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9 期生の思い出
自由・団結・燃焼・創造 (1981.4〜1984.3)
学年規模
12クラス 553人

卒業記念品
中庭噴水
ツゲ 1本

宿泊研修(野外活動)
昭和56年
7月9日〜10日
神鍋高原

修学旅行
昭和57年
10月20日(水)〜10月23日(土)
東京・仙台・作並温泉、松島、磐梯高原

担任一覧
学級1学年 担任
1 奥野 勝久
2 近田 宏志
3 中塚 公彦
4 北爪 道夫
5 辻   隆
6 南川 久子
7 西山 和子
8 古田 隆昭
9 夏嶋  晃
10 西村  章
11 西川 隆明
12 高村 義一
学級2学年 担任
1 奥野 勝久
2 西村  章
3 南川 久子
4 近田 宏志
5 古田 隆昭
6 西川 隆明
7 高村 義一
8 夏嶋  晃
9 北爪 道夫
10 下川 康治
11 辻   隆
12 西山 和子
学級3学年 担任
1 奥野 勝久
2 南川 久子
3 西村  章
4 辻   隆
5 下川 康治
6 西山 和子
7 近田 宏志
8 北爪 道夫
9 夏嶋  晃
10 古田 隆昭
11 高村 義一
12 河野 浩三
主任 安田 和夫

9期生の思い出<9期教員より>安田和夫

 9期生の担任団には個性的で熱心な先生が多かった。3年間の行事で場面場面で新しい試みが出来る雰囲気がありました。修学旅行もその一つです。それまでの修学旅行では1日の活動は、クラス単位が多かった。それをグループ班別で活動する形態をとった。折しも、東北新幹線が開通する年でもあったので、仙台と磐梯高原に決めた。仙台では中尊寺・鳴子・松島・山寺・蔵王のどの方面へ、グループで行き先を決める。交通機関や乗車時間もグループで調べて行動する。全員帰ってくるか心配したが、事故もなくホテルに帰ってきた。私は旅行社の事務所で連絡係としてどこへも行かず1日を過ごした。その日の夜は全員で演芸会を楽しみました。

 人権ホームルームの一環として、大阪朝鮮高級学校との交流会も始めての試みでした。学校側から「高等学校として認められていない所となぜ交流会するのか」という意見もあったが、当日体育館で、朝鮮高級学校からはよく練習された民族舞踊とコーラスが披露された。9期生からは、筝曲部の演奏と漫才でした。放課後生徒の有志と朝鮮高級学校の生徒と話し合いの会をもった。若者同士、うちとけて話がはずみ、別れを惜しんでいる姿をみて「やってよかった」と涙がでました。

 PTA活動も活発でした。学級委員さんを中心に学年集会を計画しました。保護者会の集まりは先生方の説明を聞くだけで帰ることが多かった。せっかく来られたのだから、一言でも何か話をして帰って下さいと、10人ほどのグループを作りそこに先生も入って、子どもの悩みや、よその子どもさんのようすを保護者の方が中心に話し合いをしました。卒業記念にPTAから、中庭の池にイタリア製の噴水を贈ってもらった。今では緑の中で噴水は生徒の心を癒しているだろう。その噴水も無くなると思うと涙が止まりません。


南高と私<9期生より>樋口正憲

 創立30周年記念誌への寄稿依頼を受け、あらためて高校時代のことを思い出してみましたが、私は9期生で卒業してはや18年、月日の速さには驚くばかりです。

 私と南高との出会いは、中学3年の夏。私はソフトテニスをやっており、試合会場で顧問の石井先生、安田先生にお会いしたのがはじまりでした。当時高南テニス部は公立の強豪校であり、そこでテニスをやりたくて高南へ行ったようなものでした。春休みから練習に参加し、入学式の日も練習、それこそ在学の3年間、テニスに始まりテニスに終わったといっていいほどテニス漬けの毎日でした。戦績はこれといったものは残せませんでしたが、そこで得たものは、何事にも全力を尽くすことと忍耐力で、これらは社会人となった今も大いに役立ってます。また忘れてならないのは3年間ともに頑張った仲間を生涯の友として得たことです。今では皆すっかり親父になりましたが、集えば昔話に花が咲くのはいうまでもありません。

 もうひとつ思い出深いのは、すばらしい先生方が多かったことです。英語の高村先生は、担任ではなかったものの非常にお世話になりました。特に予備校の1年間は精神的に支えていただきました。その後急逝されたのは非常に残念でなりません。1年の担任でした西村先生。先生自身非常に苦労して国語の先生になる夢を叶えられた方で、目標づけ、意識づけ、勉強の仕方、競争心というものを教えていただきました。熱血先生を地で行く先生で、1年生であった私は非常に影響を受けました。

 3年間というのはあっという間でしたが、本当に充実したものでした。その母校が今なくなろうとしていることは非常に寂しく、つらいことですが、卒業生であったことを誇りに思います。

 最後になりましたが、このような機会を与えていただきました記念誌委員会の皆様に御礼申し上げます。

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