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一方で、開校以来、知的障がいのある生徒の就労による社会参加に大きな実績を上げてきた本校の校長として大きな重責を担うという緊張感も強く感じております。
● 思い
大阪で初めての、知的障がいのある生徒の就労による社会的自立を目指した支援学校として、選抜を実施するという、これもまた大阪では新しいスタイルで、平成18年に開校したたまがわ高等支援学校は、初代の原田校長を中心に教職員の熱い情熱と努力により、0(ゼロ)からのスタートの中、多くの困難を乗り越え、基礎を固め、2代森校長と教職員に、その精神は引き継がれ、この5年間、自他共に認める、素晴らしい成果を挙げてきました。
この、たまがわ高等支援学校の成果は、たまがわ高等支援学校に在籍する生徒の夢と希望の実現にととどまらず、今後、4地域で開校する支援教育に携わる人々の念願であった新校開校と、その新校に新たな高等支援学校を併設するプランや、全ての知的障がい支援学校に職業コースを設置するという教育委員会の方針にも、大きく影響を与えるものとなりました。
私は、新たな高等支援学校や職業コースの設置について、これまで後期中等教育のステージで、障がい種別でしか学校を選択できなかった全ての障がいのある生徒たちに、高等学校はもとより、自立支援校や共生推進教室も含め、より多様な選択肢を提供することを目指していると考えています。重度は?軽度は?というような問題ではなく、全てのフィールドにおいて、支援学校の教職員は全ての幼児・児童・生徒一人ひとりの夢と希望の実現に全力を尽くしています。
しかしながら、昨今の社会情勢や今回の震災の影響は、今後のたまがわ高等支援学校のシステムの維持に多くの課題を投げかけています。障がい者理解や障がい者施策における社会の変化や大阪で初めての学校という追い風は、もはや期待できない状況です。
しかし、夢と希望を抱いて、本校を目指してやってきた生徒たちを目の前にして、立ち止まったり後退することは許されません。
たまがわ高等支援学校の教員はこの教育のプロです。私は、経営者であり責任者として、私が出来る、私がしなければならない仕事として、同じ夢を持つ、生徒のみなさんとこのプロの教員の支援をいたします。役割分担と責任の所在を明確にし、チームとしての学校力を高めたいと思っています。5年を経て、マイナーチェンジや場合によってはフルチェンジをしなければならないシステムや組織があるのではないでしょうか?大いに意見の交換をし論議し、次の5年を見据えたたまがわ高等支援学校を生徒・保護者のみなさんや教職員とともに構築したいと思っています。
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