■ 学校長より  


校長室だより   1月号
12月の終わりに本校でおそらく初めてとなる校内英語スピーチコンテストが開かれました。英語科クラスでの練習と予選があり、25名の代表生徒のみなさんが、地球温暖化や学校の校則、英語を公用語とする是非、子どものころからの夢などについてそれぞれの思いと意見を英語で発表してくれました。

参加の主体となった2年生は、2ヶ月前の10月に台湾へ修学旅行に参加して、ほとんどの生徒にとって初めての外国体験をしました。修学旅行の3日目には台湾の国立桃園高級中学校を訪問して、午前10時から午後4時までの交流活動を行いました。台湾の高校生のみなさんと話をするときに英語を使うことになりましたが、そのときの経験と刺激が英語会話を身に着ける意欲に強く結びついたようです。

コンテストでは手振り、身振りを交えて話をしてくれた生徒もいましたが、とても緊張してしまった生徒もいました。これらの経験がこれからの学習の出発点になるものと思います。

うまく話したい、でも間違ったら恥ずかしいという気持ちは誰にもあると思います。会話というのは間違っても大丈夫です。しっかりと声を出し、話す相手を見ながら、何かを伝えようとする気持ち、意志があれば必ず伝わります。「継続は力なり」です。毎日少しずつの積み重ねがあれば、気がつかないうちに自分の力に成って行くものです。

文部科学省にはJETプログラム「語学指導等を行う外国青年招致事業」(Japan Exchange and Teaching Programme)があり、20年余り続けられています。現在38カ国から4682名の青年が英語を主体とした語学指導に来日し、全国の小中学校、高等学校にALT(外国語指導助手)として派遣されています。

本校へは1年半前の夏にニュージーランドから来日したソル・ファーガス氏が英語科と一緒になって指導に当たってくれています。1年生の英語の少人数展開授業で指導に当たるだけでなく、昼休みや放課後などの学校生活のなかで自然に英語を使う機会を生徒たちに作ってくれています。

その熱心な指導が英語科の先生たちと一体になって、今年度の一学期から校内スピーチコンテストの機運を作り出し、初めての開催に結びついたわけであります。

 今回のコンテストには他校から3名のALTの友情応援があり、審査員を務めてくれました。生徒たちにとっては、いつもと違うNative Speakerと接することができていい機会になったと思います。PTAの皆さんにも呼びかけて、発表を聞いてもらうことができました。

 このあと1月末に豊中市で開催されるスピーチコンテストへ代表者が参加することになり、さらに練習を重ねているところです。

 英語をはじめ外国語の会話は、最初から好きな人もあるでしょうが、多くは何かのきっかけで必要に迫られて始めることが多いと思います。幼少のころから始めることが必ずしも必要であるとは思いません。必要に迫られたときに、どれだけ粘り強く、繰り返し、繰り返し練習を続けて自分の力にして行くことが大切です。 古人曰く「継続は力なり」と。

 
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