高槻南高等学校、創立30年まことにおめでとうございます。
桜の花が咲き乱れていた昭和61年の春、私達14期生は高槻南高等学校に入学をしました。広い校舎、グランド、体育館、何もかもが今でも鮮明に覚えています。
当時の高槻南高校はサッカー部をはじめとしてスポーツがとても強くてほとんどのクラブが大阪で上位を占めていました。そして、生徒会活動も積極的に取り組み、生徒全員で学校を盛り上げていました。体育祭や文化祭、修学旅行などの行事もとても楽しかったです。このような素晴らしい、有意義な学校生活を遅れたのは、先生方一人一人が常に生徒を信じて、生徒と本気で向き合い、本気で叱り、本気で誉め、そして共に喜びを分かち合えたからです。私達生徒自身も高槻南高校の生徒として自覚と誇りをもって高校生活を送っていました。年に一度送られてくる会報を見て、お世話になった先生方や卒業生が今、何をされているのかを知ることができ、とても嬉しく思うと同時に、懐かしさで一杯になります。
ふと気づくと、私達14期生は今年で32歳になります。当時の友達とたまに会い酒を飲んで話をしていると、必ず高校時代の話が出てきます。冗談で「○○先生に電話してみようか。」という話になっても、「いや、それだけは絶対に無理。」というように、見た目は変わりつつあるが、気持ちは当時のままだと分かると何故かお互いに嬉しくなってきます。今でも、恐い先生は恐いままで心の中にいつづけているのです。そうすることで、私達の高校時代の思い出がいつまでも色褪せることなく残っていくのだと思います。今から更に10年、20年経っても同窓会で高槻南高校の思い出話ができることを強く願っております。
|