SSH・GLニュース 2019

 
 ■ 近畿サイエンスデイ 令和2年2月15日(土)

 2月15日(土)に梅田スカイビルのスカイルームで近畿サイエンスデイを開催しました。
本イベントはSSH全国大会での入賞を目指して近畿1府5県のSSH指定校の生徒たちが口頭発表を通して研究交流を行うイベントで、今年で7回目になります。今年度は本校に加えて、三重県立松阪高校、兵庫県立神戸高校、福井県立藤島高校、滋賀県立膳所高校、石川県立金沢泉ヶ丘高校が参加しました。
本校は「理想的な水の冷却曲線の再現」というタイトルでお湯の方が水よりも速く凍るという不可思議な現象である「ムペンバ現象」に関連する内容の発表をしました。専門家の先生方から発表1つ1つにアドバイスをいただき、生徒同士の議論も休憩時間の間も途切れることなく行われ、生徒たちはたくさんの刺激を受けている様子でした。

 三重県立松阪高等学校  ダンゴムシの記憶
 兵庫県立神戸高等学校  音による植物の伸長のメカニズムを探る
 福井県立藤島高等学校  Peg Solitaire ペグ・ソリティア
 滋賀県立膳所高等学校  オイラー線の共点性~円内接四角形の対角線による三角形のオイラー線の交点~ 
 石川県立金沢泉ヶ丘高等学校   ミネラルウォーターでムペンバ現象を引き起こす
 大阪府立天王寺高等学校  理想的な水の冷却曲線の再現

 

 
 ■ 韓国 慶南女子高校との交流 令和2年1月31日(金)

 1月31日(金)、韓国 慶南女子高校より先生6名、生徒14名の総勢20名のみなさんが来校しました。2限目に1年2組の生徒とのプレゼンテーション交流を行いました。まずは慶南女子高校からの発表‘Establishing Yellow Stick in the Children Protective Zone by Using Arduino’。本校からは、創知Ⅰの授業内でサイエンスイングリッシュとして取り組んできたプレゼンを、ポスターセッション形式で実施しました。英語での質疑応答も含め、お互いの知識、見聞を広める有意義な機会となりました。3限目には1年5組の英語表現の授業に参加し、文化的な交流を行いました。短い時間での交流でしたが、密度の濃い時間を過ごすことができました。今後、両校の関係が更に深まっていくことを期待しています。

 

 
 

 
 ■ サイエンスイングリッシュ 令和2年1月14日(火)~20日(月)

 1年生(74期)によるサイエンスイングリッシュの発表会を行いました。SSHとしての学校設定教科である創知Ⅰで毎年行っているこの行事、昨年度までの口頭発表からポスター発表に変更し、来年度から始まる課題研究により近い形にしました。また、創知と英語表現の授業を使い、各クラス2回ずつの発表を行うことで、英語で伝える機会を増やしました。
 最初は緊張した様子でしたが、回を重ねるごとに英語で話すことのハードルが下がり、最後の方では「伝えたい!質問したい!」という姿勢が見られ、発表時間がオーバーしても英語での質疑応答が続いていました。
 英語はコミュニケーションのツール、「語りたい!伝えたい!」という思いがあれば、こんなにも良い表情で自信に満ち溢れた発表をすることができることに気づかされました。調べたことをただ述べるのではなく、調べる中で出てくる自分たちの思考や主張をもつことが発表の活性化につながると思います。このプロセスを忘れずに、来年度から始まる課題研究に取り組んでほしいです。


 
 ■ 「努力が報われた...」-第63回 日本学生科学賞に、天高生が入選

 日本学生科学賞は、1957年(昭和32)年に創設された、日本で最も伝統のある中学・高校生のための科学自由研究コンテストです(読売新聞社主催、旭化成協賛)。昨年12月に最終審査がおこなわれ、本校生の研究「不燃木材の作成」が入選3等に選ばれました。(1月7日付読売新聞でも紹介されました。)以下は、生徒たちの喜びの声です。

聞き手:おめでとうございます。課題研究の授業や化学研究部での活動でこの研究を始められたと、お聞きしました。つまり2年間にわたって探求されてきたんですね。きっかけは何だったんですか。

生徒:どんなテーマにしようか、考えていたとき、大阪北部地震(2018年6月)がおこり、建物火災による被害を目の当たりにしました。それで不燃木材に決めたんです。

聞き手:研究中のエピソードを何か...。

生徒:最初は知識もゼロ、実験器具の使い方もわからなかったので、先行研究の論文をむさぼるように読みました。実験は、昼休みも放課後も使ってやりましたが、思い通りの結果が出ないときが一番テンションがあがりました。

聞き手:普通なら残念に思うのでは?

生徒:そうなんですが、失敗の原因を考察して、別のアプローチを考えること自体が楽しくて。一つのプロセスが駄目だとわかると、もう一つ別のプロセスを実験する。ドンドン実験を繰り返して探求していく中で『これが醍醐味!』って、感じました。対照実験をして、どの手順が違っていたのかをしらみつぶしに探して、『見つけた!』と思ったときが一番気持ち良かった。

聞き手:一番苦労したことは?

生徒:木材の実験は準備に時間がかかるので、まず非加工紙である濾紙を使って実験したんですが、濾紙を薬剤に付けることで、紙としての有用性が失われてしまったことかな。

生徒:私は、木材がなかなか乾かなかったことです。また木材が白くなったのも。乾燥させているときに過剰量の水酸化ナトリウムが出てきて、『これ建物の内部にしか使えないよ..』ってなりました。

聞き手:将来については、何か夢をお持ちですか。

生徒:私は研究職に就いて、実用的で新しい分野を開拓していきたいと思っています。

生徒:私も。研究を通して知的好奇心を満たしくれる化学が好きです。薬学に関わる研究をしたいなと考えています。いずれはノーベル賞を(笑)。

聞き手:指導された先生から、「この研究はたくさんの生徒が関わって形になった、生徒たちは苦労しながらもたくさん工夫して頑張った。」とお聞きしています。研究を引き継ぐ後輩のかたたちがさらに発展させていかれるといいですね。今日はありがとうございました。


 ■ Joshikai in Fukushima 2019年8月2日(金)~3日(土)

 8月の2日から3日にかけて、「国際メンタリングワークショップ Joshikai in Fukushima」に参加しました。これは、今日、理工系分野において女性の活躍が低調であることを受け、理系の女子中高生を対象とし、国内外の理工系女性研究者の方々などとの交流を通して、福島第一原子力発電所の廃炉・科学・工学への興味・関心を高め、将来の理工学系進学について考えるというイベントです。私たちは二日間に渡り、グループに分かれて、メンターの方々・様々な地域から訪れた生徒とともにワークライフバランスや女性のキャリア、未来の理工学分野について質問をしたり、議論をしたり、考えを深めたりしました。日本国内からはJAXA、株式会社ドワンゴ、経済産業省など様々なところで活躍していらっしゃるメンターの方々の貴重なお話を伺うこともできました。また、海外からいらっしゃったメンターの方からは、”Be more confident “ “You can do it” ”Expose yourself”など、大切なのは謙虚になりすぎることなく自分に自信を持つこと、自分から積極的に将来の夢とそれを実現するための方法を見つけるために行動することが大切である、といったメッセージをいただきました。そして、アメリカ合衆国テキサスからも理工系を志望する生徒が参加しており、彼らの話から大きな刺激を受けました。また、英語でコミュニケーションをとることで互いの学生生活の違いについて知り会話を楽しむことができました。今回のイベントは、様々な人々と価値観を共有し、自分の将来について深く考えるきっかけになりました。この経験を進路選択に生かし、そして学んだことを今後の人生の糧としていきたいです。


 
 ■ 模擬裁判 令和元年5月12日(日) 
 
 第13回高校生模擬裁判選手権関西大会予選に参加しました。
当日は奈良弁護士会館にて刑事模擬裁判のDVDを見た後、起訴状や提出された資料(写真など)をもとに反対尋問を検討し、実際に検察官の立場として反対尋問を行いました。
結果は残念ながら予選敗退でしたが、裁判の流れとともに、裁判の意義なども学ぶことができました。

 
 

 ■ インジーニアスフェスティバル  平成31年4月23日(火) 

 4月23日(火)インジーニアスフェスティバル(研究部合同発表会)が研究部の運営で行われました。
本校の6つの研究部である「社会研究部」「情報研究部」「数学研究部」「物理研究部」「生物研究部」「化学研究部」が昨年1年間の成果を発表しました。
研究している分野が違う生徒たちが互いの発表に対して活発に意見交換をしている様子や、会が終了した後に各研究部の代表が集まり会のふり返りと改善点を議論している様子が印象的でした。
1 社会研究部 「令和の大合併の予想」 谷所、安川  司会:竹川
     濵口
2 情報研究部 「素因数分解ツールの作成」 脇川
3 数学研究部 「ポッキーから始める数学」 高野
4 物理研究部 「水中における物体の終端速度について」 福地、長尾
5 生物研究部 「生物研究部の部活動紹介」
「天王寺高等学校の植物相調査」
濵口
小林
6 化学研究部 「ムペンバ効果の法則性と原因の追及」
「金属樹生成時の電流と形状の関係についての研究」
「振動反応の周期と還元剤の発見」
竹川
山口、角村、奥本
岡、津野、松阪


 ■ 台北市立第一女子高級中学との交流 姉妹校提携調印式  平成31年4月22日(月)

 4月22日(月)、台湾の台北市立第一女子高級中学から、教員3名・生徒36名の合計39名が来校し、交流を行いました。2年生への授業参加、体育館での姉妹校提携調印式、そして、午後からの校外ツアーと、短い時間ではありましたが、中身の濃い交流を行うことができました。調印式では、姉妹校提携のセレモニーとして、お互いの学校紹介や、歌・ダンスなどのパフォーマンスを披露し合いました。午後は、本校の有志生徒と台北の生徒がグループに分かれ、大阪市内の観光に出掛けました。以下生徒の感想です。

僕たちのグループはまず、あべのハルカスの展望台にのぼり、大阪の景色を眺めた。当日は少し雲が多く、遠くの関西空港などは見えづらかった。その後、難波に向かい、プリクラで写真を撮ったり、大阪名物のたこ焼きを食べたりした。最初は、お互いに緊張していたが、その緊張も時間が経つにつれて少しずつなくなり、最後には会話が絶えないまでになっていた。今回の市内観光は時間が短かったため、充分に台北第一女子の生徒を「おもてなし」できなかったかもしれない。けれど、このような機会はこれからもたくさんあると思うので、もしまたそのような機会があれば、是非参加したいと思う。そして、台北第一女子の生徒との交流をこれからも深めていきたい。

今回の交流をきっかけに、両校の関係が更に深まっていくことを期待しています。関わって下さったすべての方々に感謝申し上げます。
担当:濱口 真大朗(GL)

生物の授業に参加 化学の授業に参加 体育の授業に参加
校長挨拶 台北市立第一女子高級中学
校長挨拶
姉妹校提携調印式
天王寺高校 学校紹介 台北市立第一女子高級中学 学校紹介
パフォーマンス 吹奏楽部 剣道部 音楽部・有志
パフォーマンス ダンス
校外ツアーへ出発 あべのハルカスへ 交流風景
体育館で集合写真
お別れ前の全体写真

 ■ 課題研究 分野別研究 73期2年

  平成31年4月18日(木)6限、73期第2学年全員が物理・化学・生物・数学・文献研究・データサイエンス・スポーツデータ・システム研究とそれぞれが希望した分野に分かれて、分野別研究の初回が行われました。グループ分け、テーマ設定の準備と各自が真剣に取り組んでいました。


 ■ SSH台湾研修の発表練習風景 平成31年4月15日(月)~17日(水)

 昨年度SSH台湾研修に参加した生徒たちが、4月18日(木)に行われる、海外派遣報告会の発表練習をしました。自分たちがSSH台湾研修で経験したことを報告し、ぜひ1年生には積極的に参加してもらいたいという強い気持ちをもって、練習に励んでいました。


 ■ 課題研究 ガイダンス 73期2年


 平成31年4月11日(木)6限、春期休業中に各自考えてきた研究計画がどの分野であれば実現可能かを見極め、希望分野の集計を行いました。分野はシステム研究、文献研究、データサイエンス、理科実験の4分野です。創知のメインである課題研究を成功させるためにはグループ内で綿密な計画が必要です。今後は1グループ4人程度のグループ分け、詳細な研究計画の立案に進んでいきます。