学校案内ABOUT【校長あいさつ】

学校長あいさつ校長 吉村 烈


大正白稜高等学校は今、生まれたばかりの新しい総合学科の高等学校です。

「自分で未来に近づこう」本校のリーフレットにはそう書かれています。生徒一人一人と、私たち教職員が未来に近づいていく道筋(みちすじ)が、大正白稜高等学校が作っていきます。未来を創っていくうえで、本校が大切にし、生徒たちに身につけてほしいと考えていることが4つあります。私たちは、それを「白稜シップ」と名付けました。

HAKURYO SHIP.1「投げ出さずに考え抜く力」

一つ目は「投げ出さずに考え抜く力」です。どうしていいか、すぐにはわからないこと、頑張っているのに結果が出ないこと、そんなことに出会ったときにはどうすればいいでしょうか。そんな時、大事なことは、自分が投げ出さずに考え抜くことです。誰かの言うとおりに動いたり、誰かのせいにするのではなく、自分で考え抜く。それが自分を大切にすることにもつながるのだと思います。

HAKURYO SHIP.2「多くの人と協働すること」

二つ目は「多くの人と協働すること」です。「協働」というとなんだか難しいことのようですが、自分の知らないこと、うまくできないことに出会ったときに、「教えてください」「力を貸していただけませんか?」と言えること。また、ほかの人に「力を貸してほしい」と言われたときに、できることをすること。そして、それを通して、社会の一員として自分らしく生きていくこと。そういう力を身につけてほしいと私たちは考えています。

HAKURYO SHIP.3「変化を恐れずに一歩前へ踏み出すこと」

三つ目は「変化を恐れずに一歩前へ踏み出すこと」です。決められた道を歩んでいくことは、それほど難しいことではありません。一方、自分自身で道を作っていくことは難しいことです。しかし難しいこと、簡単ではないことに取り組み、本当にやりたいことを見つけ、自分のやれることを増やし、自分がやるべきことを深く考えることが、かけがえのないひとりひとりの人生を育てることになると確信しています。

HAKURYO SHIP.4「創りだすことを楽しむこと」

最後に「創りだすことを楽しむこと」です。高校生活の間に、「自分史上最高」「生まれてから今までで一番」の何かを成し遂げてください。自分の好きな分野で創作してみる、何かを企画してみるなど、これまでやったことのないことを「創り出す」ことはとても楽しいことだと思います。

4つの「白稜シップ」を身につけるための基礎科目として、本校では「リーディングスキル」という全く新しい科目を設定しました。本校の最大の特色であるこの科目を武器として、素敵な未来に近づき、夢をカタチにしていこう。


大阪府立大正白稜高等学校
校長 吉村 烈