大阪府立槻の木高等学校
Osaka Prefectural Tsukinoki Senior High School
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進路選択のサポート
【科目選択ガイダンス】
槻の木高校の特徴である選択科目を、自分の進路実現にしっかりと利用するためには、選択の仕組みや各科目の特徴を理解する必要があります。ほとんど選ぶ必要がなければ、与えられた科目をみんなと同じように学習すればよいので、考える必要がありません。しかし、選ぶ必要がある場合は、選択の根拠が重要になります。自分の進路希望を明確にし、実現のためにはどの科目が必要なのか、そのアドバイスをするために、科目選択のガイダンスを実施しています。まず、1年の5月から6月にかけては、3年間で学べるすべての科目内容を冊子にしたガイダンスブックを利用し、選択の仕組みを学びながら、2年で学ぶ科目を考えます。10月から11月にかけては、2年で学ぶ科目を決定し、それに連動している3年の科目も考えます。担任の先生はもちろん、槻の木独自の組織である学習指導室の先生にも相談し、決定します。ここでは、自分の進路希望の決定に積極的でなければなりません。受け身的に待っているだけでは何も決まらないという厳しさがあります。もちろん、その厳しさを教えるところからガイダンスは始まりますので、放置されるのでは、という心配はいりません。前向きの姿勢を持って信頼してガイダンスを受けてもらえれば、大丈夫です。


【高大連携】
大学の授業に参加し、大学からその講座の修了が認められると、槻の木の授業と同じように単位を認めています。単位認定が目的ではなく、大学の授業を体験し、将来の学びの意欲向上につなげることが目的になっています。参加した生徒は、そのままその大学を志望校にする場合もあれば、同じ分野の他の大学をめざしたり、まったく異なる分野に進んだりします。進路決定の一つのきっかけにしているようです。単位を認める協定を結んでいるのは、大阪大学、大阪府立大学、そして関西大学です。他に、単位認定は出来ませんが、龍谷大学や同志社大学、立命館大学などの講座も紹介し、大学を知ることを薦めています。また、大学生を槻の木のスタッフとして迎えるインターンシップや、協定を結んだ大学の教育実習生を受け入れるなど、大学との連携を積極的に進めています。


【技能審査の成果の単位認定】
いわゆる英検や漢検の資格取得を目的に自分で計画的に学習し、所定の級に合格すると、その資格によって決まっている科目の増加分の単位として認定するというシステムをとっています。たとえば、実用英語検定準2級を取得すると、1年で学ぶ英語Tの1単位分として認めます。もちろん、卒業に必要な単位に含められますが、普通に槻の木で学んでいる人は、3年の終わりまでに卒業に必要な単位をはるかに越える 単位数を取りますから、それを目的に検定を受ける人はまずいません。自分の力を伸ばすため、挑戦することで学習への意欲を高めるため、などを目的にしているようです。従って、学校のルールでは、あらかじめ資格取得の計画を提出し、自分が挑戦することを登録しておかなければなりません。以前に取得していたから、というものを認める制度ではないのです。


【大学見学会】
入学する人のほとんどは大学進学を考えています。しかし、大学のことを知っているかとなると、なかなか難しいようです。高校からは指定校で大学へ行けばいいと思ってる人もいます。それは大きな誤りであり、かなり自由な大学選択ができる今、大学をよく知った上で選ぶ必要があります。入試は確かにあなたを選びますが、その前にあなたが受験する大学を選ぶのです。そのような大学を研究するきっかけにするため、1年では全員で1つの大学に行き、その大学のガイダンスを受けながら、一般的な大学のイメージを持ってもらうようにしています。今までに、神戸大学、大阪大学、関西大学など、総合大学を見学してきました。
2年では、夏休みを利用して、自分が興味を持った大学のオープンキャンパスに参加し、そのレポートを夏休みの課題にしています。2年の秋には、志望校の受験を意識した3年での選択科目を決定し、冬には進路の分野に分かれた説明会参加し、2年から3年の春休みには、志望校のオープンキャンパスに参加をする、という流れを槻の木では作っていますが、大学見学会はそのスタートにあたります。
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