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平成15年 5月 2日

五月になり、急にさわやかな日が続くようになりました。中庭の木々に注ぐ日差しがまぶしく、木の葉一枚一枚が輝いています。 

 さて、校長通信第2号をお届けします。

 学校の方も、新学期が始まりほぼ3週間たち、生徒は学習に、部活動にそれぞれのペースができあがってきたのではないかと思います。学期はじめの校内の状況を報告させていただきます。

 最もうれしいのは、遅刻が大幅に減少していることです。各学年の担任団が始業前に廊下で遅刻指導にあたっている成果が出ているようです。校門にたって見ていると、始業時間の8時40分を過ぎて登校する生徒は、皆無ではありませんが、ほとんどみられません。遅刻の減少に伴い、欠席も減っているようです。ある先生からは、「やればできるんですね。」という感想をいただきました。生活のリズムができあがりつつあるのではないでしょうか。きっと勉強への集中度が高まっていることだと思います。

次に、学校の新しい取り組みを紹介します。少人数展開授業は、昨年は1年生の英語と2年生の数学で行ってきましたが、本年は2年生の英語と数学で行っています。3年生では、情報演習や総合情報で複数の教員が担当するチームティーティングを実施しています。特に、課題の制作内容を考慮して、どのクラスにもコンピュータの技術面に堪能な先生のほかに、地歴公民や国語・英語の先生にチームに加わってもらっています。また、この情報関係の授業には技術面のアシスタントとして、教員補助員にも加わってもらっています。

地域に開かれた学校づくりという点から、PTA研修部主催の公開講座を実施します。内容は書道と源氏物語購読です。どちらも毎月の最終土曜日の午後の予定です。案内は、生徒を通じて配布します。PTAでの参加希望を募った後に、地域の人々にも参加機会を開く予定です

生徒の悩み事や心配ごとの相談にのるハートケア・サポーターの先生が新しくなりました。現在、大学院で心理学を勉強中の女性です。月に2〜3回学校に来られて、様々な生徒の相談にのっていただきます。生徒諸君と年齢も近いので、教員とはまた違った視点からアドバイスをいただけることもあるのではないでしょうか。何かあれば積極的に相談を持ちかけください。なお毎回、「はあとけあ通信」を発行してくださっています。一度ご家庭でもご覧ください。

最後に部活動の報告を一つします。昨日はダンス部の中庭ライブが昼食時に行われました。それぞれのチームが創意工夫した内容を披露し、喝采を浴びていました。高槻市等の大会で優秀な成績を上げてくるだけのことはあるなと思いながら、見ていました。