さまざまな取り組み
2011年10月5日(水)
「ライブ〜輝く命」の授業報告(8月の追加と9月)

(1)聖バルナバ病院の「思春期教室」へ参加しました。

「ライブ〜輝く命」は「生・病・老・死」を1年間のテーマとして扱い、様々な切り口での「命の授業」「人権学習」をおこなっています。1学期の「生」の授業のまとめとして、毎年7月に2年生をが、8月に3年生が、聖バルナバ病院の「思春期教室」へ参加しています。新生児との出会い、助産師の方からの講義(男女の性、受精、出産、性病、HIVなど)、出産のDVDと音声、妊婦体験や本物の「胎盤」に触れるなどの体験学習が主な内容です。毎年「思春期教室」へ参加することで、生徒たちは、あらためて「今生きていることの奇跡」に驚き、保護者をはじめ周りの人たちへの感謝を忘れず、自分の命を精一杯生きていくことを決意しています。

(2)車いす実習とアイマスク体験をおこないました。

高津ライフケア専門学校から、教員の宮本まやさんをお迎えして、車いす実習とアイマスク体験をこないました。小・中学校の時に体験した生徒はいますが、介護の専門の先生の指導のもとで高校生になって車いす実習やアイマスク体験をおこなうと、生徒たちにはまた新しい発見があり、障がいがある人たちへ寄り添う気持ちが、一層もつことが出来るようになります。来年度は、夏休みの聖バルナバ病院への「思春期教室」と組み合わせて、高津ライフケア専門学校へ出かけて実習させていただこうかと考えています。

2011年8月5日(金)
2011年度「ライブ〜輝く命」の6月以降の授業報告

 (1)6月最初、箕面市立病院の小児病棟の主任看護師の杉本糸美さんをお招き し、看護師になったきっかけ、看護師の仕事のやりがい、しんどさ、1日の仕事の様子、感動した話、初めて死に直面した時のことなどを、担当の杉本がインタビュー形式で聞き取り学習をしました。また、聴診器で自分の心臓の音、隣の子の心臓の音を聞くワークもおこないました。看護系に進学したい生徒も多くいるこの授業ならではの内容で、進路決定の参考になったことが、生徒たちが書いた「お礼の手紙」から読み取ることができます。現役の看護師さんからの話なので、リアルな様子を聞き取ることができました。

 (2)6月末に、千里金蘭大学児童学科の准教授斎藤冨由起先生による出前授業をおこないました。斎藤先生は臨床心理士であり、学校カウンセラーもしていらっしゃる方です。その軽妙な口調は、生徒たちを爆笑の渦に巻き込みましたが、お話の内容はいじめにあった子どもの心理状態など、とても深刻な内容でした。また、隣の生徒と組になってのコミュニケーションゲームなどのワークショップで、生徒たちは楽しみながらも、コミュニケーションをとることの大切さを、身を持って感じとることができました。心理学に興味をもつ生徒も増えたようです。

 (3)期末テスト後の授業日の放課後の7月11日(月)に、13:30〜夏季特別授業を組みました。
 福岡県からNGO「ソルト・パヤタス」の小川恵美子さんと、関西学院大学のボランティアサークルの学生4名が講師として来校しました。「ソルト・パヤタス」は、フィリピンの「パヤタス地区」のごみ山で暮らす子どもたちと女性達を支援している団体で、その活動を支援しているのが関西学院大学のボランティアサークルの方です。パワーポイントを使って、写真と映像とワークショップという授業を展開していただきました。「ライブ〜輝く命」を受講している2・3年生全員と「世界の子どもとピースサークル」のメンバーと数人の教師が参加していましたが、楽しく、かつ真剣に、ごみ山で生きるスカベンジャーの実情を学習し、「今大阪にいる高校生に何が出来るか」を考えるとても刺激的な授業となったことが、生徒が書いた「お礼の手紙」から読み取ることができます。

2011年6月10日(金)
「ライブ〜輝く命」2011年度の授業報告

 今年も2年生1講座、3年生1講座で授業が開始されました。「生・病・老・死」というテーマで、人間の一生をいろんな切り口から考えていく豊島高校独自の「命の授業」です。
 保育・幼稚園教諭、看護・医療、心理、養護教諭、教員などを希望する生徒が選択する自由選択科目として開講して3年目を迎えました。多くの外部講師をお呼びし、実習や体験学習もおこなう授業です。
 今回は5歳の時に、阪神淡路大震災で被災した経験をもつ尾道大学に通学する現役大学生(3回生)の平藤文乃さんを講師に迎えたことを報告します。
 担当の杉本先生が平藤さんにインタビューするという形式で「聞き取り学習」をしました。被災した瞬間のこと、その日のこと、その後のこと、小学校・中学校・高校時代のこと、現在のことなど、生徒から事前に聞いた質問事項も含めて聞き取りをしました。まだまだ被災した体験に悩みながらも、前向きに生きている平藤さんから、様々なことを生徒達は学びました。生徒達は想像し、平藤さんに寄り添おうとする姿が「お礼の手紙」から読み取れます。生徒達の「生き方探し」に大きな影響を与えた授業となりました。     

 2011年1学期以降を公開しています。

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