述べた事も良かったと思っています。記念講演では、本校2期生でNHK解説委員、文化女子大学教授・同大学付属中・高等学校校長の野原明氏が、ご自分の吹高時代のエピソードや多くの体験を交えながら「目的をもって努力せよ!」と話され、生徒たちの心に残ったっことと思います。私は「開校時の熱い思いを忘れない」と式辞の中で話をさせていただきました。今後とも吹田高校を何卒宜しくお願い申し上げます。

第33回平成12年11月6日
11月4日(土)、晴天に恵まれ、吹高見学会、体験授業を行いました。体験授業は昨年の英会話、化学、情報に加え、家庭科、体育も実施しました。どの授業も熱の入ったものでしたが、今年は家庭科の調理実習に人気が集まり、二度に分けて行いました。家庭科部員もアドバイスに入り、みんなのニコニコ顔が印象的でした。当日の写真による紹介もありますので参考にしてください。

第32回平成12年10月19日
10月13日(金)〜16日(月)の3泊4日で50期生(2年生)の北海道の修学旅行を引率してきました。アイヌの人々の伝統家屋(「チセ」といいます)の中で踊りを見せていただき、私も飛び入りで踊ってきました。ツバメをイメージしたものでほんの少しの時間で息が切れ、心臓がバクバクした動きの激しいものでした。アンヌプリ登山は登り始めると10分程で小雨が降ってきましたので、全員が神仙沼のトレッキングをしました。よく整備された木道で、北海道の自然の一端に触れた気がしました。さらにラフティング(ゴムボートによる急流下り)、体験学習(乳搾り、芋掘り、アイスクリーム作り、ジャム作り、ソーセージ作り、陶芸教室等)を実施しました。最終日には小樽でめいめいが友達と町を散策し、家族へのおみやげも購入し、多くの楽しい思い出を持って無事帰阪しました。2年生の高校生活もいよいよ後半に入ります。

第31回平成12年10月12日
11月4日(土)は毎年恒例の吹高見学会が行われます。昨年好評をいただきました、生徒会による全体説明と体験授業に加えて、本年度はクラブ体験入部も企画しました。もちろん全体説明だけに参加することもできますが、授業やクラブを体験していただくこともできます。授業は、英語(オーラルコミュニケーション)、化学(実験)、食物(調理実習)、体育(ターゲットバードゴルフ)、情報(ホームページ製作)の5教科です。参加していただけるクラブは、野球部、女子バレー部、女子バスケットボール部、陸上部、演劇部、サッカー部となっています。吹田高校のことをよりよく知っていただく機会になれば、と思っております。

第30回平成12年10月2日
先週9月24日(日)〜25日(月)に文化祭を行いました。天候にも恵まれ生徒達だけでなくPTAも手作り品のバザーで参加されて盛況でした。中でも、地味な展示でしたが2年4組の"献血"を扱ったもの、2年5組の"恐竜"の製作、2年修学旅行委員の"アイヌ"について考察したものがありました。また本年は創立50周年にあたりますので、50年間を振り返る意味で過去のアルバムや、吹田高校のホームページを見ることができるようにコンピューターもセットしておきました。熱心に見入っておられる方が印象的でした。他に演劇部の"笑いの大学"、1年生全員で作った巨大なモネの"パラソルをさす女"の絵、有志参加の歌、ダンス…。まだまだありますが、とても書き切れません。 今年来校されなかった方は是非、来年見に来て下さい。

第29回平成12年9月21日
吹田高校サッカー部は4回戦で此花高校に破れ、残念ながら大阪代表の夢は消えましたが、選手たちはよくやったと思います。また、次のチャンスを目指して頑張って欲しいものです。9月24日(日)と25日(月)は文化祭です。いよいよ本番が近づいて生徒たちは準備に追われています。24日は一般公開されますので多数のご来校をお待ちしております。

第28回平成12年9月13日
9月10日の日曜日{第33回平成12年11月6日 11月4日(土)、晴天に恵まれ、吹高見学会、体験授業を行いました。体験授業は昨年の英会話、化学、情報に加え、家庭科、体育も実施しました。どの授業も熱の入ったものでしたが、今年は家庭科の調理実習に人気が集まり、二度に分けて行いました。家庭科部員もアドバイスに入り、みんなのニコニコ顔が印象的でした。当日の写真による紹介もありますので参考にしてください。

第27回平成12年9月6日
2学期が始まりました。始業式では、NHKのプロジェクトXで放送された、カメラのオートフォーカスを開発した技術者達の話をしました。大変難しい技術を要し、商品化まで14年間かかったそうです。その技術者が外出したとき、「すいませんがシャッターを押して下さい。このカメラは自動的に焦点が合うので押すだけでけっこうです。」と言われ「へぇ、そんなカメラができたのですか!」と言ったとき、技術者として最高の喜びだったという話です。理科離れ、技術離れが言われている今日、少しでも興味を持ってくれたらと願っています。

第26回平成12年7月19日
いよいよ、夏休みになります。現在高校生を取り巻く社会環境は、残念ながらあまりいいとは言えません。自分をしっかり持って夏休みを過ごして欲しいと思います。9月には、元気な、そして成長のあとの見える1学期とは違う顔を見せて欲しいものです。終業式では生徒達に「アリとキリギリスとゴキブリ」という標題で話をしました。アリは勤勉に努力をすること、キリギリスは夏を謳歌して海や山へ行って遊ぶこと、ゴキブリは家でダラダラ、ゴロゴロと過ごすこととし、アリとキリギリスをうまく計画し決してゴキブリにならないようにと力を込めて話しました。
夏休み中、校長日誌は更新をお休みします。また、9月にお会いしましょう。

第25回平成12年7月6日
朝から30℃を越える猛暑の中、生徒たちは期末考査に取り組んでいます。家でも毎日、試験勉強に忙しいことと思います。願わくば、試験だから仕方なく勉強するのではなく、目的意識や好奇心を持って取り組んでほしいと思います。

第24回平成12年6月27日
11月18日(土)の吹田高校50周年記念式典に向かって着々と準備を進めています。良い式典にするために一番大切なことは在校生が、その意義を理解し静粛にすることだと思っています。終業式にはその事を話そうと考えています。

第23回平成12年6月15日
第50回の体育祭を6月12日(月)に実施しました。雨の後でグランドも適度な湿りがあり、暑くもなくコンディションに恵まれました。生徒諸君は元気にそれぞれの種目に取り組んでいました。表彰の際、一人のひょうきんな生徒が表彰台の上まで登ってきて皆んなの笑いを誘っていました。PTAと教職員のムカデ競争では私のグループが一位となり面目を保つことができました。閉会式では「良い体育祭だった。来年はさらに工夫をこらしたものにして下さい」と言っておきました。

第22回平成12年6月7日
6月4日(日)にメイシアターで同窓会(鳳志会)の総会が開催されました。11月18日(土)の吹田高校50周年の記念式典に向けて鳳志会からも力強い支援をいただきました。6月9日(金)は体育祭です。天気予報では雨という事で心配です。生徒諸君は元気に着々と準備をしています。

第21回 平成12年5月29日 5月24〜25日、東京で開催された全国校長会総会・研究協議会に参加してきました。文部大臣の挨拶,文部省の今後の日本の教育に対する方針・施策等の話や各地域の校長の実践報告等があり、大変充実したものでした。今後の本校の教育活動の発展に生かしていきたいと思っています。又、25日は会合の後の空き時間を利用して上野・国立西洋美術館でピカソの子供の絵を中心とした展覧会に行ってきました。愛くるしい子供の絵をみて心が和み、リフレッシュできました。
第20回 平成12年5月16日
玄関前の50周年記念庭園の石楠花(しゃくなげ)が、まっ赤な花をつけて咲き誇っています。一学期も早や来週5月22日(月)より中間考査になります。じっくりと勉強してほしいと願っています。

第19回 平成12年5月9日
授業公開のアンケートのお答えに「自分の子供のクラスだけでなく他のクラスも見学できるのでどの先生がどう云う教え方をしているのか良く分かりました。ただ実際にいつも静かに授業とうけているのかどうかギモン」というものがありました。静かなクラスもにぎやかなクラスもあったとは思いますが、わたしの印象ではどちらにしても生徒たちはいつもの吹田高校生でした。
授業公開当日は、天候にも恵まれ本校の保護者の方、中学校の先生方、中学校の保護者の方それに卒業生まで150人近い来校者を迎えることができました。今年は、まだ高校入試までには間があるにも関わらず思いのほか中学校の保護者の方の参加が多く、子供たちの進路への関心の高さが感じられました。アンケートによれば約90%の方が授業公開に好意的で、約80%の方が吹田高校に好印象を持ったとのことで、校長としてはホッとしています。もちろん、授業態度や清掃の徹底など、いくつか耳の痛いご意見もあり、その点は学校としてももっとしっかりしなければと考えています。

第18回 平成12年5月2日
今日の午後は補充授業で土曜日の3限の授業をしました。これは、第2、第4土曜日が休日となったために土曜日の授業時間数を確保する目的の変更です。平成14年度から完全週休2日制となりこのような時間割変更は必要なくなりますが、同時に大幅なカリキュラムの見直しがあり、高校の裁量にまかせられる部分が大幅に増えます。私たちもこの新カリキュラムをにらんで、新しい吹田高校の新しい姿を模索しています。

第17回 平成12年4月25日
グランドから野球部やサッカー部の新入部員の元気な声が聞こえてきます。桜も葉桜となり新緑が目に快い季節です。吹田高校で素晴らしい高校生活を送ってほしいと願いながら校長室で若者の声を聞いてきます。

第16回 平成12年4月20日
最新情報のページにもありますが、5月6日(土)は恒例の授業公開の日です。どなたでも3、4限の授業をすべて見ることができます。毎年保護者や中学校の関係者の方々が多数来校されますが、私たち教師にとっても互いの授業を見て自分の授業へのヒントを得たり、互いに助言し合う良い機会です。私もできる限りたくさんの授業を見てまわろうと思っています。

第15回 平成12年4月13日
新しい年度がスタートしました。4月10日の入学式に合わせて吹田高校50周年記念事業の一つである校門前と玄関前の庭園も完成しました。花水木、垂れ桜、しゃくなげ等の花々が本校にうるおいを与えてくれるでしょう。

第14回 平成12年2月22日
吹田高校の卒業式は全日制・定時制とも2月25日に挙行いたします。校長として卒業生への最後のメッセージとして何を話そうか考えています。未来に向かって大きく羽ばたいてほしいと願って話したいと思っています。

第13回 平成12年2月4日
3年生は学年末考査も終わり2月25日の卒業式を待つばかりという時期になりました。今は、卒業生にどんな話をしようかとあれこれ考えているところです。先日寒風の中、大阪城の梅園の横を通りますと早くもチラホラと梅が咲いていました。
今日は、立春です。

第12回 平成12年1月25日
大阪大学名誉教授の加地伸行先生の「日本人の生き方」と題する講演を聴きました。儒教とは何かというテーマを中心としてキリスト教、仏教等の宗教についての日本人の考え方について示唆に富んだ話でした。日頃はあまり考えない宗教について、じっくり思いを巡らしてみようと考えていますが、なかなか時間がとれないのが悩みです。

第11回 平成12年1月18日
雑誌「太陽」の2月号に安藤忠雄氏(建築家)の特集がありましたので早速購入しました。関西空港の埋め立て用の土砂を採った跡地に植栽し「淡路夢舞台」が3/18〜9/17まで淡路島で開催されます。安藤氏の活躍を少しでも生徒に伝えたいと思っていますが巨大すぎて私の表現力では仲々難しい。雑誌の素晴らしい建築を見てそんなことを考えています。

第10回 平成12年1月11日
年が明け2000年代がスタートしました。学校は本日(1/11)より3学期が始まります。始業式では生徒達に「まず自分の足元を固めよ、具体的にはしっかり勉強し、レポートを提出しやらねばならない事をきちんとやり、卒業、進級して欲しい」と、将棋の谷川浩二名人のエピソードを交えてはなしました。本年も何卒宜しくお願いします。

第9回 平成11年12月28日
早いもので今日(12/24)で2学期も終わりです。慣れ親しんだ1900年台から年が明けると2000年台になります。来るべき年が吹田高校にとっても皆さんにとってもよい年になりますように願っています。

第8回 平成11年12月3日
早いもので、12月(師走)に入りました。9日からは期末考査が始まります。生徒たちにはテストのための勉強だけでなくじっくり腰を落ち着けて取り組み”本当の学力”を欲しいと願っています。

第7回 平成11年11月24日
11月20日(土)はとても忙しく、かつ楽しい1日でした。 3限目の公開授業は私も全教室を少しづつ見学しました。「もっと授業を聞いていたい!」と後ろ髪を引かれる思いで教室を移動しました。 午後の中学生向けの模擬授業も、それぞれ工夫を凝らしたもので、吹田ケーブルテレビの放送が楽しみです。

第6回 平成11年11月18日
 東京で開催された全国普通科校長会に参加しました。研究協議の中で「開かれた学校づくりの現状と課題」が本校にとっても重要なテーマなので興味深く、参考になりました。 今後どんな形になるかわかりませんが「学校評議会制度」が今、国レベルで話題になっています。 吹高では11・20に授業公開を実施します。時間のある方は是非来校して下さい。

第5回 平成11年11月2日
 10月30日(土)午後、吹田高校創立50周年の記念誌に掲載される座談会がありました。吹高創設期の熱い思いを肌で感じ、現在校長として奉職している私にとって、身が引き締まる思いでした。

第4回 平成11年10月26日
 11月20日に実施する吹田高校の授業公開のポスターを本校の先生方がカラープリンタで作成しました。とても良くできていて本校の様子が巧みに表現できていると自賛しています。
 ただ、私の顔写真を赤い線で強調してあるのは少し恥ずかしい。これも時代の感覚かと思うことにしました。

第3回 平成11年10月19日
 大阪府高等学校定時制過程通信制の生徒秋季発表大会が大阪市立中央青少年センター(森ノ宮)で開催されました。 50歳より高齢の、定時制で学ぶ生徒さん達の向学心に燃える発表が印象的でした。


第2回 平成11年10月12日
 人間(生徒)はどうしたら成長するのか?教員になってからいつも考えることです。今朝もそんなことを考えながら校門をくぐるとグランドから野球部の生徒が大きな声で「おはようございます」と挨拶してくれた。私も「おはよう」と返す。季節はすっかり秋です。

第1回 平成11年10月5日
 今年の文化祭は台風18号が接近してきたので9月25日(土)の一日だけとなりました。開会式では「(1)楽しく(2)責任を持って(3)安全に」、閉会式では「(4)来年はユニークなアイディアを出して欲しい」と話しました。
 家庭科部が夏にボランティアに行った縁で、こばと保育園からは園児が20人ほど来校してくれました。 今後「吹田高校の文化祭はおもしろい」と地域の方々にも楽しみにしていただけるようなものにしたいと思っています。


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